2023年8月1日火曜日

8月15日の意義・・・

神様は日本を、まだ見捨てていない!

1995年の阪神大震災のとき、米大リーグに野茂が移籍し新人勝を取った。これが、その後の日本選手の米大リーグへの移籍・活躍のきっかけとなった。野茂はその後も2度のノーヒット・ノーランを達成するなど、日本人に自信を持たせた。

2001年の同時多発テロの発生で、世界中が緊張したときには、米大リーグにイチローが移籍し、首位打者を取った。日本人だけでなく、アメリカ人にも大きな感動を与えた。

2008年のリーマンショックで世界経済が危機に陥ったとき、南部・益川・小林の3氏がノーベル物理学賞を取って、日本人を元気づけた。当時の北京オリンピックでわく中国にもできない偉業だった。

そして、2011年の東日本大震災のときには、何と日本の女子サッカー・チームがワールドカップの大会で優勝した。この優勝は、福島第一事故などで落ちこむ日本人に大きな勇気を与えた。

しかし、今回のコロナの感染爆発では、東京オリンピックでは日本選手の目立った活躍はなく、オリンピック後の2022年には安倍元首相が射殺され、エリザベス女王も高齢で衰弱死した、そして、ウクライナ戦争が始まった。不吉な空気が漂う時代になったが、それでも、大リーグでは大谷が活躍し、日本の女子サッカー・チームは現在、ワールドカップ・ゲームで活躍している。日本独自の将棋でも藤井が7冠を得て、新たなヒーローとなった。まだ、日本は終わっていない。

特に、第二次大戦が終結する前にアメリカのルーズベルト大統領が急死し、アメリカは日本に勝利したが、アメリカの戦後に暗雲が漂った。実際、アメリカは戦後、朝鮮戦争、ベトナム戦争とアジアで泥沼にはまって行く。

日本では、バブル経済の頂点で1989年に昭和天皇が崩御し、その後の長いデフレ・経済不況が続くことになった。その後の平成の天皇や令和の天皇には、明治天皇や昭和天皇ほどの霊能力はなく、日本の不振が40年間も続いている。

アメリカでは、1960年に大統領となったケネディは大きな人気を誇ったが、1963年に暗殺され、その後のアメリカ社会の混乱を暗示した。アメリカが自信を取り戻すのは、1990年代の湾岸戦争とソ連との冷戦での勝利だった。そして、同じ民主党のクリントン大統領の時代に、インターネットで日本を引き離し、オバマ大統領で2008年以降の金融危機を乗り切った。しかし、リベラルな民主党の行き過ぎによって、オバマ後にトランプが大統領となり、アメリカは社会分裂を深めている。アメリカのキリスト教は、民主党の余りにリベラルな姿勢を受け入れられなくなっている。アメリカの強さは、やはりそのキリスト教精神にある。そのキリスト教精神を破壊するような民主党の余りにリベラルな姿勢は、アメリカの霊性の破壊につながる。2024年の大統領選挙では、このキリスト教精神の影響が出るだろう。いずれにしても、アメリカがキリスト教を捨てない限り、アメリカが亡びることはない。中国やロシアに負けることはない。

問題は日本です。663年の白村江の戦いでの敗戦以来、天皇家の霊能力は低下し、12世紀末には武家に政権を奪われ、元寇の戦いでも鎌倉幕府が日本中の仏教/神道の霊能者を集めて神風を起こしたので日本はモンゴルの支配から免れることができた。秀吉の17世紀の朝鮮出兵でも天皇家と密接な秀吉は霊能力を使えず、朝鮮出兵は失敗した。明治維新後は、当時のさまざまな新宗教の霊能力が動員され、日清/日露戦争で日本は勝利したが、軍部が天皇神道を国民に強要し、日中/日米戦争で日本は敗北した。この日米戦争は日本の天皇神道の霊能力とアメリカのキリスト教の霊能力の戦いでもあり、日本は完敗した。

戦後は、アメリカのキリスト教精神を基本とする新憲法を採用して、日本経済は復活したが、天皇神道をいまだに崇める社会は、バブル崩壊以降、低迷を経験している。天皇家の霊能力に頼る限り日本の発展はない。日本を救うのは、仏教/神道系の霊能力ではなく、世界の主流のキリスト教を取り入れた日本型キリスト教の霊能力なのです。

過去に、日本の危機のたびに、日本を励まして来たのは、仏教/神道の霊ではなく、キリスト教の霊なのです。1995年の野茂、2001年のイチロー、2008年のノーベル物理学賞、2011年の日本女子サッカーの優勝などに、キリスト教の霊が働いているのです。

しかし、2022年の安倍射殺は、日本の暗雲を示すものです。かって、日本人を励ましてくれたキリスト教の霊に感謝し、今後の第三次世界大戦などの世界の悲劇から日本が救われるように、日本人は聖書を読んでキリスト教の精霊や神様からの助けを求めるべきです。

まもなく、8月15日がくる。8月15日は、聖母マリアが天に昇天された日であり、ザビエルが日本に到達した日であり、日米戦争が終わった日でもあります。神様の霊は、日本がキリスト教の霊につながることを望んでおられるのです。

忘れてならないのは、日本の現憲法は日米戦争の敗戦後にアメリカの影響で導入されたものであり、キリスト教精神に基づいており、天皇神道を無視するものだということです。いまだに、一般国民を「平民」だと陰で見下げるような天皇家の時代は、1400年前の白村江の中国(唐)との敗戦で終わっているのです。その唐から密教をもたらした空海などの霊能力が今まで元寇との戦いなどで日本を支えて来たが、もはや、その時代も終わったのが、1945年の8月15日なのです。

平和を叫ぶなら、聖書をよく読んで「日本式のキリスト教」の霊性を高めるべきです。それが、8月15日の意義なのです・・・