悪魔がこの世を支配している。だから、世の中は良くならない。
悪魔はカネで人々を洗脳する。カネを得るために、人々は悪を受け入れるようになる。百万円、千万円、1億円と金額が大きくなるほど、人々は大きな悪を受け入れるようになる。だから、どこまで経済が拡大しても悪の世界はなくならない。
「たった一度の人生だから、どんな手段を取ってもカネと富を得ろ!」と悪魔は囁く。そして、人は魂を悪魔に売ってでも、カネと富を得ようとする。自分が得たカネと富を守るためなら、どんな悪でも受け入れるようになる。これが、悪魔の支配する世界の実態です。
カネと富を獲得し。守り、さらに拡大するために、人は他人、特に、貧乏な人々に対する同情心を捨て、不親切になり、他人の不幸を喜ぶようになり、他人を利用するか、排斥しようとする。これが資本主義社会の悪と呼ばれるものです。
しかし、貧しい人々を組織し、その組織のリーダーになり、権力を握ろうとする者が善だと言うわけでもない。そのような組織は独裁的な体制を目指し、人々から自由を奪い、組織のトップに従う者だけを優遇する。そして、政敵には冷酷に振る舞う。特に、宗教的自由を抑圧する。
つまり、この世のどのような体制・組織においても、そのトップの上に悪魔がいる。だから、どのような体制・組織でも、自分の良心に従って善行を実行すれば、敵視され、追放される。悪魔の支配に反する者は、敵視され、追放される。
社会が悪魔に支配されていれば、神の教えに従う者は、社会から追放される。現実的には、貧乏な生活を強いられる。しかし、逆に神様は貧しき者を愛される。なぜなら、貧しさとは、悪魔に従っていないことを意味するからです。
イエス・キリストの教えによれば、この世でのエリート、富裕層、成功者、幸福な人間は全て死後、地獄に行く。悪魔に魂を売って富と幸福を得た者は、死後、霊界で神様の光と愛に耐えられずに、自ら地獄の闇の中に入っていく。そして、地獄では悪魔の支配を受け、苦しめられ、最後には神様によって悪魔と共に滅ぼされる。
しかし、この世で善行を行い、貧乏人・弱者に親切であった者は死後、天国に受け容れられ、永遠の命を与えられる。
生死と善悪の問題は。このように密接につながっている。死後の世界は存在するが、死後、天国に入れなければ、死後の世界の存在も無意味なのです。
善行を行い、貧乏人・弱者を愛し、他人に親切な人間は、悪魔が支配するこの世では、カネ持ちにはなれないし、幸福にもなれない。ただし、死後は、天国で受け入れられ、永遠の命を得る。これが、イエス・キリストの述べた福音なのです・・・
宗教とは人を救うものです。そして、究極的な救いとは、死後、天国に入ることです。従って、「神様を信じていれば、この世でどんなに苦労しても死後は。天国に入れる」というのが、全ての宗教に共通の教えであるべきなのです。当然、宗教団体もその幹部も貧乏であるべきなのです。
しかし、宗教団体には悪魔が入り込み、信者を洗脳するのが普通です。特に、この世の権力と結びついた宗教は危険です。悪魔を神だと教えて、悪魔を崇拝させている宗教団体には用注意!