富士山
人の死に関する科学的な研究は、霊能者や心霊家ではなく、アメリカの医学者エリザベス・キュブラー・ロスやレイモンド・ムーディ、モーリス・ローリングズによって行われてきた。
死の直前の人間、臨死体験者を調査した結果は、「死後の世界はある」ということです。
ただし、臨死体験者や霊能力者は、死後の世界は天国だ、とだけ語ることが多かった。しかし、何千件という事例を調べるうちに、死後の世界には地獄もあることが明らかにされて来た。臨死体験者や霊能力者は、霊界で地獄を見ても、それを報告しないことが多いのです。あるいは、天国と地獄に別れる前に生き返って来ることも多い。
まさに、イエス・キリストが聖書で言っているように、人間は死後、天国に行く者と、地獄に行く者に別れるのです。霊界の素晴らしさは、全ての臨死体験者が語っているが、そこから多くの死者は地獄に行くことになる。
地獄に行くのは、神を憎む人間、悪魔を崇める人間、邪悪さを愛する人間、凶悪な人間、隣人への愛のない人間、貧乏人を愛さない富裕層、一般人を軽蔑するエリート、下層の人間を顧みない上流階級の人間、不幸な人間を無視する幸福な人間、利己主義的な成功者、奢り高ぶる才能のある人間・有名人、不親切な人間、カネや富と地位で腐敗・堕落した人間などです。
天国に行くのは、神を敬う人間、悪魔と戦う人間、善を愛する人間、慈愛のある人間、隣人を愛する人間、悪魔に魂を売らずに貧乏に生きる人間、非エリート、下層の人間、不幸な人間、悪魔に魂を売らないので成功しない人間、謙虚で真実を愛する人間・無名人、親切な人間、カネや富と地位を避け腐敗・堕落しない人間などです。
大部分の人間は前者に属し地獄に落ちる。イエス・キリストによれば、キリスト教以前には、75%くらいの人間が地獄に落ちていたと推測されます。キリスト教が成立しても、50%くらいは地獄に落ちていると考えられます。
だから、心霊主義、スピリチュアリズムも最後に地獄に近づくことになる。それでは、この世の人間は耐えられない。そこで、心霊主義、スピリチュアリズムは社会的に抑えられることになる。キリスト教も仏教も、そのような霊界・死後の世界はなるべく扱わないようになる。
つまり、この世は悪魔が支配しており、できるだけ多くの人間を地獄に落とそうとしている。この世のカネ、富、地位、幸福、成功、名声は、悪魔が人間を地獄に導くための道具なのです。そして、地獄に落ちた人間は、地獄で悪魔に支配されて、苦しむことになる。それでも、彼らは地獄を好むのです。
しかし、天国に入いることができた貧しい人間、愛のある人間、真理を愛する人間は、天国で幸福に、永遠に生きることができる。これが、イエス・キリストの教えです・・・