イエス・キリストは、病人を霊能力で癒した。医薬品も、医療器具も使わずに治したのです。
今でも、霊能力によって病人を癒す霊能力者が日本にも、世界にも存在する。特に、イギリスでは心霊治療に保険が認められている。これは、第二次大戦後にハリー・エドワーズという心霊治療家が活躍したことが大きく影響している。日本でも、明治初期の長南年恵や戦前の松下松蔵、平成の高塚光などの心霊治療家がよく知られている。
なぜ、霊能力で病気を治すことができるのかを理解するには、この世は霊的エネルギーから作られたということを理解しなければならない。聖書でも、この世は神様が霊能力で作ったという意味のことが書かれている。だから、神様とつながったイエスは霊能力を使って、霊的エネルギーを動かして、病人を癒したのです。
これは、現代医学でも治せない難病も心霊治療で治ったと言う多くの事例が証明している。物理的な身体にも、霊界からの霊的エネルギーが働いて、この世の物理法則を超えた働きをして、病を癒すということです。心霊治療家は、本人も気づかないような、強く純粋な自然の信仰心を持っている。彼らが信じている宗教とは関係なく、霊的な最高者を信じる心が、霊的エネルギーに近づかせるのです。外見からは判断できない、心の奥底の信仰心です。だから、高位の聖職者だからといって、心霊治療ができるわけではない。イエス・キリストも外見で人を判断するなと述べている。
実際、「私の信仰心が世界一」だと言っても、誰も証明できない。財産や肩書、宗教組織内の階級などは、この世のものであり、霊的人格(霊格)や霊的能力とは関係ない。空海も乞食坊主のような外観で人々の間を回り、各地で奇跡を起こしたという言い伝えがある。イエス・キリストもホームレスのような生活だった。
イエス・キリストの弟子で重病になった者はいない。世界で伝道するキリスト教の神父などで重病になって倒れる者もほとんどいない。イエス・キリストは世界を伝道する弟子には、病気を癒す霊能力を与えたと言われている。中には、シスター鈴木秀子のように臨死体験をして、治癒力を獲得する者もいる。また、故塩谷信男のように、医学博士でありながら心霊問題を研究して、自然に霊能力を身に着け、100歳まで健康だった人もいる。要するに、霊的な信仰心があれば、霊的なエネルギーを利用できるようになる。
だから、全ての病人は聖書を読んで、神様と不幸な隣人を愛し、清貧生活をすれば、神様への祈りを通して、霊的エネルギーを使えるようになり、病が癒されるようになる。
病気になれば、仕事に支障をきたし、治療費もかかり、回復に時間が取られる。どんなに財産があっても、病気は不幸をもたらす。カネで健康や幸福を買っても、長続きしない。だから、イエス・キリストの教えは世界中に広まったのです。霊的な治癒力が、本来、キリスト教の原動力だったのです。
しかし、物質文明の発展と共に、精神性を問題にしない科学に基づく近代医学が主流となり、本来の心霊治療が軽んじられるようになった。これには、インチキな心霊治療家や詐欺師などへの反発もある。それでも、呪術などに頼る人も多い。心の底では、霊的な力を信じているからです。また、宗教家の多くも、物質的になり、カネを崇拝するようになり、霊的能力を見捨てるようになったことも関係する。
興味深いのは、UFOや異星人と会って、心霊治療の効果を得たと言う人がいることです。これは、UFOや異星人は、ある程度、霊的エネルギーを使えることを意味する。実際、UFOとはテレパシーで交信するという霊能者もいる。ただし、地球は神様の霊が守っているので、異星人も地球を征服することはできない。それでも、彼らは霊能力で地球の未来を見て、2025年や2032年に人類に破滅が生じると予言している。ただし、地球の人間が霊能力を高めれば、破滅は回避できる。
つまり、霊的エネルギーを使えれば、個人の病も、人類全体の破滅も回避することができるのです。そして、イエス・キリストが言うように、誰でも正しい信仰心を持って、神様に祈れば霊能力を与えられるのです。
だから、病気の人も、人類の将来を心配する人も、聖書を読み、清貧生活をし、拝金主義をやめることで霊能力を高め、さまざまなな問題を解決できるようになるのです。