株価が30年ぶりの最高値を更新した。少子化、コロナの後遺症、ロシア/中国の好戦的な動きにもかかわらず、日本経済は活性化しようとしている。
しかし、今後、世界を待ち受けているのは、第三次世界大戦と自然大災害です。人類文明の崩壊の危機です。今世紀を生き抜くのは簡単ではない。根本的な人生観、世界観、歴史観の刷新を求められている。そのためには、日本への大統領の導入です。
19世紀末の明治維新では、武士政権の江戸幕府では欧米列強による世界の植民地化の波に抵抗できないことが明らかになり、反幕府勢力によって天皇絶対制のもとに民族を終結させ、富国強兵策が取られた。しかし、天皇神道は欧米のキリスト教文明に勝てるものではなく、第二世界大戦の日米戦争で300万人の日本人が戦死して、日本はアメリカに降伏し、アメリカのキリスト教に基づく民主主義を受け入れて日本は戦後立ち直った。
30年前のバブル経済の時代は、その戦後の復活と発展が頂点に達したときだった。ただし、それは悪魔に魂を売って得た繁栄と言えないことはなかった。そこで、絶対神が介入し、その後の日本は長期のデフレで経済は停滞し、震災と犯罪の多発、社会/政治体制の混乱が生じ、最後にコロナ大感染で社会は委縮した。そして、コロナの終焉と共に、世界はウクライナ戦争に直面し、アメリカもトランプがもたらした分裂が深まり、中国は民主化勢力弾圧を強めている。世界の文明は崩壊の危機に向かっている・・・
日本は、これまで以上の変革が求められていると考えるべきです。その象徴となるのが日本への大統領の導入です。
まず人生観については、肉体は死んでも霊(心)は霊界で生き続けることを認め、霊界も物質界も、あの世もこの世も、唯一の絶対神が創造したことを信じるべきです。そして、死後は、悪人は地獄に落ち、善人は天国に入って永遠の命を得ることを信じるべきです。仏教や神道も霊界の偉大な霊によって支えられているが、そのような大霊も絶対神が作り出したと信じるべきです。ただし、霊界には悪魔がいて人の魂を乗っ取り、地獄に引き込もうとしている。この絶対神は、イエス・キリストの教える神だというのが世界と歴史の教訓です。
現実に、世界の主流はキリスト教、イスラム教、ユダヤ教の一神教です。日本が世界の指導者になれない理由もここにある。天皇神道は、日本という環境にいる日本人だけが理解することができる。しかし、それは人類の主流にはなりえない。20世紀までは、日本人の霊的支えとなったが、世界文明の危機の時代には無用化している。日本も人類の主流の唯一の絶対神に対する信仰を持ち、その信仰に基づいて、日本人の代表として大統領を選ぶべきです。天皇家は日本民族の象徴として伊勢神宮の神官などを勤めるべきです。
歴史的には、現代日本人も含めて人類は、約16万年前にアフリカに生まれたミトコンドリアのイブと呼ばれる女性の子孫であり、天皇神話とは関係がない。ただし、霊界から人間の霊が下ったのは、人類がアフリカで発生したとき、チベットあたりまで進出したとき、そして、日本列島に達した時だと考えられる。この意味でも、日本人は特別な存在だと言えないことはないが、ユダヤ人やイエス・キリストは地理的な世界の結節点にあたる古代イスラエルに出現したことは忘れるべきではない。
古代メソポタミアでシュメール人が楔形文字を発明し、古代エジプトでエジプト人がピラミッドを建設して以来、人類の歴史は、古代メソポタミアや古代エジプトの影響を受けたユダヤ人の存続の歴史であり、そして、そこから生まれたキリスト教の拡大の歴史だった。日本でキリスト教が完全解禁となった20世紀以降、世界もイエス・キリストや聖母マリアが、警告・予言した「時の終わり/世の終わり」の時代に突入することになった。人類の物質文明は絶対神の教えから遠く離れてしまい、絶対神はもはやその危機や崩壊を防がなくなったと考えられる。AIの開発と電気自動車で人類の文明は頂点に達したが、それを支える宗教/文化/社会道徳が腐敗して、物質文明は崩壊に向かっている。物質文明の副作用として、自然も大災害を起こそうとしている。これが、歴史の最先端の現状です。
特に、聖母マリアは19世紀以降、世界に出現して何度も文明崩壊を警告している。18世紀の科学者のニュートンや、霊能者のスエーデンボルグも21世紀の文明崩壊を予言している。日本の仏教/神道などの大霊も同様の警告を与えている。日本人全員がキリスト教徒になる必要はないが、仏典などと違って分かりやすい聖書を読んで、イエス・キリストの精神を学ぶ必要がある。それによって、人類の歴史も世界情勢も正しく理解できるようになる。
特に印象深いのは、聖書のマタイによる福音書で、イエス・キリストは「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。人々の前で天の国を閉ざすからだ。自分が入らないばかりか、入ろうとする人をも入らせない。」と述べていることです。
現代風に言えば、「エリートや富裕層は悪魔の手先になっている。人々が真理を得るのを妨げ、カネで洗脳し、自分たちも真理(絶対神の教え)に従おうとしない」ということになる。霊的に解釈すれば、この世の成功者は悪魔に魂を売っており、死後は、皆、地獄に落ちるということです・・・
しかし、人類は悔い改めれば、21世紀を生き抜き(イエス・キリストの助けによって)、今後はカネ(悪魔)に基づく物質文明ではなく、霊に基づく新たな文明を人類は築いて、さらに、何百万年も栄えるだろう・・・