日本には難病の患者が100万人いると言われる。難病だけでなく、身体に長年不調を感じ、医者にかかっても、薬を服用しても治らない人も同じくらいいると思われる。また、65歳以上の認知症患者は600万人を超える。癌と診断されている人も毎年、90万人いる。入院者は、120万人おり、外来通院者は毎日、700万人を超える。
そして、国民の医療費は毎年、44兆円程度になっている。税金からは16兆円程度が医療に使われている。
要するに、国民の10%が病気にかかり、国家予算の10%程度が医療関係に使われている。しかし、病気がなくなれば、これらの問題は解決する。
逆に、医療関係者は多くの利益を得ている。病人や、高齢の認知症が増えれば利益を受ける人間も多い。意味のない医療・検査を行う病院、怪しげな薬を精神病患者や施設の老人に処方する医者もある。死期の近い高齢者に無意味な治療を行ったり、精神病患者を副作用の大きい薬漬けにする医者もいる。病気に対する考えが変われば、このような状況はなくなる。
そこで、医薬品も医療器具も使用しない心霊治療、霊的治療、超能力治療が重要になる。現代医学と科学に基づく医療に加えて、このような霊的治療も採用すべきです。
物理的な手当が必要なケガ、負傷以外の内蔵疾患、精神疾患などには、霊的治療が有効だと思われる。難病も認知症も癌でも霊的治療を取り入れるべきです。
そもそも、人間が病気になるのは、世の中で生きていくために無理に働き、厳しい生活を強いられることに原因がある。根本的治療とは、社会改善、生活改善がなければ不可能だが、医療関係者にそのような問題を扱う能力はない。医学の世界しか知らない医者に社会の改善、患者の生活改善ができるわけがない。
また、AIが進化すれば、患者の医療・生活データを読み込めば、適切な処置方法や医薬品を与えることができるようになるだろうが、社会環境や生活環境を変える力はコンピュータにはない。人間の感じるストレスや危険な状況、生活苦、貧困を解決してくれるわけではない。
極端に言えば、病気や負傷をするのは運命です。運命を支配するのは霊界にいる神様です。その神様につながるのは、人間の霊です。だから、霊能力による治療は効果があると考えられる。イエス・キリストも霊能力によって治療を行い、死者ですら生き返らせたと言われている。これは、難病も認知症も癌でも霊能力で治ることを意味している。
だから、欧米やフィリピン、ブラジルなどのキリスト教国では、霊的治療に理解があり、心霊治療も実践されている。特に、難病の治療には効果が顕著だとされている。日本でも霊能者が治療を行う例もある。
ただし、霊的治療を行う者は私欲があってはならない。金銭的報酬ではなく、患者との精神的な繋がりや、治療自体に喜びを感じなければならない。また、患者も欲を捨てる心が必要です。そういう条件が満たされれば、霊能力者の霊力によって患者の病気は癒される。
人間は細胞からなる生物です。細胞を生かしているのは、霊界からのエネルギーです。いくら原子や分子を集めても生きた細胞にはならない。AIコンピュータも電子部品だけでは成立しない。電源、電気エネルギーとソフトウェアが必要です。それに対応するのが霊的エネルギーと霊的真理であり、これらは霊界の神様から来る。優れた霊能者、宗教家、超能力者は霊界とつながって霊的エネルギーを呼び寄せる。だから、難病も癌も認知症も、精神症も治せる。
ただし、現在の物質文明は霊の存在や、霊界を無視し、霊的エネルギーを否定している。カネと金銭経済、資本主義、商業主義、人間支配を基盤とする社会では、当然、霊的エネルギーや霊的治療は無視される。霊的に言えば、悪魔が支配する社会では、神様とつながる霊的治療は医療で抑圧される。医者も医薬品業界も利益を守ろうとする。病人がなくなれば、医療業界は崩壊する。
これは、地熱発電や潮流発電に乗り気でなく、原子力発電を優先した電力会社と同じです。逆に、政治的には温暖化が利用されている。現代の物質文明を根本から変えなければ、地球の温暖化や寒冷化には対処できない。
要するに、物質文明から霊的文明に転換しなければ、社会は改善されず、個人の生活も改善されない。
人間は最長120歳くらいまでしか生きられない。病気をし、負傷をし、癌になり、認知症になるのは、生から死へのプロセスなのです。仏教の生、病、老、死の苦の連鎖です。しかも、人間の魂は、死後も何度もこの世に生まれ変わって苦のプロセスを繰り返す。そのプロセスから脱出するには、悟って物欲を捨てよというのが仏陀の教えです。
しかし、その苦は神様の愛によって解決するというのがキリスト教の教えです。従って、病気も霊的エネルギーによって解決する。難病も治る、というのがイエス・キリストの教えです。遺伝子病も治ると考えられるが、これには奇跡を起こす力を霊界から得る必要がある。それには、強い信仰心が必要です。ヴァチカンが認める「ルルドの聖水」がその例です。
いずれにしても、社会が拝金主義から精神主義に転換しなければ、病気はなくならない。死後の霊界では病気というものはない。この世の病気・障害は霊界の霊には見られない。盲人も死後の世界では目が見える。だから、ヘレン・ケラーはあの世で健常人として生きている。そのヘレン・ケラーがこの世で信じていたのは、18世紀の霊能者のスエーデンボルグです。
心霊主義は医療改善に役立つが、霊界には悪霊や悪魔がいる。人間は病気以上の悪魔憑きになる場合がある。だから、ヴァチカンでは悪魔祓いを正式に認めている。物質文明では生活の隅々に悪魔が入り込み、人間の霊的状態を悪化させ、事件、事故、疾病をもたらす。中国発のコロナ感染も日本の東日本大震災もその影響の現れです。
とにかく、聖書を読んで平和、安全、健康を神様に祈ることです。大金で最新医療や高価な医薬品を求めるのではなく、優れた霊能者に頼るのが正解です・・・