2022年3月16日水曜日

悪魔が支配する世の中で、安全に生きるには、聖書を読むこと!!

神社

世の中には霊能力者という人がいる。

普通の人間には見えない天使、死霊、生霊、動物霊や悪霊、悪魔が見える人がいる。あるいは、魂の体外離脱、幽体離脱などを行うことができる。または、故人の霊を呼び出して会話をすることができる。ただし、霊能力があるからと言って、善人であるわけではない。人格と能力は必ずしも比例しない。

あるいは、超能力者という人がいる。

普通の人間にはできない空中浮揚や透視力や千里眼、未来の予知、過去の事実の透視などができる。ただし、超能力があるからと言って、善人であるわけではない。人格と能力は必ずしも比例しない。

このような人が、日本では幕末・明治以降の新宗教の教祖になった例が多い。あるいは、霊能力者を演じて新宗教のインチキ教祖になった例もある。

例えば、物質化という能力がある。超能力によって空中から物質を取り出す。これが出来れば、ダイヤモンドや金塊、札束を空中から取り出すことができることになる。ただし、有名なインド人の超能力者でも、空中から物質化できたのは、マジックにでも使えそうな怪しげな灰や、どこにでもあるような金属の装身具であって、とても、ダイヤモンドや金塊、札束などを空中から取り出してはいない。この能力をフルに使えば、1日で世界一の金持ちになれるだろうに・・・

実際、今の日本にも霊能力者や超能力者はいるだろうが、科学的な研究に協力する人はいない。あるいは、その能力を使って、北朝鮮による拉致事件や、迷宮入り事件などを解決したり、冤罪事件の真犯人を明らかにするような社会的貢献はしていない。または、未来の社会的な危機を予言して、被害を最小限に防ぐような貢献はしていない。たとえば、コロナ・ウイルスに勝てるような超能力をアピールする人もいない。

日本では、伝統的に深山などの修行で霊能力や超能力を獲得する行者と呼ばれる人もいるし、真言宗の元祖の空海などは霊能力や超能力を持っていたとも言われる。しかし、修行をすればこのような能力が得られるという保証はないし、霊能力や超能力の科学的な研究に協力する人も少ない。また、どんな条件でも環境でも、霊能力や超能力を発揮できると言う人もほとんどいない。それでも、科学で証明できないからと言って、霊能力や超能力を否定することはできない。そもそも、人間の心の存在も働きも、科学的には証明できないが、自分の心が存在するのは誰でも信じている。(「心の存在は科学的に証明できないから、自分の心は存在しない」という人間は、狂った人間だと言うことになる。)

なお、一般に本物だと思われる霊能力者は早死にしている。長南年恵や宜保愛子は、その時代の女性の平均寿命より短かく、この世を去っている。霊能力があっても、特に長命を得るとは限らない。ただし、チベットの聖者には何百歳も生きた者がいると言う言い伝えがあるし、ダライ・ラマなどは輪廻転生で何度もこの世に生まれ変わっているという。やはり、人間の生死は神様の領域に属するものだと考えられる。

ちなみに、イエス・キリストが霊能者/超能力者であったことは聖書に書かれている。イエス・キリストが霊能者/超能力者として起こした数々の奇跡を、疑いなく信じることがキリスト教を信じることでもある。ただし、神父・牧師の中にはそのような奇跡も、霊魂の存在も信じていない人間がいる。キリスト教の学問的、社会的、経済的な力を求めてキリスト教を教えるのを職業としている人間も多い。自分は信じていないイエス・キリストの霊能力/超能力を記した聖書を、おとぎ話のように教えている聖職者も多い。

霊能者/超能力者のイエス・キリストは、その力を自分が神様によってこの世に派遣されたことを証明するために、または、病や貧困、悪魔の影響で苦しむ人を救うためにのみ使われた。信用できる霊能者/超能力者とは、人助けのためにその能力を使う人であるということになる。従って、霊能力/超能力でカネもうけをする人は信用できない。

また、18世紀の著名な霊能力者スウェーデンボルグは、悪霊は霊能者の心にも入り込むと言っている。悪魔は、霊能者/超能力者の心をも支配しようとする。特に、世の終わりに近づくと、そのような悪魔に魂を売った霊能者/超能力者や「にせキリスト」が出現すると聖書には書かれている。霊の知識を振りかざす人間には要注意です。悪魔が守護霊となっている人間もいると思われる。あるいは、悪魔が、ユダヤ人の聖者のモーゼやイエス・キリストの霊だと言って、霊能力者に憑りついている可能性もある。

その意味で、(1)死後の世界は存在する、ただし、(2)貧乏人・善人・信仰者のみが天国に入れる、そして、(3)カネ持ちや邪悪な人間は地獄に落ちるというイエス・キリストの教えを信じれば、霊能力や超能力がなくても人間は救われることになる。

21世紀は今後、さらに疫病・パンデミックや戦争、自然災害が生じると思われるが、それ以上に警戒すべきは悪魔に魂を売った霊能者/超能力者だということになる。

悪魔に魂を売った霊能者/超能力者がもたらす災いは、疫病・パンデミックや戦争、自然災害よりも人間を損なうものだと考えられる。なぜなら、彼らは確実に、死後、人間を地獄に導くからです。この悪魔が支配する世の中で、安全に生きるのに必要なことは、聖書を読んで神様の教えと、イエス・キリストの教えを実践することです・・・

(なお、天皇家の権威も、天皇は日本神話の天照大御神の直系の子孫だと言う言い伝えにある。ただし、ユダヤ・キリスト教やイスラムの神は、日本神話の天照大御神の上位にあるというのが世界の常識です・・・だから、天皇家も密かに聖書を読んでいる・・・)