20世紀末から、日本とアメリカの状況は関連している。1995年に日本で阪神大震災とオウム真理教テロがあった後、2001年にアメリカで同時多発テロが起きた。2008年にアメリカでリーマン・ショックと黒人のオバマが大統領になったが、2009年には日本で自民党が政権を失い、2011年には東日本大震災と福島原発が生じた。2012年には、安倍晋三で自民党が政権を取り戻したが、2016年にはアメリカで白人至上主義のトランプが大統領選で当選した。そして、2020年の大統領選挙ではトランプが落選し、2021年には安倍晋三が銃殺された。
この意味で、2024年の大統領選でトランプが勝利すれば、日本でも保守勢力が勢いつくと思われる。2024には日本の株価はバブルの水準に戻っている。1990年頃の日本のバブル崩壊後は、アメリカとの経済摩擦でアメリカは中国を支援し、日本を敵視し、日本は経済不振に陥ったが、現在はアメリカの日本敵視はない。むしろ、アメリカは中国を敵視するようになった。状況は大きく変わり、日本の対米関係は好転している。
一方、日本が経済不振で苦しんだこの30年間に、中国やロシアはアメリカの支援もあって経済を発展させたが、政治的には独裁主義、軍国主義を強めた。中国やロシアはキリスト教的民主主義を基盤とするG7各国と対立色を深めている。このままでは、第三次世界大戦は必至です。
アメリカの大統領がトランプになれば、中国には厳しい状況になるが、ロシアはウクライナ戦争で有利な状況になり、西欧やEUとの対決を辞さなくなる。これが、第三次世界大戦につながる。トランプの次の大統領は、ロシアとの対決を強いられるだろう。2030年頃に、大戦がヨーロッパで生じる可能性は高い。
ただし、中国が直ちに台湾に侵攻することは考えられない。中国には精神的基盤がない。それでも、ヨーロッパの大戦は、世界経済や日本にも大きな影響を受ける。日本は、今からこの来るべき危機に備えておくべきです。聖書でも、「世の終わりには、国々が互いに戦う」とされている。今世紀に、「世の終わり」と称されるような危機が生じる。
さらに、地震多発、小氷河期や極移動などの自然大災害も今世紀中に生じると考えられる。これにも日本は備えなければならない。
中国やロシアの民度は低下し、社会は腐敗しているが、欧米の社会も堕落しており、キリスト教の精神が失われている。日本は独自の霊性を高め、今世紀の危機に備えるべきです。
欧米のキリスト教社会が物質主義と拝金主義に陥った今、日本人が伝統的な清貧主義に基づいた生活に立ち戻り、イエス・キリストの神の助けを得れば、来るべき危機も乗り越えられるだろう。
そのためには、仏教や神道を通して霊性を高め、さらに、聖書を読んで唯一の神様の教えを学ぶべきです。キリスト教によれば、イエス・キリストは再び人間社会に現れ人々を救うとされている。キリスト教の理解を深めた日本は必ず再臨したイエス・キリストに救われる・・・