聖書に曰く、「自分の十字架を背負って生きよ」。
だれでも失敗する。
だれでも人に迷惑をかけている。
しかし、その過ちを背負って生きよ、ということです。
さて、原発事故の責任は誰が負うべきか。
もちろん、ときの首相、菅直人です。
まず3・11にパフォーマンスで福島第一を訪れ、ベントなどの作業の邪魔をした。
その後は、東京まで死の放射能に曝されると言う恐怖感から、常軌を逸した介入を行った。素人のくせに専門家を怒鳴りつけ、直接細かな技術的指示を出した。それも、的外れな。
東電ビデオでも、吉田所長が官邸の介入に困惑する姿が映っている。
そして、何の権限もないのに、東電本店で怒鳴り散らし、数時間も居直って業務の邪魔をした。
その後も、一切、原場に脚を運ぶことはなく、自己保身に走った。
しかも、「全面撤退」阻止などというインチキ話を広めた。どこの工場でも毒ガスや放射能が充満すれば、作業員は全員一時待避だ。
社会を知らない、菅好みの長身低脳な寺田・細野といった連中が、全く場違いな営業用語、「全面撤退」をもちだす。余りに場違いな表現なので、それがかえって一人歩きする。
都内でも不発弾が一発見つかるだけで、半径数百メートルから全住民待避だ。死の放射能、数シーベルトの放射能の中ではもはや、作業はできない。2号機の格納炉が爆発すればそうなる。
そういう予測のもとに、従業員の安全をはかる義務のある東電トップが、最悪の事態に備えて全員一時待避を検討することは当然だ。さもなければ、清水社長は労働組合に責められ、殺人罪で告訴される。東電、死の放射能からの一時撤退計画は必要だ。
それを、放射能も理解できな寺田・細野・菅が誤解し、「危険もないのに、やる気のない、無責任な東電は、安全な福島第一からすたこらさっさと逃げ出そうとしている」と愚かな判断をした。
そして、東電本店に怒鳴り込んで、「生命をかけろ」と強要するが、自分は決して現場にはいかない。また、「逃げたって逃げ切れないぞ」と、トンチンカンな脅迫を行う。
そして、東京に死の放射能は降らない、自分は全然だと分かると、途端に福島第一に関心を失う。
あとは、鳩山をだまして首相の座に居座るだけになる・・・
しかし、国民の支持率が10%台となり、菅の後ろ盾の朝日新聞も菅内閣を見限る。そして、野田政権となった。おまけに、鳩山ダマシの菅の相棒、岡田が副首相となる・・・
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★ 2012年5月28日 - 菅直人前首相は28日の国会事故調査委員会で、原発事故を起こした「最大の責任は国 にある」と明言し、陳謝した。半面、自らの責任や反省点は多くを語らず、自己弁護に 終始。 (日経)
★ 菅氏は、スタンドプレーとワンマンプレーが好きな方であり、それで評価を上げた実績もあるので「俺が直に乗り込んで視察し陣頭指揮する」発想を持ったのでしょう。 ただし、何の役にも立たなかったとしか現在では感じられません。 いやむしろ対応を中断させる愚も犯しただろうとさえ感じます。 http://bit.ly/VGEhOh
★ 吉田所長もシンポジウムのビデオ出演で、「作業をしている人間は撤退できないと思っていたし、本店にも撤退という事は一言も言っていないし、私は思っていなかった」と断言しています。菅前首相ら当時の官邸メンバーが「全面撤退と受け止めた」と強調してきた訳ですが、それが如何に菅氏らの思い込みであったかが明らかになった訳です。 http://bit.ly/Vq7xmD
★ 東電の「社員」ではなく、清水社長が事務員の撤退を進言した、というのは事実。もちろん「全面撤退」ではなく、現場の作業員はその場に残るという上での判断だった。
しかし、菅はそれを拒絶、結果的にその場にいても何の役にも立たない事務員のおばちゃんが被曝する羽目になってしまった。
マスコミの報道も適当で、いまだに間違った知識が跋扈していることは非常に残念。 http://bit.ly/THkoiU
★ 実は、そのころ枝野氏はメルトダウンの可能性を知っていた。
官邸の危機管理センターには、事故当日(3月11日)のうちに
〈24:50 燃料溶融〉 とメルトダウンをはっきり示すERSS(※)による事故進展予測が文書で伝えられていたからだ(本誌2011年6月10日号既報)。
菅前首相は事故調でその文書を「見せられた覚えがある」と認めた上で、なぜ国民に説明しなかったかについてこう証言している。
「国民への発信は官房長官にお願いしていました。その当時の考え方は、事実を隠さない。しかし、事実としてわからないことをどこまでどう表現するかは、官房長官として判断してやっておられた」
醜い責任のなすり合いである。
★ 実は、そのころ枝野氏はメルトダウンの可能性を知っていた。
官邸の危機管理センターには、事故当日(3月11日)のうちに
〈24:50 燃料溶融〉 とメルトダウンをはっきり示すERSS(※)による事故進展予測が文書で伝えられていたからだ(本誌2011年6月10日号既報)。
菅前首相は事故調でその文書を「見せられた覚えがある」と認めた上で、なぜ国民に説明しなかったかについてこう証言している。
「国民への発信は官房長官にお願いしていました。その当時の考え方は、事実を隠さない。しかし、事実としてわからないことをどこまでどう表現するかは、官房長官として判断してやっておられた」
醜い責任のなすり合いである。
http://bit.ly/TBDAEB
★ 菅政権は事故発生当初、SPEEDIの存在を知らなかったかのような弁明をしているが、本当に知らなかったとすれば問題である。なぜなら、昨年10月20~21日に、福島第一原発事故と似たケースを想定して実施された「平成22年度原子力総合防災訓練」において、SPEEDIが訓練項目の一つにあったからだ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110926/285149/?ST=business&P=2
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From the Tokyo Station...
★ 菅政権は事故発生当初、SPEEDIの存在を知らなかったかのような弁明をしているが、本当に知らなかったとすれば問題である。なぜなら、昨年10月20~21日に、福島第一原発事故と似たケースを想定して実施された「平成22年度原子力総合防災訓練」において、SPEEDIが訓練項目の一つにあったからだ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110926/285149/?ST=business&P=2
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