聖書の言葉で今、重要なのは次のものです。
「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。探せ、そうすれば、見いだすであろう。
門を叩け、そうすれば、あけてもらえるであろう。」
<マタイによる福音書 第7章7節>
ただし、神様を信頼する必要があります。
人生に絶望する人は多い。しかし、その時にどうすべきかを分かっている人は少ない。
それに対する答えが、この言葉です。
絶望した時に、神様に救いを求めることです。そうすれば、何らかの解決方法を与えてくるれるものです。
芸術家にも絶望する人がいますが、信仰心のある芸術家は神様に祈ってインスピレーション(霊感)を与えられ、それを表現して作品を完成させることもあります。
ちなみ、「雨にも負けず、風にも負けず」の詩で有名な宮沢賢治も、聖書や法華経を読んでいたといいます。特に、この詩は知り合いのクリスチャンをモデルにしたものだと言われています。宮沢賢治も、街中を太鼓を叩きながら大声で念仏を唱えて歩いたこともあるという、熱心な行者のような人物でした。彼の作品も、神仏から霊感を得て書かれたと思われます。
絶望した時には、神様に「救いの霊感」を与えてくれるように願うことです。
2千年のキリスト教の歴史で、多くの信者が神様に救いを求めて祈って、救われてきたのです。だから、今日までキリスト教は続いて来たのです。これが、新興宗教と区別される点です・・・
他人を思いやり、愛する精神に基づく「雨にも負けず、風にも負けず」の詩は、自分のことではなく、他人を思いやることで、自分も生きる希望を得ることができるのを教えている詩です。
特に、愛する人がいれば、人間は自殺など考えないものです。
神様を全力で愛し、次に、自分と同じように隣人を愛せよ、というのがイエス・キリストの教えです。