人間は必ず死ぬ。死ぬ前には、多くの人が認知症になる(90歳以上では約50%が、ボケる)。
大事なことは、死後は人間の意識(霊)は霊界に入って若返るということです。しかし、生きている間に得た富や社会的地位は霊界には持っていけない。逆に、豊かな生活を送ったり、高い社会的地位を享受していた人間は地獄に落ちるということです。これが、イエス・キリストの教えです。
日本の霊的な宗教でも、人間は死後、霊界で修業を強いられると教えている。霊界で修業をして霊格を高めることを強いられる。そして、人間界での修業が足りなかった人間は、再び人間として再生する。この世は、魂の修行場だと考えらえている。
そして、こ世での修業とは悪魔に魂を売らずに、世のため人のために生きることだとされている。特に、親や祖先を敬えば修業は進むとされている。自分の欲を捨てて、他人を幸福にすることが修行だとされている。これが、多くの心霊研究家が得た結論です。
また、聖書では「神を愛し、隣人を愛せ」とのイエス・キリストの言葉が基本だとされている。日本の霊的な宗教の教えと合致する。
しかし、今の世界の物質文明は、利己主義を助長している。「たった一度の人生だから、悪魔に魂を売ってでもカネを稼げ」という悪魔の教えが支配する文明になっている。悪魔は出来るだけ多くの人間を地獄に引き入れようとしている。地獄は、富裕層とエリートで満ち溢れており、彼らは地獄で悪魔に支配されている。
イエス・キリストの言葉によれば、自分より貧しい隣人を無視して富裕層になったり、自分より不幸な人間を無視してエリートになること自体が、死後は、天国に入れない条件になる。だから、富裕層やエリートは天国の神様の光や愛を憎んで自ら地獄の暗闇を目指す。これが、霊界の真実です。
しかし、余りに多くの人間の魂が地獄に向かうのを悲しんだ聖母マリアが、人類に警告を与えることになった。それが、19世紀以来の聖母マリアの出現です。「人間の文明が余りに堕落したので、もはや神様は人間を救わない」というのが聖母マリアの警告です。余りに多くの人間が地獄に落ちるのを見た聖母マリアは、大いに悲しみ、人間に警告を与えるために、19世紀以降、ファチマなどで姿を現したのです。
日本の心霊研究家の政木和三も塩谷信男も、大霊から同様の警告を受けていた。特に、化石燃料がもたらすエネルギーに頼る現代文明が地球の自然を破壊すると警告していた。欲に駆られた物質生活を維持するために、石炭や石油を燃焼させてエネルギーを取り出してきた人間の文明が大変な環境破壊を引き起こす。さらに、欲に駆られた人間の心から発生する霊的エネルギーが磁場を狂わし、極移動を引き起こすと警告している。また、第三次世界大戦も避けられないとされている。
つまり、今世紀には第三次世界大戦や大規模な自然災害が生じると考えるべきです。その原因は、死後の世界のことも考えずに、この世で富と地位を求める人間の心にあります。
聖母マリアは聖書を読み、神に祈るように勧めている。そして、イエス・キリストの教えに従って神と貧しい隣人を愛することです。日本の大霊も欲を捨てるようにと命じている。
この世のあとには、霊界の天国と地獄しかない。天国に入るには、聖書を読むのが一番、早道です。そして、聖書のイエス・キリストの教えのポイントは、「金持ちは天国に入れない」ということです・・・・