2024年10月7日月曜日

平和を求める心が平和を作る!!

 

脳波がシータ(θ)波になると超能力が出ると言う説がある。

(脳波はその周波数により α 波(8〜13 Hz),β 波 (14〜30 Hz),θ 波(4〜7 Hz),δ 波(0.5〜3 Hz))

超能力研究家の工学博士の故政木和三によれば、脳がθ波を出すようになれば、念力によるスプーン曲げが出来るようになるという。

超能力者は、特殊な電磁波を脳から出していると言われる。また、ハンド・ヒーリング(霊的治療)が出来る人も、手から特殊な電磁波を出していると考えられる。この特殊な脳波は、人間が無意識になった時に出ると言われる。いずれにしても、人間の意識状態によって脳波(電磁波)はさまざまな周波数の電磁波を出す。

また、信仰者が祈るときにも、特別な電磁波が脳から出ていると思われる。そして、祈りが人の病気の回復に影響を与えることはよく知られている。心の状態と脳波には関係があり、気功などでも脳波の状態が変化すると言われれている。

問題は、この脳波が人間の精神状態だけでなく、外部の物質にも影響を与えることです。念力によるスプーン曲げがその例です。また、強い信仰心、又は、信念を持って、何かが実現したと断言することで(脳波が特殊な状態になり)、その願いが叶うということを、心霊研究家の医学博士の故塩谷信男は述べていた。

脳波が変わるのは、精神状態の結果を表わすものであり、脳の意識/無意識の働きの結果だと思われる。超能力を出せる人は、そのような特殊な状態に脳の状態を意図的に持っていけると思われる。ただし、それは体調や精神状態から影響を受けるので、科学的な研究には向かない。キリスト教の祈りの科学的研究というものは、欧米でも行われていない(ルルドの奇跡の水も科学的には解明できていない)。気功や超能力者の脳波を調べても、科学的に確実なことは言えない。しかし、心や脳の状態で祈りの力や超能力が現れることは事実です。

スプーン曲げも、いったんスプーンを曲げようと決めてから、無心の心になれば曲がると言われている。政木は「無欲になれば奇跡が起こる」と言っており、塩谷は「奇跡が起こるのを信じて断言すれば奇跡が起こる」と言っていた。いずれにしても、意識的/無意識的に心や脳を特殊な状態に置けば、脳波もそれに応じて変化し、精神や外部の物質界にも作用が現れ、奇跡が起こると思われる。

問題は、大部分の人間は、毎日、物欲を満たすために心を使っており、超能力を出すのとは反対の方向に脳を使っている。その場合にも、それに応じた脳波、電磁波が人間の脳から出ている。世界中の何十億の人間が、そのような物欲の脳波、電磁波を出していれば、その総和は巨大なものとなり、物質界の現象に悪影響を与える。つまり、戦争や災害が生じやすい状態になる。

政木や塩谷は「世界中の人間の心が物欲で劣化すると、それに応じた脳波、電磁波が人間の脳から出て、地球に悪影響を与え、最悪、地軸が乱れたり大気が汚染される」と心配していた。物欲に支えられた今の人間の物質文明を見ると、今世紀中に大きな悲劇が地球に生じるのは避けられない、それを、聖母マリアの霊は何十年にもわたって警告していた。

逆に、世界中の人間が平和を祈り、平和が実現したと断言すれば、それなりの脳波や電磁波が脳から出て、物質界の状況、世界情勢に好影響を与える。超能力で平和を実現するには、多くの人が意識的/無意識的に平和が来たと断言する必要があるということです。

スプーン曲げのために超能力を出すよりも、ウクライナやガザの平和の為に超能力を使うのが人間として正しいことです。平和を願う祈りは、それに応じた脳波、電磁波を人の脳から出し、物質界に影響を及ぼし、平和をもたらすのです。

聖書を読んで、神様への信仰心を深め、病気や貧困の解消、人間関係の改善などを願うのも同じことです。純粋で、強く、深い祈りは特殊な脳波や電磁波を出し、外部の世界に好影響を表わすのです・・・