日本史の中で誰が注目されているか、次のようなデータがある。
1位 織田信長
2位 徳川家康
3位 坂本龍馬
4位 豊臣秀吉
5位 聖徳太子
2位 徳川家康
3位 坂本龍馬
4位 豊臣秀吉
5位 聖徳太子
http://blog.livedoor.jp/jouhoubanngumi-ranking/archives/24030.html
戦国時代の終焉と徳川幕府の始まり、及び、明治維新が日本の大きな転換点だったことは一般人でも理解している。実際、日本人の精神性や世界観に決定的な影響をもたらした人物が選ばれるべきであり、また、単に表面的な社会の変化を象徴しているだけではなく、世界の中の日本の立場の変化も表す人物でもあるべきだ。
そうすると以下のように考えるのが正しい。(順位なし)
1 卑弥呼
2 聖徳太子
3 織田信長
4 徳川家康
5 坂本龍馬
2 聖徳太子
3 織田信長
4 徳川家康
5 坂本龍馬
卑弥呼は古代日本を象徴し、しかも、大和朝廷(神道)の先駆けとなった人物であり、聖徳太子は法隆寺に象徴されるような仏教文化の開始と隋帝国との外交を象徴し、織田信長は世界に伝道されるキリスト教・西洋文化(鉄砲)との遭遇を象徴し、徳川家康はキリスト教忌避の鎖国政策をとる徳川幕府の創設者であり、坂本龍馬は明治維新を実現した薩摩・長州の同盟を実現させ、近代化に関わる多くの人物に大きな影響を与えた人物だ。
明治以降では、伊藤博文、東条英機、昭和天皇、吉田茂、田中角栄などが時代精神を代表する人物としてあげられる。しかし、何と言っても日本史上最大の影響力をもったのはマッカーサー元帥だ。日本を初めて支配した外国人であり、アメリカ・キリスト教をベースとした日本国憲法の計画者であり、日本人の思想に最大の影響力をもたらした。世界的には、日本にユダヤ・キリスト教の影響が及ぶことが歴史の流れの最大の目標であったと考えるべき。このような歴史観こそ、正しい歴史観だ。