2013年6月14日金曜日

「自分の才能を隠して、 凡人のように生きよ」


老子の教え、「自分の才能を隠して、 凡人のように生きよ」


日本でも 能ある鷹は 爪を隠すという。しかし、老子の言わんとすることは もっと奥深い。


才能は高さだが、世の中には多様な分野、部門、世界がある。

日本で一番の富士山でも、ロッキー山脈では普通の高さだ。 ヒマラヤでは 高山の中に入らない。


才能や天分も 限られた範囲の事だ。 野球もサッカーも超一流の選手はいない。 


そして、凡人の世界にこそ、この世の全ての才能の源がある。





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もうひとつは、戦後GHQの洗脳によって、「日本人の自己犠牲の精神は悪いことである」という意識を植え付けられてしまったことである。日本人において「自己犠牲の精神」をもっとも重視する精神性は、じつは日本の神道の中にこそ存在していた。神道は、仏教と違い、いまを生きることに最重点を置き、崇高な生き方をした日本人が死んだ後は「神になれる」と教えた。また、「日本人には貴い生き方がある」という歴史・倫理観も育った。


 ところが、この神道的精神性自体が戦後、左翼主義者たちによって「間違った教え」とレッテルを貼られ、ズタズタになってしまった。自己の欲望と権利だけが正しいと主張し、何か災害が起きたときに、文句を言い他人に責任を転嫁して、自らは動こうとしない日本人は、実はこのようなGHQに洗脳されてしまった左翼・人権主義者たちに多い。




http://ameblo.jp/kamiyononihon/entry-10916079992.html

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2011.3.16 19:11 産経新聞

 【ニューヨーク=松尾理也】米メディアのあいだで、相次ぐ爆発と深刻な放射性物質(放射能)漏れに苦しむ福島第1原発に残って作業を続けている50人の作業員への注目が急激に高まっている。16日付米紙ニューヨーク・タイムズは「最後の防御」と題して50人を特集したが、驚くべき自己犠牲の精神に対する称賛の裏側には、この国家的危機に際しても他の電力会社や国際社会の総力を結集できずに手厚い作業体制を敷くことができない日本の対応への疑問やいらだちも透けてみえる。


 「日本を核の大惨事から救う最後の頼みの綱」。ニューヨーク・タイムズは50人をこう表現した上で、「彼らは迷宮のように機器が入り組み、停電で真っ暗になった施設内を、懐中電灯だけを頼りに、防護服とマスクに身を包んではいずり回り、海水注入などの作業にあたっている」と、その献身ぶりを伝えた。


 「だが、被曝(ひばく)限度を超えれば作業員は現場を離れなければならない。さて、どうするのか?」。同じニューヨーク・タイムズの14日付記事は恒常的な人員不足の実態をこう指摘する。

東電は現場に残った作業員の身元の詳細を明らかにしておらず、同紙は「フェースレス50(顔のない50人)」と表現。厚生労働省が15日、同原発での緊急作業時に限り、放射線の被曝限度を現行の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げたことを挙げて、「暗黙のうちに自分を犠牲にすることを求められた人々だ」とした。

http://blog.goo.ne.jp/terebi-sinnbunn/e/c2b9224ffdfd7ba5d7d4427b5ec51357

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アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズが地震、津波、原発事故の3重苦に陥った日本人を賞賛する論評を書いた。


  特に、福島原発事故で放射能漏れを起こして、一時はチェルノブイリ並みの被害と言われていたが、各関係者の必死の努力で何とか収まりそうな兆しが見えてきた。


  福島原発事故は1号機から始まって4号機まで爆発など事故が相次いだ。冷却装置が働かず、燃料棒が溶けるということだった。  放射能が漏れてからも、原発事故で起こったものをそのままにできなかった。


  自分の身に危険が伴うのを承知で、勇敢に立ち向かう人達が何人もいたのだ。日本人として本当に嬉しく思うし、有難いと思う。


この自己犠牲をしてまで、みんなの為にと言う精神をニューヨーク・タイムズも絶賛したのだと思う。  


地震、津波、原発事故。暗くなるニュースばかりだったが、それでもみんなが協力して、この危機を乗り越えようとしている。その団結力は素晴らしいと思う。


 ただ、日本人が賞賛されたからと言って天狗になってはいけない。 


  世界中から日本を心配し、募金を集めたり、専門家を送ってくれたりしている国がたくさんある。在日米軍からも大きな協力を得ている。  

  今まで日本は救助に出かける側だったけど、今度は受ける側に回った。そして、今回日本が災害にあって、今まで他の国でやっていた事がそれなりに感謝されていたんだなと改めて思った。真の国際交流が見えた気がする。




http://sekaikoukishin.seesaa.net/article/191816149.html

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本年10月、スペインのアストゥリアス公賞(平和賞)に、東日本大震災で東京電力福島第一原発事故の対応にあたった「福島の英雄たち」が選出された。授賞式には、現場で原発冷却や住民避難の指揮にあたった自衛隊、消防、警察の代表が参加した。人類未経験の危機に際し「日本社会に深く根付いた価値観を体現した」ための受賞で、スペイン皇太子は「勇気ある自己犠牲の精神」を賞賛した。現地での記者会見では、スペイン側から、同事故後に報道で散見された日本人のサムライ精神、カミカゼの意味について質問があった。

