2022年3月14日月曜日

人間世界を支配する悪魔と、人間を救おうという神様やイエス・キリストの戦い・・・


20世紀は戦争の世紀と呼ばれています。第一次、第二次の世界大戦で、何千万人という人がヨーロッパやアジアで亡くなりました。

しかし、1950年代から2000年の手間までは、比較的平和な状況が世界で続き、特に日本では平和と繁栄が謳歌されました。

そして、21世紀に入ると過去2000年の世紀末という事態になりました。2001年の同時多発テロ、2008年の世界金融危機、2011年の福島第一原発事故、2020年からのコロナ大感染、そして、2022年のウクライナ戦争と世界的な危機が続いています。もはや、20世紀末の平和と繁栄の世界は当分、失われることになると考えられます。

18世紀の科学者ニュートンの予言によれば、「世の最後」は2060年頃に始まるとされています。同じく18世紀の霊能力者スウェーデンボルグによれば、当時、霊界で「最後の審判」という霊界の大浄化が行われ、数世紀後には人間界でその影響が現れるとされています。現在、2020年代は、そのような決定的な時期に向かう序幕の時代だと考えられます。

要するに、21世紀中は、新たな疫病大感染、経済金融危機、第三次世界大戦などの危機が生じると考えられます。日本でも、首都地震、東南海大津波、富士山爆発などの災害が生じる可能性が高い。果たして、人類が無事に21世紀を通過して、22世紀に入れるかどうかは疑問になります。

ただし、聖書によれば、この危機の世紀にイエス・キリストが再びこの世に現れ、悔い改めた人類を救うとされています。もっとも、1900年前に書かれた聖書の黙示禄などは、現代人には難解な表現が多い。それでも、聖書こそ人類が参照すべき最も重要な文献であることに変わりはないのです。

基本は、聖書を通して神様への正しい信仰を持つことです。イエス・キリストは「富を捨てて神を求めよ」と述べています。物質文明の発展によって、欲を満たすために悪魔に魂を売る人間が増え過ぎたために、神様が人間に戒めを与えられる、というのが聖書に基づく神学的解釈です。従って、人類が神様への正しい信仰を持てば、危機は回避されるのです。

問題は、人間が神様への信仰を持つのを、悪魔が妨げるということです。従って、この危機の時代には人々を惑わす「にせ聖者」、「にせ霊能者」、「にせ宗教家」が現れると考えられます。それだけに、正しい死生観、霊界への知識、死後の世界の理解を持つと共に、「富を捨てて神を求めよ」というイエス・キリストの教えを正しく理解することが必要なのです。

人間世界を支配する悪魔と、人間を救おうという神様やイエス・キリストの戦いの場がこの世であり、今世紀にはその戦いが激しさを増すと考えられるのです・・・