人間は肉体と心から成り立っている。つまり、物質と精神から成り立っている。これは、神様が、その精神で物質界であるこの世を作ったという教えにも現れている。キリスト教も仏教も、霊と肉体の関係に焦点を当てている。
キリスト教は「イエスと神への信仰心で、精神を高めることができ、悪魔が優勢なこの世から救われる」と教え、仏教は「ブッダの教えに従って精神を浄めれば、この世の苦から救われる」と教えている。
いずれも、物質に対する精神の優位性を述べている。
いわゆる超能力で金属を曲げたり、空中浮揚したり、天候を変えたりでき、心霊治療で難病を治せるのも、この真理を現わしている。
物質は物理学の法則に従うが、霊的な力には物理学の法則は通用しない。現代の人類の文明は、物理学に基づいており、物質的な問題は取り扱えるが、霊的な問題は取り扱えない。だから、高学歴者や学者は超常現象を否定することが多い。ただし、臨死体験などをすると、人生観が変わって霊的真理を受け入れるようになる。そして、キリスト教や仏教に目覚めることも多い。
精神力の優位性は、現代医学でも知られている。優れた心霊治療家は、一般人の想像できないような強い信仰心を持っている。
また、伝統的には、純粋な牧師や神父は、貧しさに負けない精神力を持っており、空海などの名僧は多くの奇跡を起こし、ホームレスのような生活をしながら世のため、人のためにその霊能力を生かしている。ただし、現代では物質的な誘惑に負けて、悪魔に魂を売り、拝金主義になっている聖職者は多い。
さらに、UFOや異星人と交信するには、テレパシーという霊能力を使うという者も多い。電波やロケット・エンジンを使わずに宇宙を移動する異星人も、霊能力を使っている。霊能力で物質を動かすUFOの異星人の科学には、地球の人類はたちうちできない。霊能力は宇宙全体で有効なことが示されている。
地球の病、貧困、不幸なども、霊能力で解決できる、と考えるのが信仰心であり、信仰心があれば、霊能力が使えるようになる。これが、本当の宗教です。キリスト教徒でも仏教徒でも、死後は魂(心)は霊界に行く。霊界を支配する神様の精神につながるのは、人間の霊(心)です。だから、霊能力を高めれば、この世でも神様(最高霊)につながり、物質的条件を超えた奇跡を起こすことができる。
聖書では、「人にはできないことも、神にはできる」と記されている・・・