キリスト曰く、「羊が穴に落ちたら、すぐに引き上げてやるものだ」。
救済が優先する。
なぜ失敗したか、なぜ問題をおこしたか、なぜ判断を間違ったか、そういうことを責めてはならない。 とにかく救済が最優先です。
日本経済も、なぜ、こうなったかを議論するより、とにかく立て直しを優先させることです。 超円高も、その原因を議論するより、とにかく円/ドルを適正な水準に戻すことです。 財政赤字も同じ。
日銀のように、あれこれ理屈を上げる前に、さまざまな措置を講じてみることです。
ただし、全く知識不足、勉強不足、才能不足、専門家からの助けもなく、大声を張り上げて 「決めきる政治、決めきる政治」と、野田のように声高に叫ぶだけではかえって混乱が倍加する。
良しにせよ、悪しきにせよ、自民党には専門家が多い。 阿倍内閣には専門的な支援グループもある。 これが、民主党との大きな違いだ。
鳩山由紀夫もほとんど専門家のサポートがなく、菅直人は専門家をどなりつけ、野田は知ったかぶりをするだけだった。
政権再交代、阿倍内閣でやっと基本的なレベルに戻ったことになる。 それでも、年金を粗末に扱っていた自民党を罰する必要があった。 2009年の政権交代は必要だった。 有権者は正しかったと考えるべきでしょう。
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霞が関と東京タワー