2024年6月8日土曜日

聖書の霊的な力を求めよ! 

 


この世は霊界から生まれた、というのが真実です。

現代科学は、宇宙の発生や、原子より微小な世界の物理現象の研究の結果、霊界の存在を認めなければ説明できない多くの自然現象や事実に出会っている。この世、物質界は、霊界の霊的エネルギーから発生したと考えなければ、さまざまな自然現象は説明できないのです。

これは、人間の心、精神の存在とも関係する。人間の心、精神も霊界/霊の存在やその働きを考えなければ説明できない。科学では、心や意識、精神などの本質や働きは解明できない。

要するに、人間は物質的にも精神的にも霊界の霊的エネルギーから生み出されたのであり、死後は、その心/霊は肉体/物質界を去って霊界で生き続けるのです。人間は、死後を心配する必要はないということです。これが、イエス・キリストの教えの核心です。

ただし、霊界で誰もが天国に入り、永遠の命を得て幸福に生きれるわけではない。霊界には地獄もあり、悪霊や悪魔もいる。この死後の世界については、過去に多くの仏教僧などが研究してきた。霊界は仏教徒でもキリスト教徒でも、同じように死後に生きる世界です。宗教の違いは、霊界のどの偉大な霊に従うかによっている。そして、善や愛を推奨するのが、世界の宗教に共通の教えです。悪を勧める宗教はない。

ただし、キリスト教の神が霊界と物質界の創造者として、全ての霊の上に存在し、君臨していると考えるべきです。現実に、キリスト教を基盤とする欧米の物質文明が世界を支配している。これは、イエス・キリストの霊能力が最も優れていることを示している。日本の神道や仏教が今の世界文明の基盤になったわけではない。だから、聖書を学ぶのが一番、霊的効果がある。仏教や神道の霊的威力を否定することはできないが、それより優れているのがキリスト教の霊能力なのです。(だから、非キリスト教国の日本は世界のリーダーにはなれないが、キリスト教国のアメリカは世界のリーダーになれる。)

しかし、イエス・キリストは物欲によって牽引される物質文明を全面的に肯定しているわけではない。むしろ、信仰と愛による霊的な文明を推進しようとしていた。ところが、キリスト教の霊力によって発展した科学・技術文明に悪魔が入り込み、人間社会を堕落・腐敗させたというのが真実です。今では、世界中の人が悪魔を神だとして崇めており、悪魔の化身のカネを求め、拝金主義に陥っている。社会の頂点には悪魔がいて、カネで幸福を得るために、神の教えに反した生き方を人々に要求している。だから、いくら経済的に富裕になっても、精神的・霊的に人は幸福にはなれない。社会のエリートや富裕増も悪魔の手下に成り下がるだけです。

だから、イエス・キリストは「金持ちは天国に入れない」と教えているのです。

この意味することは、この世の幸福を求め、悪魔に魂を売ってカネを求め、貧しい隣人を無視し、神様の教えに反して物欲を追求する生き方をして、社会のエリートや富裕層になった人間は、死後は霊界の地獄に落ちるということです。

ただし、悪魔の影響下にある社会のエリートや富裕層は、このイエス・キリストの本当の教えに反対する。どの会社や役所でも、面接試験で「神様の教えに従って、カネよりも愛と信仰に従って働きます」と言えば、採用されない。悪魔の教えに逆らう人間は社会から排斥される。カネは世界の共通語であり、共通宗教になっている。物質的な豊かさを求めない人間は、異常だとして追放される。社会全体が反キリストになっている。

しかし、イエス・キリストの霊能力は今も有効です。この2千年間、信徒は世界中で奇跡を起こし、悪魔の攻撃に耐えて信仰を伝えてきた。その象徴が聖書です。だから、聖書には霊的な力がある。難解な仏典や祝詞よりも霊的な効果がある。仏教や神道の霊力を認める日本人も聖書を学ぶべきです。実際に、キリスト教国家アメリカでは、日本人以上に霊界を信じ、死後の世界を信じ、慈善行為や寄付を行って死後の世界に備えている。日本がアメリカから学ぶべきは、信仰の強さです。(ただし、悪魔がアメリカ社会にも入り込んで、アメリカの物質文明は堕落・腐敗の度を強めている。アメリカの拝金主義は日本より酷い・・・)

つまり、聖書を読んで得られる霊能力で人間は救われるということです。この世は霊的エネルギーから生まれたものであり、人間社会の問題も霊的エネルギーで解決できるのです。つまり、問題は悪魔の化身のカネで解決するのではなく、神様のもたらす愛と信仰で解決せよというのが、イエス・キリストの教えです。そして、この世も神様の支配下にあり(悪魔の影響は強いが)、清貧に生き、愛と信仰に従う者は神様から助けを得られるのです。場合によっては、日常生活で奇跡も起きるというこです。なぜなら、神様は全知全能で全善だからです。キリスト教の修道士、修道女、宣教師、神父などで、カネがなくて苦しみのうちに死んだ者はいない。神様、イエス・キリスト、聖母マリア、天使、守護霊などが、霊界から救いを与えてくれるからです。悪霊や悪魔は、神様には勝てないのです。

要するに、日本でも貧しき者、他人に苦しめられている者、病で悩む者、正義を求める者、平和を求める者、愛を愛する者は、聖書を読んでイエス・キリストの霊能力に近づくべきです・・・