キリスト曰く、「人はパンのみにて生きるものではない」。
これも有名な言葉です。
信仰があって初めて、生きた、という人生をおくれることになる。
もちろん、食事をとらなければ人は生きてゆけない。そのためには、カネがいる。カネを得るには社会のルールに従って、会社組織などと関係しなければならない。
そして、社会や組織は、カネを求める人間であふれている。
おかしな競争が生じる。小利口で、ゴマすりのうまい人間がのさばる。信仰心のある人間は、そこまでできない。
冷酷な人員削減、詐欺的な営業、誤魔化しの事務、裏切りの取引、だしぬきのすり寄り、こういう手練手管が幅をきかす。
とても、そういう精神は、生きるに値する人生を意味しない。
法律がなければ、殺人をおかしてでも肩書きと、富を手に入れようとするものばかりです。大都市のサラリーマンは。大企業のサラリー-マンは。中央官庁の役人は。
さて、金には不自由しない石原知事が総理を再びめざすという。
理由は簡単です。息子のノブテルが谷垣裏切りのレッテルを張られ、大恥をかいている。息子をバックアップしていた慎太郎も、本当は赤恥だ。その名誉挽回のためだ。
実際、息子が自民党総裁選に出るとき、都知事はひきとめなかった。
つまり、石原慎太郎は息子の伸晃が総理になるのを密かに応援していた。森や古賀を使って。しかし、谷垣裏切りで世間から糾弾され、もはや、将来的にも総裁・総理のめはない。
息子の恥が父親の恥となった。この衝撃は大きかった。晩節を決定的に汚した。はっきり言えば、笑いものだ。
そこで、必死に名誉挽回策に出た。橋下も使おうということです。
石原慎太郎は息子・伸晃の総裁選の惨敗で平常心を失った。
この不名誉を挽回するには、数十億円のカネが必要だ。メディア工作や政界工作に多額の資金がいる。(石原一族の資産額は？)
有権者や他の政治家も買収して総理大臣にならなければ、名誉挽回にならない。とにかく、総選挙に出馬だとなる。
いくらカネを積んでも、本当の尊敬は得られない。カネを使って首相になってもだめだ。
石原慎太郎は伸晃と一緒に谷垣さんに謝罪すべきだ。裏切りを謝罪すべきだ、国民の前で。
政治家はカネのみで成り立つものではない。道徳も必要だ。
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◆ ポイントは新都知事です。 週に３日しか執務しない石原知事はもうアウト。 不品行の東国原阻止でその使命は終わっていた。 新都知事は、小池百合子か田中真紀子か？
◆ 石原慎太郎はようやく三島由紀夫に追いついた？ まあ、盾の会より、維新の会は世俗的で無難、国民主権者には？
◆ 石原慎太郎と小沢が共に反官僚を唱えているのが興味深い。 安倍は反官僚でもない？
◆ とにかく、民主党の統治能力、行政能力、政治能力、人間能力が余りに貧弱であるため、国政の重しにならない。 野田首相はもはや政界の中心にいない。 石原慎太郎の旗揚げで、野田内閣は選挙管理内閣になった。
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