安倍晋三が、平凡な小市民が使用したお粗末な自作の銃で射殺された。
日本人も驚いたが、世界も震撼した。中国発のコロナ、ロシアによるウクライナ侵攻、イギリスのジョンソン首相辞任で揺れる2022年の時代の不吉さをさらに強めることになった。とくに、銃問題で揺れるアメリカには大きな影響を与えた。ただし、日本固有の事件の背後関係や国民性が正しく理解されているとは思えない。それでも、21世紀前半に世界に大きな悲劇が生じると予告した聖母マリアの言葉に注目していた欧米人にとっては、やはりその悲劇の一環だと思われるだろう。
そもそも、正しい終末論、世紀末とはノストラダウスの予言の解釈ではなく、ニュートンの「2060年の世の終わりの開始」という予言が基本であるべきなのです。18世紀のイギリスの科学の天才ニュートンが、長年の聖書研究から得た結論が、「2060年以前には世の終わりは来ない」であり、それを記した文書が経済学者のケインズなどによって解明されたことが、本当の終末論、世紀末なのです。
さらに、19世紀から聖母マリアが、ヨーロッパを中心とした出現において、「人間社会が余りに堕落したので、神様はもう人間社会の崩壊を防がない」との警告を与えていた事実がある。有名なのは第一次大戦末期、スペイン風邪の流行中に、ポルトガルのファチマに聖母マリアが出現し、第二次大戦の開始と、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂事件を予言したとされているものがある。しかし、それだけでなく、第三次世界大戦も予言したはずだとされているが、その詳細はまだ謎に包まれている。しかし、ヨハネ・パウロ2世もファチマで聖母から予言を受けたルチアも2005年に亡くなり、神様が見捨てた人間社会の崩壊が21世紀の前半に始まるはずだと考えてもおかしくない。
おまけに、ニュートンと同時代の18世紀のスウェーデンの霊能力者のスウェーデンボルグが、イエス・キリストによって霊界を見せられ、霊界で「最後の審判」が実行されたの見ている。霊界でのこの審判の効果は、200年くらいで人間界、つまり、この世に現れるはずだとスウェーデンボルグは書いている。つまり、21世紀の前半、即ち、現在には霊界での「最後の審判」の影響が生じる。
つまり、2060年の「この世の終わりの始まり」に向かって、現在、世界は危険な前進を続けていると考えるべきなのです。
ただし、21世紀中に人間文明が滅びるとは思えない、聖母マリアは「時の終わりが始まる」という表現をしている。この「時」と言うのは、第一次大戦以降の時代、又は、ニュートン以降の近代化の時代の終わりと考えるべきだろう。恐らく、21世紀の前半に第三次世界大戦が始まり、人類文明は危機を迎えるのは間違いないが、聖書に書かれているように、キリストの霊が再び人類に降って、人類は悔い改め、神様の赦しによって人類は救われ、22世紀を迎えることができるようになると思われる。ただし、第三次世界大戦、コロナなどの疫病、温暖化などの自然災害で人々は苦しめられるだろう。
現在、2020年代は、この「時の終わり」の序章だということになる。その例が、コロナ大感染、ウクライナ戦争、米中の緊張、そして、安倍元首相の銃殺だということになる。恐らく、2022年には、もっと大きな事件が生じると思われる。
また、日本の戦後の悲劇は1(1x1)年、9(3x3)年、16(4x4)年、49(7x7)年という周期で生じている。1946年の敗戦翌年、東南海地震から49年後の1995年に阪神大震災とオウム事件が生じ、1995年から16年後の2011年には東日本大震災と福島第一原発事故が生じ、2011年から9年後の2020年にはコロナ大感染、東京オリンピック延期が生じた。
この次の周期の起点は2021年になり、その1(1x1)年後の2022年には安倍晋三銃殺事件が起きた。今年、2022年にはまだ他の悲劇が生じるかも知れないが、9(3x3)年後の2031年には東南海大津波か首都直下型地震が生じる可能性が高い。そして、その16(4x4)年後の2047年には新たな悲劇が生じるものと考えられる。最後は、その49(7x7)年後の2096年に今世紀の最後の悲劇が生じて、日本は新たな22世紀を迎えることになる。(なお、1+3=4、3+4=7という関係がある。)
ただし、日本も聖母マリアが予言する世界の悲劇(時の終わり)の影響を受けるので、世界的な大変動に巻き込まれるはずです。
今から、日本人はその覚悟をし、聖書を読んで、万物の創造主である宇宙の支配者である神様の言葉を学んでおくべきでしょう。さまざまな宗教の支配霊も、この人間界と霊界の支配者であるイエス・キリストの神様の下にあると考えるべきなのです。だから、現代文明は仏教や神道の神々のお陰ではななく、キリスト教を採用した欧米文明の科学と技術、学問の上に築かれているのです。つまり、仏教や神道を宗教として信じても良いが、真理は人間界と霊界を創造し、支配するイエス・キリストの神様の下にあると考えるべきなのです。仏教や神道の霊力をはるかに超えた霊能力を、キリスト教が与える理由はここにあります。(第二次大戦の日米戦争は国家神道の日本ではなく、キリスト教徒のアメリカが勝利し、それ以降、皇室ですらカトリック系大学出身の正田美智子や、アメリカ留学経験者の小和田雅子を歴代皇太子の后とし、令和の現天皇もイギリス留学をして欧米キリスト教文化に親しんでいる。)ただし。仏教や神道の霊力を否定する必要はありません。戦後も、仏教系、神道系の優れた霊能者が日本には現れている。
しかし、今のキリスト教徒の世界にも問題はある。だから、欧米でも、因習的なキリスト教を超える心霊的なキリスト教が研究されている。
それでも、聖母マリアはバチカンを守ろうとしておられる。バチカンのない世界は、悪魔が支配する世界になるでしょう。本当の信仰心も、霊能力もない神父、牧師は多いが、それでも教会はイエス・キリストの教えに従う限り貧乏人を助けなければならない。それだけでも、悪魔に対抗する力になる。2019年にローマ法王フランシスが訪日したあとでコロナが発生したのは、キリスト教からの警告の意味もあったと考えられる。
安倍晋三を銃撃した平凡な小市民の犯人も、悪魔が取りついていたと考えられる。キリスト教会は、最低限、そういう人間の発生を防ぐでしょう。仏教や神道、その他の宗教を信じる人間も、他の霊能力者も悪魔の影響から逃れるには、やはり、聖書を研究すべきです・・・