2023年8月28日月曜日

カネを捨てて、神様の教えを取れ!!

 
夏の富士山

「金持ちは、死後、天国に入れない」。これが、イエス・キリストの教えの核心です。

日本の仏教でも、神道でも、新興宗教でも、このような宣言をする宗教はありません。ユダヤ教などでも、富は神様からの恵みだと言う姿勢です。チベット仏教などでは、富の問題は扱いません。しかし、この世の人間の問題は、ほとんど全て富の有無の問題にかかわってきます。

イエス・キリストの言葉を解釈すれば、「この世のエリートや富裕層は、死後、天国に入れない。神様の教えを守って、清貧の生活を送る者は、死後、天国に受け入れられて永遠の命を得て、天国で幸福に暮らす。しかし、悪魔に魂を売ってエリートや富裕層になった者は、地獄に自ら進んで行き、そこで神様によって悪魔と共に滅ぼされ、完全に死滅する」ということです。

つまり、この世の死は最終的な死ではなく、死後、魂は天国で永遠の命を得るか、地獄に落ちて第二の死を迎えて永遠に死滅するのです。言い換えれば、「この世で天国、あの世で地獄か、この世で地獄、あの世で天国」かという選択しかないのです。

だから、この真実を「貧乏人」、「弱者」、「信仰や正義のために苦しめられる者」、「不幸な者や小さき者」に伝えるために、イエス・キリストはこの世に現れたのです。これが、本来のキリスト教です。つまり、神様の教えとは、「善人となって、清貧の生活をせよ」ということなのです。

しかし、人々はカネを求め、物質的な幸福を追求し、社会のエリートを目指している。そのために、悪魔に魂を売ってでもカネを得ようとする。これが、社会の実相です。このような社会は物欲や名誉欲を追求する人間ばかりになり、社会全体が腐敗・堕落し、悪魔の支配を受けることになる。日本ばかりでなく、欧米のキリスト教国も物欲を追求し、悪魔の支配を受けている。中国なども歯止めのない物欲国家になっている。つまり、人類の文明自体が腐敗・堕落している。全世界が悪魔に支配を受けている。

そこで、人類文明の腐敗・堕落を悲しんだ聖母マリアが100年まえのスペイン風邪の頃からファチマなどに現れ、警告を発し続けて来たのです。そして、2020年からのコロナ感染爆発で、もはや、警告ではなく、神様の裁きの時代になったと思われる。そして、2022年にウクライナ戦争が始まったのです。もはや、神様が人類を守らなくなったと考えられる。

従って、今世紀中に第三次世界大戦と自然大災害が生じることは避けられないと考えるべきです。最悪、北極と南極の位置が移動し、気候大変動が生じる。また、ヨーロッパなどでは核戦争が生じる。日本は破滅を免れても、世界の人口が激減する可能性がある。21世紀は、悲劇の世紀となる。しかし、人々が悔い改めれば、キリストが再臨し人類は救われる。

そのためには、聖書を読んで、自ら貧しい生活をし、貧しい隣人を愛することです。神の言葉に従って清貧の生活をし、物欲を捨てることです。そして、悪魔と戦うことです。神様の教えに従って清貧の生活をしている限り、この世で死んでも霊界では、天国に入ることができるのです。

しかし、悪魔に魂を売ってエリートや富裕層になり、この世の物質的幸福を享受した人間は、死後は、霊界の神様や天国の愛の光に耐えられず、自ら地獄の暗闇に入って行くのです。そして、最後には神様によって悪魔と共に滅ぼされるのです。

つまり、貧困や苦しみから自殺する必要はありません。聖書を読んで神様を信じ、清貧の生活をしていれば、神様が天使や善霊を送ってくれ、必ず苦しみから救ってくれるはずです。この世の問題はカネで解決するのではなく、神様への信仰と隣人愛によって解決すべきなのです。

なお、仏教や神道、修験道などの霊も天国から来る善霊であれば、それなりに悪魔と戦って人間を助けることはできるが、霊界と物質界の創造主の唯一絶対神の威力は絶大です。そして、イエス・キリストはその唯一絶対神と直接、つながっているのです。だから、難しい仏典や祝詞ではなく、分かりやすい聖書を読んで、清貧を教える神様の言葉を学ぶべきなのです・・・

カネを捨てて、神様の教えを取ること、これがポイントです。