2024年5月10日金曜日

物質文明の進歩が今世紀の危機につながる・・・霊性を高めよ!

 

世界は、今世紀に大きな危機を迎える。

物質文明が発展し、人々が物欲に支配され、経済的価値を重んじ、技術と科学の発展に伴う物質的な利便性、快適性、快楽、快感を求めるようになり、神様に対する尊敬、敬神の念を忘れたために、神様が人類を見捨てる危機が迫って来たというのが、現在の世界の状況です。

具体的には、民主主義国(欧米・日本など)と専制主義国家(中国・ロシア・イランなど)の対立が激化し、第三次世界大戦が現実のものとなっていること。その表れがウクライナ戦争とガザ戦争です。また、米中対立もこの流れの中にある。

さらに、異常気象の拡大が続き、世界の食料事情などの不安定化が予想される。また、中国発のコロナのような新たな感染症の出現も予想される。

また、AIの開発・普及により、一般人が社会システムに脅威を及ぼすような力を得る可能性があり、犯罪やテロに使われれば、一国だけでなく、国際的にも大きな脅威となる。

しかし、人々は物質的な幸福を求めて、物質文明をさらに推進しようとし、迫り来る危機への対策は等閑になっている。今世紀の技術・科学による物質文明の頂点で、人類は防ぐことのできない危機を迎える。その前触れが、ウクライナ戦争、ガザ戦争、アメリカの分裂、米中対立、ロシアとNATOの摩擦、異常気象などです。

世界が亡んでも、自分の幸福が守られれば良いと考える人間ばかりになれば、世界は亡んでしまう。今の世界はそのような状況に近づいている。

今世紀の危機を乗り越えて人類が生き残るには、物質文明から精神文明への転換を果たす必要がある。この世での幸福を約束する物質文明を追求するのではなく、この世の向こうにある霊界での幸福を求めるようになるべきです。

そもそも、この世、つまり物質世界は霊界から生まれたのです。信仰心のない科学者には到達できない霊界のエネルギーがこの世を生み、人間は死後、その精神は物質界を去って霊界に帰るという真実を人々が認め、霊界の創造主でもある唯一の神様の教えに従ってこの世で生きるようになれば、神様が今世紀中の人類の滅亡は防いでくれると考えるべきです。

霊界には神様の下に多くの天使や聖霊がおり、霊的な人間と結びつくこともある。そこから、さまざまな宗教が生まれているが、そのような聖霊の上に唯一の絶対神がいると考えるのが正しいのです。

このような真理の普及を妨げようとするのが悪魔です。物欲に駆られた人間は悪魔の支配を受けやすい。幸福の鍵となるカネのためなら、悪魔に魂を売ろうとするのが普通の人間です。こういう人間ばかりになれば、社会は混乱し、世界は不安定化する。これが、今の世界の状況なのです。特に、欧米のキリスト教が物欲に駆られた人々への影響力を失い、欧米主導の物質文明が腐敗・堕落し、それにロシアや中国の専制国家が挑戦するというのが世界の流れです。キリスト教の精神から生まれた民主主義は、専制主義に勝ってロシアや中国を民主主義化しようとするが、欧米の中でも腐敗・堕落が進行している。

この予測される第三次世界大戦には、日本も巻き込まれる。しかし、現在の物質文明が神様の教えに反したものだという考えのもとに、第三次世界大戦の後には、物質文明ではなく、より霊的で精神的な文明を打ち立てる準備をしておくべきです。

人間は、死後もその魂(心)は、霊界で生き続けることを認め、この世での物質的な幸福の追求よりも、霊界での幸福を求めるようにならなければならない。これが、イエス・キリストの本当の教えなのです。

人は死後、無になるのではなく、その魂(心)は霊界で生き続ける。霊界の創造主は神様であり、神様は霊界からこの物質界も作ったことを理解し、人は物欲を捨てて霊的な真理を求めることで、悪魔の影響を脱し、人類滅亡から救われるのです・・・