2022年10月12日水曜日

日本の伝統の清貧生活は、キリストの教えでも天国への条件になる・・・

 

21世紀は、人類にとって試練の世紀となる。

イエス・キリストの誕生から21世紀までは、2千年、ユダヤ教/キリスト教/イスラム教の出発点のアブラハムからイエス・キリストの誕生までは2千年。アブラハムの故郷、メソポタミアのウルが建設されてからアブラハムの誕生までが2千年。この歴史の流れから、21世紀に人類に決定的な出来事が生じても問題ではないのです。

キリスト・ユダヤ教を基礎とする現在の物質文明は紀元前4000年、つまり、6千年前から始まったと考えられる。また、ギザのピラミッドは4500年前に造られたとされている。

(なお、日本での最古の人間の遺跡は、島根県出雲市多伎町砂原に立地する中期旧石器時代(12万年前)の遺跡です。また、現在の人類の遺伝上の祖先のミトコンドリアのイブは16万年前にアフリカに出現したとされている。アフリカから4万年かけて人類は日本列島に到達したことになる。他方、天皇家は古代中国の秦帝国の方士、徐福(紀元前210年に日本到達)の子孫と考えられるから、天皇家は縄文時代以前の日本の伝統とは無関係・・・)

実際、さまざまな警告がこの世紀に対して出されている。古いものではローマ法王に関するマラキの予言、スエーデンボルグの警告、ニュートンの予言、そして、19世紀の中頃からの聖母マリアの警告などがある。日本でも、心霊関係の研究者・経験者の塩谷信男(1902-2008)、政木和三(1916-2002)の警告などがある。また、20世紀の著名な数学者の岡潔(1901-1978)も戦後にさまざまな著作で警告を発している。

岡潔は、第二次世界大戦後の日本の精神的荒廃、安易なアメリカ文化の導入、伝統的な日本の霊性を破壊する軽薄な戦後の商業主義に警鐘をならしていた。そして、日本人が伝統的な霊性を取り戻すには100年かかるとした。1945年の終戦から100年だから、2045年頃まで日本人は混乱の中で生きることになる。特に現憲法の前文は悪文だと批評した。

しかし、最大の予言は聖書の終末予言です。堕落した人類に対して神様が最後の審判を下し、人類を見捨てるが、その時にイエス・キリストが再臨し、信者を救うというものです。ただし、その時期は明らかにされていない。そして、聖母マリアが19世紀の半ば以降、世界に出現し「もう主(神様)の忍耐は限界に達した」と述べている。それが、ルルド、ファティマ、ガラバンダール。メジュゴリエ、日本の秋田などでのマリアの出現です。

聖母マリアが警告のための出現を始めた19世紀の末から20世紀の始め、第一次世界大戦までは心霊ブームが欧米・日本で生じていた。日本では、幕末から第二次大戦前、そして、戦後の現在まで延々と続いている。日本の霊能力者は日本の仏教の霊、神道の神々と結びつくことが多いが、仏教と神道の霊界の上に唯一の絶対神を認めるのが正しいと思われる。

つまり、人は死ねばその魂は、さまざまな宗教に従って霊界で生きるが、霊界の最高の支配者は、唯一の絶対神であると考えるのが正しい。縄文時代の日本人は、そのような霊性を持っていたが、その後の神道、仏教の影響を受けて日本人の宗教性は複雑になった。しかも、戦後はキリスト教を理解しないまま欧米の物質文明に同化して、安易な物質主義に溺れるようになった。そして、日本の心霊主義者なども世紀末の警告を発するようになった。そして、岡潔などの文化人も警告を発するようになった。しかし、この時代の流れは、世界史的に見れば、キリスト教・聖母マリアの「時代の終わり」の警告に従っていると考えるのが正しい。

この意味で2022年は、今世紀の悲劇の時代の始まりだとも言える。コロナ、ウクライナ戦争、中国と台湾の緊張化などは、今世紀の悲劇の前兆だと考えられる。さらに、異常季候と地震・津波の多発も今世紀に入ってから続いている。政木和三の予言のように、今後250年間で人類の人口が百分の一になる可能性もある。塩谷は地軸の移動なども心配している。岡潔は、日本人は早く商業主義を脱して、日本の霊性を取り戻せと述べている。

日本の神道や仏教系の霊能者の中には、厳しい修行をして霊と交信できるようになった者もいる。しかし、キリスト教の聖書を読んで霊性を高めれば、聖母マリアの警告も理解できるようになり、イエス・キリストの教えによって救われるようになる。また、治癒力を与えられる場合もある。全ての宗教の上に、聖書の霊性・絶対神が存在すると考えれば、宗教にかかわらず聖書を読むべきです。そもそも、現在の日本の憲法は、アメリカのキリスト教的民主主義を基礎にしている。現憲法と聖書は密接な関係があるのです。

今世紀の試練に備えて、日本人は伝統的にも正しい死生観を持つべきです。人間の魂は死後も霊界で存続し、神の教えに従う者は天国に入って永遠に生きるのです。ただし、物質主義に毒された富裕層やエリートは地獄に落ちる。日本の伝統の清貧の生活をする者は、キリストの教えでも天国に入ることができるのです・・・・