2023年2月8日水曜日

全てが「神のエネルギー(霊的エネルギー)」でつながっている・・・

 

死を恐れることはありません。問題は、その後のことです。つまり、天国か地獄かです。

これが、イエス・キリストが問題にしたことです。仏教では、死後のことは当然として、魂の再生のことが問題とされています。しかし、それをこの世の問題だとして論じているのが今の仏教です。やはり、イエス・キリストの教えから学ぶべきでしょう。

人間は、心があるから人間として存在しますが、その心は魂のエネルギーが脳を動かした結果です。肉体が死ねば、脳はなくなりますが、魂のエネルギーは脳を離れて霊界に戻ります。そして、霊界で再び心を生み出します。つまり、この世で死んでも霊界で再生するのです。

だから、死によって、心は連続的にこの世から、霊界へと移っていきます。ただし、霊界で霊となった人間の魂が、この世に干渉することは基本的には許されていません、それでも、特別な力を持った霊や、天使などがこの世に干渉することはできます。それが、守護霊と呼ばれる存在です。信仰深い人間には、神様が天使を守護霊として送ると言われています。ただし、悪魔や悪霊もこの世に干渉できます。それでも、天使や守護霊は悪魔や悪霊に打ち勝ちます。神様は、地獄の悪魔や悪霊も滅びます。

そもそも、この世は神様が霊界から、霊的エネルギーを使って作り出したものです。物質界は、霊的エネルギーから作り出されたものですから、この世(物質界)でも霊的エネルギーは作用します。それが、超能力や霊能力、超常現象と言われるものです。スプーンは、手品で曲げることもできますが、霊的エネルギーを使う聴能力や霊能力でも曲げることができるのです。

それを、立証したのが工学博士の政木和三(1916 - 2002)です。霊的エネルギーは、この世の物理学の法則を超えるのです。また、この世から霊界の霊を呼び出せるということを確かめたのは塩谷信男(1902 - 2008)です。しかし、誰でも簡単に霊的エネルギーを使ったり、霊界と交信できるわけではありません。普通の人間が、そのような能力を得るには、厳しい宗教的修行が必要になります。また、実生活にはほとんど役に立ちません。普通の人間にとって最も重要なことは生死の問題です。そこで、イエス・キリストが人間を救おうと、こ世の霊界の真理を教えられたのです。

そのイエス・キリストの教える真理とは。この世の善悪の問題は、霊界まで続くということです。つまり、善人は天国に、悪人は地獄に行くということです。

悪人とは、神様の教えに従わず、悪魔の教えに従って生きた人間です。具体的には、「カネを求めてはならない」という神様の教えに反して、「カネを求めよ」という悪魔の教えに洗脳された人間です。カネは、悪魔の化身だというのが、イエス・キリストの教えです。

たとえ、死後、霊界で心が生き続けても、地獄に落ちれば、やがて、そこで神様に滅ぼされるのです。悪人には霊界の存在は無意味なのです。

これに反して、良心に従って悪を避け、貧しい生活に満足して、愛と信仰を求めて生きた人間は死後、霊界から天国に入ることができます。そして、天国で永遠の命を与えられ、平和に生きることができる、というのがイエス・キリストの教えなのです。

神様から、霊界が生じ、霊界から物質界が生じ、物質界から生物と人間が生じたのです。そして、神様のエネルギーは、神様の想念と言葉で運ばれ、この世の人間界まで達しています。だから、人間の正しい想念と言葉で神様のエネルギー(霊的エネルギー)とつながり、物質界でも科学を超えた超常現象を現すことができるのです。

死の問題、宗教の問題、善悪の問題、霊能力や超能力の問題は、「神のエネルギー(霊的エネルギー)」で全てつながっているのです。