2022年4月9日土曜日

今後の「戦争」、「自然災害」、「経済危機」、「疫病」、「ハイテク・テロ」から人類を救う「イエス・キリストの再臨」

21世紀は、大変な世紀になる。

実際に、2001年には「同時多発テロ」が発生し、アメリカ東海岸がイスラム過激派に攻撃され、アメリカは「テロとの戦争」に突入した。イスラム過激派は、アメリカだけでなく英・仏・スペインなどでテロを起こす。

日本では、小泉首相が2002年と2004年の2度にわたって北朝鮮を訪問し、一部の拉致被害者を解放したが、その後は日本国民の怒りが拡大し、北朝鮮も硬化し、拉致問題は解決不能になり、北朝鮮は核・ミサイルの開発を公然と推進した。

2007年のブッシュ政権の末期には、サブプライム問題がきっかけとなって、リーマン・ショックなど「世界的金融危機」が発生した。日本は20世紀末のデフレからは脱却できない。

2011年には、オバマ政権がイスラム過激派の首謀、オサマ・ビンラディンの殺害に成功し、「テロとの戦争」にアメリカは勝利したかに見えたが、イラク・シリアなどでは「イスラム国」と称する新たな過激派が台頭し、欧米人などにテロを実行する。

日本では、2011年に東日本大震災と原発事故が発生し、世界にも放射能危機を及ぼした。また、地球温暖化の悪影響が世界で顕著になる。

その間、中国は経済を拡大し覇権主義を明確にするが、他方、アメリカは国際協調の姿勢がないトランプが大統領になって、世界を混乱させる。2018年には金正恩とトランプ大統領の会談が行われたが、北朝鮮の姿勢は変わらない。

そして、2020年にはコロナ大感染が世界で始まり、2022年にはコロナの最中に、独裁的なロシアによるウクライナ戦争が発生した。バイデン大統領は第三次世界大戦は回避したいとし、アメリカ軍の介入は控えたが、武器は大量にウクライナに供給している。

つまり、21世紀はテロ(イスラム過激派)、独裁国家(中国・ロシア・北朝鮮)との戦い、資本主義経済の停滞、感染症の世界的拡大、地球温暖化などの自然災害、原発事故などの大規模な災害事故に彩られている。

このままで進めば、今世紀中には第三次世界大戦、巨大な自然災害、新たな世界的疫病、世界の金融システムの崩壊の危機などに直面すると思われる。

歴史的には、ユダヤ・キリスト教が崇めるユダヤ人の始祖「アブラハム」の時代から、「イエス・キリスト」の時代までが2000年であり、「イエス・キリスト」の時代から21世紀の現在までが2000年です。宗教的観点から、21世紀は大きな節目になる。つまり、「アブラハム」から2000年たって、堕落した人々を救うために神様は紀元1世紀に「イエス・キリスト」をこの世に送り、「イエス・キリスト」から2000年たった今日、再び、神様は「イエス・キリスト」を再臨させると考えられるのです。

ただし、その前には世界は混乱し、「にせキリスト」などが現れ、伝統的な道徳は低下し、宗教は行き詰ると考えられる。2022年に至るプロセスは、これを象徴している。

特に、民主主義に反対する中国・ロシアの独裁体制の国家と、欧米・日本・台湾の民主主義国家との間で第三次世界大戦が発生し、地球温暖化によって季候の不安定化が加速し、さらに、中国から新たな感染症が発生し、また、仮想通貨などで旧来の金融体制が揺らぎ、或いは、科学技術の進化の副作用で生物学的テロやハイテク・テロが生じると思われるのです。

日本では、首都直下型地震と東南海大津波が今世紀中に発生し、東日本大震災を超える混乱が生じる。さらに、アメリカの同盟国として第三次世界大戦に参戦を求められ、また、新たな金融危機や感染爆発にも備える必要がある。

しかし、「この危機の世紀に「イエス・キリスト」が再び現れ世界を救う」と、信じるのが信仰者の考えです。「イエス・キリストの再臨」によって、人間社会が救われ、魂が清められ、文明の基礎が物欲ではなく、精神的価値に置き換わることで、人類は生き延びるはずだと信じるのが信仰者の考えなのです。

個人にできることは、まず第一に「聖書」を読んで信仰を高めておくことです。

今後、さらに生じる「戦争」、「自然災害」、「経済危機」、「疫病」、「ハイテク・テロ」に備えて、また、「イエス・キリストの再臨」に備えて、「聖書」を読んで信仰を高め、霊的な状態を改善しておくことが必要なのです。

キリスト教の観点からは、アイザック・ニュートンの「2060年の世の終末の開始」の予言、スウェーデンボルグの「霊界での最後の審判」の報告、カトリックの「ファティマの予言」などの全てが、今世紀の後半の「人類の危機」を示している、ということになります・・・