2012年12月26日水曜日

「栄華の頂点のソロモン王よりも、あの何もしない百合のほうが優雅である」、あくせくするな


キリスト曰く、「栄華の頂点のソロモン王よりも、あの何もしない百合のほうが優雅である」。

あくせくするな、というのが宗教の教えです。

少しでも稼ごうと思って、あくせくする。

少しでも成績を上げようとして、あくせくする。

少しでも好かれようとして、あくせくする。

そういう真似はするな、というのが、ブッダやキリストの教えです。



どんなに、あくせくしても、身長は変わらない。 そんな身近なこともできないのだから、それ以上のむつかしいことは悩むな、というのが教えです。

あくせくして、あせれば、必ず何かを犠牲にする。 身近な弱者を犠牲にする。 不幸な人間をかえりみない。 周囲に問題を発生させれるだけです、不確かな成果を求めて・・・


安倍晋三も1年前は誰も、総理に復活するとは思わなかった。 しかし、そういう運命にあれば、そういうめぐりあわせになる。 本人の努力や、苦労を超えた結果になる。 神のみぞ知る運命です。

そして、その運命の中に神意を見出し、神の認める意義ある人生を生きることが人間の務めなのです。 この世的な成功の尺度で判断してはならない。

自然の中に生えている百合は、何も努力しないのに、最高の王様よりも優雅な姿を神から与えられている。 これが、神の意思です。


********************


2012年12月、国会議事堂前公園