2022年2月13日日曜日

神の霊と悪魔の影響と、コロナ大感染・・・

浅草駅周辺

ある学者は、「心はあるか?」を哲学的に考えて、「単独では心は存在しない」と結論付けた。要するに、心を使って「心はあるか?」と考えて、「無条件では心は存在しない」と結論付けた。

これは、ほとんど狂気に近い。「私の心は、『心は存在しない』という結論を出した」という学者は、ほとんど狂気に近いのです。

人間には、肉体と心があることは誰でも知っている。問題は、人間の中に霊があるのかという問題です。これは、コンピュータで動くロボットが、「自分にはロボットとしての体と、コンピュータによる心があるが、ロボットを作った人間の設計意図は存在するだろうか」と考えるようなものです。霊が存在するから、心が存在し、体が機能すると考えるべきでしょう。

霊については、キリスト教の聖書が参考になります。Wikipediaによれば、

神の霊
新約聖書での「霊」はまず何よりも「神の霊」である。
神は霊であるから、礼拝をする者も、霊とまこととをもって礼拝すべきである
— ヨハネによる福音書4:24、『口語新約聖書』日本聖書協会、1954年

人間の霊
そして、神によって造られた人間も霊を有する。ステパノはイエスに「私の霊をお受けください」と祈る(使徒言行録7:59)。
死んだ聖徒は「全うされた義人たちの霊」といわれた(ヘブル人への手紙12-23)。
この他、悪霊などもある。

真の霊性
霊性は、聖霊によって生み出され、肉とは対立するとされる。
「肉の思いは死であるが、霊の思いは、いのちと平安とである。なぜなら、肉の思いは神に敵するからである。すなわち、それは神の律法に従わず、否、従い得ないのである。また、肉にある者は、神を喜ばせることができない。しかし、神の御霊があなたがたの内に宿っているなら、あなたがたは肉におるのではなく、霊におるのである。もし、キリストの霊を持たない人がいるなら、その人はキリストのものではない。もし、キリストがあなたがたの内におられるなら、からだは罪のゆえに死んでいても、霊は義のゆえに生きているのである。もし、イエスを死人の中からよみがえらせたかたの御霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリスト・イエスを死人の中からよみがえらせたかたは、あなたがたの内に宿っている御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだをも、生かしてくださるであろう。」
— ローマ人への手紙8章2-16、『口語新約聖書』日本聖書協会、1954年())
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%8A%E6%80%A7_(%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E6%95%99)

神の霊に気づいた人間は、さまざまな霊感によって、さまざまな宗教を作って来たが、神の霊と人間の霊を明確に区別するキリスト教が、最も信頼でき、安全であることは、この2千年の歴史が示しています。実際、現代文明は、欧米を中心とするキリスト教文化から生じたのです。欧米を中心とするキリスト教文化がなければ、今でも電気、自動車、飛行機、そして、民主主義も世界にはないのです。

日本には現代も、さまざまな霊能力を持った人間がいます。中には、新興宗教の教祖になる人もいます。しかし、本当のキリスト教ほどには成功していません。

「貧乏人は、死後、天国に行き、富裕層は、死後、地獄に行く」と宣言する霊能者もほとんどいません。しかし、このイエス・キリストの教えが、仏教も超える福音なのです。つまり、貧しい人をこの世の苦しみから救う「良きニュース」なのです。

霊能力、霊界の知識、霊との交信、仏教の悟りなどで人間が救われるより、学歴、財産、地位のない人を救うのは、やはり、このイエス・キリストの教えなのです。そして、この教えは神の霊を持った、歴史上最高の霊能者イエス・キリストの貧乏人への愛を象徴するものなのです。

霊については、悪霊、悪魔、地獄の霊があることは、聖書でも指摘されています。18世紀の大霊能者のスウェーデンボルグは、悪霊は人間を破壊しようとしている、と警告しています。

霊的な問題は、あくまでキリスト教の聖書を読んで、神の教えを学び、イエス・キリストの愛を通して扱うべきです。ただし、教会の信徒になれということではありません。誰でも、神様に祈れば、神の霊、イエス・キリストの霊につながることができるからです。ただし、キリスト教会を嫌う必要はありません。それでも、狡猾な悪魔は教会にすら入り込むことがあります。ましてや、歴史のない新興宗教団体は、悪魔と十分に戦えるとは限らない。

この世でも、霊界でも善悪の戦いはある。だから、霊界は天国と地獄に別れるのです。安易に、心霊問題にかかわるべきではないのです。人間は、人間界で正しく、つまり、カネを求めずに貧しく生きれば、霊問題などにかかわる必要はないのです。しかし、人間社会全体が悪魔に洗脳され、拝金主義になれば、神様が人間に警告を与えられる。コロナ大感染もその表れかも知れない。

コロナ大感染で、人間が考えることは、神の怒りでしょう・・・