虹のかけら予言者を人は求める。
ネットには、未来人と称する複数の人間が書き込みを行ったりしている。しかし、21世紀の大事件である2001年の9/11同時多発テロ、2007年の世界金融危機、2008年の黒人初のアメリカ大統領、2011年の福島原発事故、2019年のコロナ・ウィルス発生、2022年のウクライナ戦争を予言・警告した未来人はいない。
18世紀の大霊能者スウェーデンボルグによれば、悪魔や悪霊が人間に憑りついて、予言者を演じさせることがある。信用できるのは、聖書の予言ですが、イエス・キリストは、「世の終わりの時は神様のみが知っている、しかし、世の中の動きを見て、それを判断せよ」と言っておられる。未来を知ることは、簡単なことではない。ただし、宜保愛子などの霊能者は人の近未来を知ることができた、と言われている。この世と霊界の関係については、まだ、人間はほとんど理解していない。ニュートンによれば、現代科学も子供の遊びにすぎない。
それでも、歴史にはある種の法則がある。たとえば、・・・日本の現在は、20世紀半ばの第二次大戦後から始まったと言えるが、その大戦末期の前後の1944年、1945年、1946には、静岡県、三重県、和歌山県沖で東南海大地震に属する地震が起き、合計で5千人が亡くなった。
その49年後の1995年に阪神大震災で6千人超が亡くなった。
そして、16年後の2011年には、東日本大震災で2万2千人が亡くなった。
次いで、9年後の2020年には、コロナ大感染が生じ、2020年と2021年で2万人超が亡くなっている。
日本の災害の周期は、49 (7x7)年、16 (4x4)年、9 (3x3)年、1 (1x1)年となっている。(7 = 4 + 3; 4 = 3 + 1 で、フィボナッチ数列となっている。)
2021年からは新たな周期が始まったと考えられ、コロナは2022年の今日まで続いている。従って、このトレンドが続けば、
2021年=(1年)=>2022年=(9年)=>2031年=(16年)=>2047年=(49年)=>2096年
が、今世紀の日本の危機の周期になる。
上記のような議論も一考すべきです。逆に言えば、2096年でキリスト生誕以来2千年の世紀末の悲劇が終わる。22世紀からは、人類の新たな歴史が始まると考えるべきです。ただし、「この世の終わり」と呼ばれるような試練を経なければならない。
ただし、個人にとっては、その死がこの世の終わりを意味し、その死でこの世との関りの全てが終わるように思われる。しかし、「死後も人の心は霊界で生き、魂は死なず、永遠に生きる」という真理を知れば、死んだ後も、この世のことが重要になる。霊界とこの世はつながっていると考えられるからです。未来の予知は、この関係を認めることから生じるものなのです。
この意味で、歴史の霊的な意味を考えると、4千年前にユダヤ人の始祖であり現代文明の出発点とも言うべき、アブラハムが現れたとき、メソポタミアのシュメール王国が戦乱で崩壊し、シュメール文明の末裔と言うべきアブラハムはメソポタミアから現代のイスラエルの地に移住した。2千年前にイエス・キリストが十字架で処刑された後、ユダヤ人の王国はローマ帝国との戦争によって滅ぼされた。今の時代も、第三次世界大戦でこの文明が亡び、22世紀から新たな精神文明が生じると考えられる。
つまり、 我々は過去4千年の延長の人類の歴史的転換点にあるのです。
シュメール文明の崩壊(4千年前)=>ユダヤ戦争(2千年前)=>第三次世界大戦(21世紀)=>新時代へ・・・
これが人類の歴史であり、神様のご意志だと考えるべきです。22世紀には、全人類は、この世と霊界の関係を正しく理解し、全ての宗教が、この世と霊界の主である唯一の神を信じて新たな文明を打ち立て、真の平和と繁栄の中で生きるべきなのです。
なお、現代日本の最高の霊能者と言われる宜保愛子は、1万年後の人類を透視して、「今の(20世紀)人間とは、随分違った人が生きている」と言っていました。1万年後に人類の文明を引き継いでいるのは、どのような人間なのか、あるいは、AIロボットなのか、地球を征服した宇宙人なのか、人類の文明はもはやこの世ではなく、霊界で受け継がれているのかも知れない。
いずれにしても、神様は永遠です。神の言葉は不滅です。 死後も我々は神様の権威と栄光の下で、霊界で存在が許されるように、聖書やスウェーデンボルグの著作をよんで、霊性を高めておくべきなのです。