新緑の公園
今世紀には、人類の文明は大きな被害を受ける。人類は絶滅はしないが、その物質文明は崩壊する。これが、聖母マリアによる「時の終わり」の予言/警告です。また、20世紀以来、日本人のさまざまな霊能力者/宗教家や心霊研究家も同様の 予言を行ってきた。そして、18世紀の霊能者スエーデンボルグや科学者のニュートンも21世紀に大きな試練が人類に生じると述べていた。キリスト教の「最後の審判」の警告もこれに関係する。
つまり、現在、2023年はその「時の終わり」の入り口にさしかかっている。今後、21世紀中に、第三次世界大戦が生じ、地軸・極移動などによる大災害が生じ、人類の物質文明は危機に瀕する。しかし、それでも人類は過去の文明の堕落を反省すれば、生き残ることができる。これが、宗教的/霊的な未来予測です。22世紀には、世界状況も人類の文明も、21世紀までのものとは、大きく異なると考えられる。世界の人口も大きく減少する。そして、再び人口が増加するまで何世紀もかかる。つまり、何世紀もかけて物質優位の文明から霊的な文明に移行する。
実際、世界の主流のキリスト教的に言えば、ユダヤ人の始祖のアブラハムからイエス・キリストの出現までが2千年、イエス・キリストの出現から21世紀の今日までが2千年、そして、さらに何世紀もかけて霊的な文明が成立する。物質文明の出発点とも言えるエジプトのピラミッドは、アブラハムの出現より数世紀ほど先立っていたので、21世紀の物質文明の崩壊から霊的文明の成立まで数世紀かかるのも、歴史のバランスから納得できる。
日本と日本人も、この「時の終わり」に備えなければならない。そして、そのためには日本も「大統領制」を採用すべきだというのが私の考えです。そのためには、憲法も改正すべきです。国家の主権者である国民が民主的に選ぶ大統領が、日本の象徴になると共に、主権者の国民の代表となって、効率的で強力な国家の統治を行うべきです。右翼やサヨクの政治的利害とは別に、人類の運命と歴史的な必然からこのような新体制を導入すべきです。
では、日本の伝統の象徴となっている天皇家はどうなるのか、という問題が生じる。天皇家は国家の体制外の存在として、京都や伊勢神宮などで日本の名家として過去の日本文化の保全に専念すればよい。しかし、国政は大統領を中心に推進されるべきなのです。皇族も一般国民の権利を享受でき、自由な人生が保証される。女系天皇も女性天皇も、単に天皇家の私的な問題となる。天皇称号も公的な意味はなくなる。天皇神道における、私的な称号になる。むしろ、大統領が「みなし天皇」になる。今、天皇を崇めるように、国民は大統領を崇めるべきです。誰でも、大統領になって天皇とみなされることができる。これが、日本の究極の完全民主主義です。
新憲法では、日本の元首は大統領であると明記すべきです。現行憲法では、政治力のない天皇は国家元首とはなりえない。しかし、その点を曖昧にしたままで日本は昭和の戦後から今日まで国政は運営されてきたが、もはや、そのうような曖昧な体制では、今後の危機には対応できない。新憲法で大統領制を導入し、日本は過去の天皇神道ではなく、世界の主流の「絶対一神教」に与するべきなのです。ちなみに、日本の現在の軍隊(自衛隊)は、過去の悲劇(日米戦争での3百万人戦死)から天皇には統帥権はないし、天皇を最高司令官として認めてもいない(従って、現憲法下では天皇は、国家元首ではありえない)。しかし、新大統領なら自衛隊を堂々と統率し、米国のように最高司令官となり、自衛隊員も誇りをもって,命をかけて任務につくようになる。これだけで、日本の安全は高まる。
この考えの基本は、新たな人生観です。つまり、人間は死後も心(魂)は存続するということです。そして、死後は人間は霊界に入り、霊界と物質界(この世)の創造主である「最高神(唯一絶対の神)」の下で生き続けるという真実です。日本の神道や仏教などの霊界も、最高神が支配する大霊界の一部だと考えるべきです。神道や仏教も正しいが、キリスト教などの一神教はもっと正しいと考えるべきです。
霊界の様々霊が、人間界に下ってさまざまな宗教を成立させたが、日本の神道の神々や仏教の菩薩などもそのような霊の1つであったと考えられる。だから、20世紀の日米戦争では、天皇神道の大日本帝国は、「絶対一神教」のキリスト教を事実上の国教とする米国に勝てなかった。キリスト教の神は、神道の神より格上であることが、20世紀の日米戦争で証明された。そして、戦後は天皇を国家元首とはしない米国主導のキリスト教的平和憲法のもとで、日本は経済発展をしたが、天皇家の霊力は明治、大正、昭和、平成、令和と降下する一方です。昭和末期のバブル経済を頂点として、平成はデフレ・長期停滞の時代であり、令和も社会/経済の空回りが続いている。今や、江戸時代より天皇家の霊力は落ちている。(明治維新では、西郷隆盛を大統領にし、坂本龍馬[暗殺されていなければ]を首相にすべきだった。薩摩/長州藩が天皇家をかついだのが間違い。)
先の日米戦争で戦死した300万人の霊は、天皇家による支配など望んではいない。霊界から天皇家の発展を抑えている。むしろ、米国のような大統領制の導入を望んでいると思われる。靖国神社ではなく霊界で、最高神に従っている英霊は、日本が大統領制のもとで平和に繁栄することを望んでいる。霊界はキリスト教の神の下にあるからです。
日本の昭和の戦後から今日までの発展の鍵は、米国主導のキリスト教的憲法のお陰であったが、さらに、それを自主的に一歩進めて世界の主流の「絶対一神教」を基本とする新憲法を制定し、大統領制を導入して、これからの21世紀の危機に備えるべきです。
そもそも、現代文明は神道の日本発ではない。現代文明はキリスト教の欧米発であり、天皇神道とは関係がない。電気もガスも水道も、自動車もジェット機もスマホも、キリスト教文明の賜物です。天皇家の霊力(稲作文化の遺物)はもはや無力だと認めざるを得ない。唯一絶対神の下では、人間は皆、平等であるとの世界文明の主流の思想が正しい。つまり、誰でも霊能力があれば天皇の役割ができる。従って、国民・日本人の中から、政治力に加えて霊能力のある代表者を新天皇(大統領)として選ぶべきなのです。(ヨーロッパの王室はキリスト教の神の権威の下にある。ただし、バチカンが上位だったのも過去の遺物です。英国王室の存在意義もすでにない。昔ながらのキリスト教より、心霊主義に基づく新キリスト教が霊的文明に相応しい。)
そのような強力な大統領制を導入することで、日本は効果的・効率的に21世紀の「時の終わり」の危機に対処することができる。これが、日本と世界の歴史の結論なのです。
第三次世界大戦や地球規模の大災害に直面する前に、日本は新憲法を制定し、「大統領制」を導入すべきです。そして、これは天皇神道以上に霊的な大統領制になるべきです。
2022年には、明治維新の主役だった長州藩の伝統につながる安倍晋三元首相が銃殺され、戦後の世界平和の象徴でもあった英国のエリザベス女王も亡くなった。ウクライナ戦争に象徴される今年は、聖母マリが予言する「時の終わり」に向かう新時代の始まりでもあるのです・・・
一言で言えば、日本の「大統領制」の導入が日本を救い、世界も救うことになるのです・・・