2022年7月25日月曜日

イエス・キリストが教えた真理とは・・・

 

10人いれば、超富裕層は一人、富裕層は2人、中間層は4人、貧困層は2人、最貧困層は1人いる。

世の中の問題は、上位の7人が、下位の3人を助けないことから生じる。

しかし、物質的に富裕であり、幸福であることは、必ずしも精神的に、霊的に優れており、恵まれていることは意味しない。富は学歴、教養、豊かな体験、多くの情報の取得を意味するが、そもそも、間違った信念、狂った信仰、堕落した欲望を持つ人間が、いくら物質的に豊かであっても無意味なのです。

こういう人間世界では、死後、10人中、7人は確実に地獄に落ちる。さらに、貧困層、最貧困層の中にも間違った信念、狂った信仰、堕落した欲望を吹き込まれ、死後、地獄に向かう者が出てくる。結果として、人間社会の10人中9人までが地獄に向かう。

それを神様が救おうとして、2千年前に自分の子としてイエス・キリストをこの世に送り出し、特に中間層、貧困層、最貧困層に真理を教えられ、地獄に落ちないようにした。これが、キリスト教の出発点です。

イエス・キリストが教えた真理とは、

1.人間は、死後、霊界に入ること。

2.ただし、天国に行くのは、こ世で貧しかった人であること。

3.金持ちは、地獄に落ちること。

4.神の教えに従って、富を捨て、貧乏人を愛すれば、救われること。

この単純な教えであれば、2千年前の無知・無学な人でも簡単に理解できた。いや、むしろ貧困と不幸を味わった人間ほど理解できるのです。そして、この教えを伝えてきたのがキリスト教の教会組織であり、それを実践したのが各時代で聖者と呼ばれる信者だったのです。

この教えがなければ、人類文明はこの2千年間に滅びていたと思われる。

実際、キリスト教を基盤とした欧米文明が世界の主流となり、現在の民主主義、科学・技術、芸術を開花させたのです。日本も明治に欧米文明を受け入れなければ、いまだに電気も、ガスも、水道も、電話も自動車も鉄道も、民主主義制度ない不自由な社会のままだった。日本の現在の生活水準は、キリスト教を基盤とした欧米文明を受け入れた結果なのです。つまり、現在の日本の文明の基盤はキリスト教なのです。実際、現在の日本国憲法は、戦後、アメリカのキリスト教に根差した民主主義を基本としています。だから、日本は指導的なキリスト教国から成るG7 のメンバーになっているのです。

しかし、イエス・キリストがこの世を去ってから2千年たっても、いまだに「神の国」はこの世に出現しない。人間社会の頂点には悪魔がいる。世の中には悪魔を神とあがめ、神様の教えよりもカネと富を求める人間ばかりになった。そして、物質的欲望に駆られた人間は次第に堕落し、腐敗し、イエス・キリストの愛に背を向けるようになった。豊かな生活のためには、平気で悪魔に魂を売るようになった。

これでは、神様は人類を見捨てるかも知れない。そこで、余りに多くの人間が死後、地獄に落ちるのを見て嘆き悲しんだ聖母マリアが人間の前に出現し警告を与えるようになった。これが、19世紀以来の聖母マリアの出現と警告の意味です。

日本の戦後の霊能者も、イエス・キリストの教えに注目している。しかし、このような危機感をストレートに現わしている者は少ない。霊界には日本固有の霊もあり、神様も日本の霊(神々)の存在を許してきた。それでも、21世紀の初めに大きな危機が人類に生じることは、さまざまな霊が人々に伝えている。ただし、悪魔も霊界に存在し、人間界に干渉する。霊能者が悪魔を神だと勘違いする場合もある。特に、豊かな生活をしている霊能者は悪魔に洗脳されやすい。だから、霊能者や宗教人だからといって、誰でも信用できるわけではない。

結局、イエス・キリストの単純な教えを理解し、聖書を読んで神様の教えを知り、聖母マリア、救世主イエス・キリスト、唯一の万物の創造主である神様に、救いを求めて祈るのが正しいのです・・・