「サムライ精神」とは





サムライとスペインの出会いは400年ほど前にさかのぼる。1613年、ローマ教皇およびスペイン国王フェリペ三世に謁見すべく、支倉常長の使節団がスペインを目指した。その使節団のうち幾人かはスペインに残ったとも言われ、現在でも当時の港セビーリャ近くにはハポン(日本)姓を名乗る人々が数百名居住している。


http://www.nippon.com/ja/column/g00009/

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かなり以前のこと(10年位かもしれない)だが、東京都知事だった石原慎太郎さんが、テレビ番組の中で、こんなことを言われていた。

「三島由紀夫が、『男にとって一番大切なものを一緒に書こう』というので、紙にそれを書いたのだが、二人とも、『自己犠牲』と書いた」

もしそれが本当なら、三島由紀夫は天才ではあっても俗物ということになる。


男であろうが、女であろうが、一番大切なものは良心だ。

無論、言葉が違っていても、同じことを意味するならその言葉でも良い。

しかし、自己犠牲なんてのはヒロイズム(英雄主義)なのだ。

それは、石原慎太郎さんが、その話を終えた時の得意気な表情にも感じた。


http://www.kaynotes.com/archives/6916864.html

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終戦からことしで66年が経過した。焼け野原となった日本が世界の経済大国にまで発展したのは、日本人が持っている人情や自己犠牲などの美学があったからではなかろうか。以前、戦後の日本の復興に関するテレビ番組を放送していたのを記憶している。番組で印象的だったのが、終戦直後にアメリカ兵が日本の子どもにチョコレートを与えたところ、その子どもは半分だけ食べて残りの半分は妹の分として家に持ち帰ったという出来事があったことが紹介され、アメリカ兵は「この国は必ず復興する」と感じたという。


http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2011/08/post-351.html

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自衛隊が福島原発で放水作戦の出動が決まった時、「これは覚悟の作戦である。強制はしない。行ける者は一晩じっくり考えて自分の気持ちを固めて欲しい」と上官が言うと、隊員たちは全員が「自分が行きます」と口を揃えて答えました。


ある消防レスキュー隊の隊長が勤務先から直接福島原発へ行くように命令が下った。その時、妻に「必ず返ってくるから、それまで安心して待っていてくれ」とメールをすると、妻からは「家族のことは心配なさらず、日本の救世主になって下さい」とのメールが返ってきた。


http://d.hatena.ne.jp/b-co811/20130203/p1

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武士道のエッセンスは君主に対する忠誠であり、滅私奉公である。自己犠牲こそが日本人の最大の美徳となったことと関係する。騎士道は君主に忠誠を誓うが、最も大切なものは自分自身の誇りであり、自身の名誉の為に戦う個人主義である。

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日本の社会では、相手がどのような立場でも、年上に対して敬意を表しない人間は、礼儀を欠いていると見なされる。年齢の高さが敬意を払う基準なのだ。年功序列が日本企業に適合した理由の1つである。

一方、キリスト教の教えは、神の前では全員が平等であり、神との「契約」を守ることが最も大切なことなのだ。神と人間のタテの「契約」が人間と人間のヨコの「契約」に変わった時に、近代社会がはじまった。契約とは事前に条件を明文化して、双方がその条件に合意した時に初めて効力を発する。

http://thinkit.co.jp/free/project/7/2/

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小児科は「割の合わない部門」です。夜中でも急患が多く、労力がかかる一方、薬もあまり使わず、検査もあまり多くないため、手間のわりには収入が少ないのです。

 小児科は危機的な状況にあります。特に24時間365日体制の診療は、いわば医師の使命感と自己犠牲の上に成り立っており、燃え尽き症候群になったり、過労死する小児科医もいます。ワーク・ライフ・バランスがとれず、辞めざるをえない女性小児科医も多くなっています。地域から小児科医が消える前に、しっかりと対策をとらなくてはなりません。


 子どもが地域で安心して医療を受けられ、小児科医が燃え尽きない仕組みが必要です。


http://www.dpj.or.jp/special/kosodate/03_02.html

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首相官邸裏通り


国会議員会館裏通り