この宇宙の物質(質量を持った物体)とエネルギー(重力作用を持つエネルギー)は、正体不明のダーク・マターとダーク・エネルギーが95%近く占めている。
これは、この宇宙、物質界が霊的エネルギーから生じたことを意味している。物質界しか有効でない科学では物質界や宇宙は、完全には解明できない。このことは、最先端の物理学が突き当たっている問題です。
巨大な宇宙や、極微の原子以下の世界では、物質界の常識(ニュートン力学)では、解釈できない現象が多い。この世、つまり、物質界を超えた世界(あの世)の力が、この世でも働いていると考えられる。
つまり、この世は、あの世(霊界)から生まれたということになる。人間も、その体は物質からできているが、人間の命は霊界から生まれたということになる。そして、人間の心(魂)は霊界とつながっていると考えるべきです。だから、生きた人間の心が臨死体験を経験したり、霊界に入り込んだ例が多く報告されている。霊界の存在は、聖書では当然のこととされている。生きた人間の心(霊)は、あの世(霊界)への入り口なのです。
要するに、人間の心(魂)は、この世の物質界を越えて、霊界とつながると考えるべきです。そのようにして霊界とつながった人は、霊界のエネルギーや力を使えるようになり、この世でさまざまな奇跡を起こせるようになる。超能力者や霊能者と呼ばれる人は、そのような心(魂)を持っていることになる。
過去の優れた宗教家には、そのようにして霊界と接触し、霊界のエネルギーを使えた人がいたと考えられる。イエス・キリスト、仏陀、空海などはその例です。奇跡は、人間の精神力で起こすことができる、と考えるべきです。
ただし、霊界には悪霊や悪魔がいる。人間が生きて霊界とつながるということは、天使や善霊だけでなく、悪魔や悪霊とつながる可能性も意味する。精神修行をして、霊界とつながって霊的エネルギーや霊能力を使おうとしても、悪魔や悪霊の影響下に置かれれば、その人間を滅ぼすことになる。それを避けるには、歴史的に正当な宗教に従って霊性を高めるのが安全だと言うことになる。新興宗教の霊性には注意せよ、ということになる。キリスト教や仏教の教えに従って霊性を高めるのが安全なのです。
心、精神力、魂が物質(身体)に大きな影響を及ぼすことは、イエス・キリストによる病気の癒しに現れている。また、病気を治せなくて死んでも、魂は霊界に入って永遠の命を与えられるというキリストの教えは、人間を救うものです。
大事なことは、この世は霊界のエネルギーから生じたものであり、人間の魂は霊界で生まれたものであり、肉体の死後は霊界に帰るということです。また、霊的エネルギーは物質界でも働き、霊界と結びついた心を持っている人間は、霊的エネルギーでこの世の病などの問題を解決できるということです。
この宇宙や人間は霊界から生じたということを認めなければ、宇宙の生成や人間の生死も解明できない。そして、霊界とつながる鍵は人間の精神、心、魂であり、正しい宗教観を持つ必要があるということです。
特に難病で悩んだり、生活苦に悩まされる人は、新興宗教ではなく、歴史のある聖書を読んで、正しい霊的エネルギーの使い方を学ぶべきです・・・