マタイの福音書 24
3 そのあと、イエスがオリーブ山の中腹に座っておられると、弟子たちが来てこっそり尋ねました。「そんな恐ろしいことがいつ起こるのですか。あなたがもう一度おいでになる時や、この世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」
4 そこでイエスは、彼らに説明されました。「だれにもだまされないようにしなさい。 5 そのうち、自分こそキリストだと名乗る者が大ぜい現れて、多くの人を惑わすでしょう。 6 また、あちらこちらで戦争が始まったといううわさが流れるでしょう。だがそれは、わたしがもう一度来る時の前兆ではありません。こういう現象は必ず起こりますが、それでもまだ、終わりが来たのではありません。 7 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、至る所でききんと地震が起こります。 8 しかし、これらはみな、やがて起こる恐ろしい出来事のほんの始まりにすぎないのです。
また、19世紀の半ば以降、ルルドやファチマ、ガラバンダル、メジュゴリエなどに出現した聖母マリアも、「時の終わり」について警告を発している。「人間が余りに堕落し、文明が腐敗したので、もはや、神様は人間を守らない」と、聖母マリアは人類に警告してきた。
実際、世の中は悪魔に支配されている。そして、多くの人が魂を悪魔に売り、悪魔を神であるかのように崇めている。また、悪魔は人間を混乱させ、正しい信仰から遠ざけている。その悪魔の道具は「カネ」です。今や世界中で人々は「カネ」を神のようにあがめている。しかし、イエス・キリストは、「人は神と富に兼ね仕えることはできない」と述べ、「金持ちは死後、地獄に落ち、貧乏人は天国に入ることができる」と宣言している。
人間社会の全ての問題は、「悪魔に洗脳された人間が、富を求める」ことから発している。「富を得るためには、他人を犠牲にして当然だ」との考えを悪魔が人間に吹き込み、隣人愛を破壊し、不幸な他人を見捨て、悪事を正当化し、そして、ついには悪に喜びを見出すようになる。そのような人間ばかりの社会になれば、文明は崩壊する。21世紀の今日がその時代になっている。
このような悪魔の影響を打ち破るには、聖書の教えやイエス・キリストの神を信じることです。つまり、「人間は死後、天国か地獄に行く」ということです。この世で悪魔に魂を売って金持ちになっても、死後は地獄に落ちるという真実を理解することです。この世のエリート、富裕層は死後は地獄に落ちる。死後、天国で永遠の幸福を得るには、この世で貧しい生活を送るべきなのです。
むしろ、貧しい生活を通して人はこの世の真実、イエスの言葉の真意が理解できるのです。悪魔に魂を売ったエリートや富裕層は真実や真理を理解することはない。悪魔に洗脳された人間は、富、地位、物質的幸福を求めて、愛、平安、真理から遠ざかり、神の光を憎み、自ら地獄に行くのです。この世の著名人/有名人もほとんどが、死後、地獄に落ちるのです。
このような悪魔に魂を売った人間場ばかりになった世界を、神様はもはや救わない、というのが聖母マリアの警告だったわけです。バチカンやアメリカでは、悪魔に対抗するために、「エクシスト(悪魔祓い師)」が多くいるのは、それだけ悪魔の活動が活発な証拠です。神道や真言仏教の「魔祓い」の業も効果がありますが、悪魔は世界的に暗躍しているので、世界宗教のキリスト教の教えがもっと有効です(だから、かつて天皇家をかついだ日本は、キリスト教国家のアメリカに戦争で敗れたのです。これを教訓とすべき・・・)
21世紀の今後、第三次世界大戦が生じ、その後、異常気象や地軸移動などの大災害が生じる。日本は、今後、数十年にわたって生じる危機に備えるべきです。そのためには、聖書を霊的に理解して、物質的な繁栄/幸福ではなく、霊的な生活を追求し、仏教や神道の上に、宇宙の創造主、イエス・キリストの神様が存在することを認めるべきです。
天皇家ですら、戦後はキリスト教の威力を認め、子弟をヨーロッパに留学させ、欧米のキリスト教文化を学んでいます。しかし、国内的には歴史的な天皇家の威光で日本社会の頂点に立っています。それでも、欧米のキリスト教文明の前には頭が上がらないのです。この体制も変えなければならない。そのためには、アメリカのように日本も大統領制を導入すべきなのです。天皇家は京都や伊勢神宮を支配するだけでよいのです。
日本と日本人が21世紀を生き抜き、22世紀に世界のリーダーとなるには、早く大統領制を導入し、来るべき危機に備えて社会体制を変革すべきなのです・・・