この傾向は東日本大震災のショックでやや収まったが、コロナ感染爆発でまた増加傾向が見られる。毎日、数十人の日本人が自殺するという異常な状態が、1990年代の後半から続いている。
1989年に平成時代が始まって以来、バブル経済の崩壊、デフレ、不況と日本は30年近く、灰色の世相を続けている。そして、高齢少子化社会となった。しかし、日本人が勤勉に働くなったのが原因ではない。原因は、もっと霊的な問題です。日本の霊能力が低下したからです。
日本の霊能力については、歴史的には、663年の白村江の戦いでの敗戦以来、天皇家の霊能力は低下し、12世紀末には武家に政権を奪われ、元寇の戦いでも鎌倉幕府が日本中の仏教/神道の霊能者を集めて神風を起こしたので日本はモンゴルの支配から免れることができた。秀吉の17世紀の朝鮮出兵では天皇家と密接な秀吉は霊能力を使えず、朝鮮出兵は失敗した。この教訓で幕府は天皇家を厳しく管理したが、明治維新後は、当時のさまざまな新宗教(金光教、天理教、黒住教など)の霊能力が動員され、日清/日露戦争で日本は勝利したが、軍部が天皇神道を国民に強要し、日中/日米戦争で日本は敗北した。この日米戦争は日本の天皇神道の霊能力とアメリカのキリスト教の霊能力の戦いでもあり、日本は完敗した。
つまり、天皇家=>鎌倉時代の仏教/神道=>幕末/明治の新宗教=>天皇神道、という流れで日本の霊性が推進されてきたが、天皇神道で日米戦争に敗北しても、まだ天皇家を元首格で持ち上げる日本に霊界からの助けが来なくなったと考えられる。
世界の主流は一神教(アブラハムの宗教、つまり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)であり、日本は1945年にキリスト教国のアメリカと戦って完敗した。これは、日本の神仏がキリスト教の霊性に負けたというより、天皇神道の霊性が一神教に負けたということです。
戦後から現在まで、日本は米国キリスト教に基づく日本憲法を採用して、その霊能力を高め、戦後復興、高度経済成長、世界第二位のGDP達成と発展してきたが、昭和天皇の死と共にその勢いは停滞し、霊能力のない平成の天皇、令和の天皇の時代と霊性は低下し続けている。少子化高齢・さぎ犯罪多発の社会となって30年にもなる。根本原因の日本の霊性の低下を反省すべき時です。実際、占いの大家、高島嘉右衛門は明治天皇に、天皇家はあと3代で衰退に向かうと述べていた。つまり、霊能力の無い天皇が続いて日本の国力は低下するということです。そのために、早くアメリカのような大統領制を採用すべきというのが、自然の帰結です。そして、日本人も霊界と物質界の創造主の唯一の絶対神を認めるべきなのです。
全ての宗教の教祖が生まれる前に、霊界も物質界も存在しており、その霊界と物質界を作ったのは「唯一絶対の神様」だということを認めるべきです。日本の神仏が存在する霊界を作った絶対神がいることを認めよということです。そして、この絶対神と直結しているのが、キリスト教だと考えるべきです。
聖書を読むアメリカ人は、意味の分からない仏典や祝詞を唱えるだけの日本人よりも大きな支援を霊界から得たというのが、先の日米戦争の真実です。天皇神道のトップの天皇より、ローマ法王やプロテスタントの牧師の霊能力が勝っていたというのが、先の日米戦争の真実です。この点を十分に反省しないまま、日本は戦後経済発展をとげてきた。しかし、霊能力の無い天皇家をかつぎ続ける日本には、霊界からの助けが限られる。それが、現在の不況/少子高齢化/詐欺犯罪・自殺多発の社会の現状なのです。
絶対神のもとでは、万人が平等であり、霊能力の大きな者が社会を主導するというのが原則です。そして、人類最大の霊能力者はイエス・キリストであることは歴史が証明しているのです。仏陀や天照大御神が、現在の世界文明を作った訳ではない。電気も自動車もジェット機も、PCもスマホもキリスト教文明から生まれたのです。キリスト生誕以来、過去2千年間の歴史は地峡上にキリスト教文明が普及する歴史だったと考えられる。
今も、キリスト教の精神を十分には受け入れないロシアや中国が世界の脅威となっている。また、キリスト教圏の欧米ですら、堕落と腐敗が進み、絶対神は人類文明を罰しようとしている。これが、現在の世界情勢に対する正しい神学的解釈です。
日本の神仏の力を否定するわけではないが、日本の神仏と世界の絶対一神教は、3千メートル級の富士山と、8千メートル超のエベレストとの間の違い以上に大きな差がある。日本人は神仏に対する信仰を捨てなくても良いが、世界標準の絶対一神教を認めるべきであり、もはや霊能力の無い天皇神道を基盤とする天皇制ではなく、アメリカのような大統領制を採用すべきなのです。
ちなみに、神仏を信じる日本人は、死後は霊界に行って生きると考えており、それは正しいが、その霊界もこの世も唯一絶対神によって作られたものだということを認めるべきです。
そして、肉体は死んでも魂(心)は霊界で生き続けるということを確信すべきです。つまり、自殺する必要などない。困った時には、この世と霊界の創造主である唯一絶対の神に祈るべきです。そして、その神様がイエス・キリストを2千年前に日本に送っていたことを知り、聖書を読むことで苦しみから救われて、自殺をしなくても済むのです・・・