2022年5月29日日曜日

悪魔や悪霊が子供を惑わす可能性・・・

 


「令 和 元 年 に お け る 行 方 不 明 者 の 状 況」(警察庁)によれば、

日本では、「行方不明者の届出受理数は、過去10年間ではほぼ横ばいで推移。 令和元年は86,933人・・・男性が55,747人(構成比64.1%)、女性が31,186人(構成 比35.9%)・・・年齢層別では、20歳代が最も多い。70歳以上は増加傾向・・・」となっている。

原因は、認知症又はその疑いによるものは17,479 人(構成比20.1%)・・・また、9歳以下は約1,000人・・・令和元年中に所在が確認等された者は84,362人で・・・2年以上たって発見された行方不明者は約5%で5,000人。毎年、ほぼ、千人ほどの人間が長期行方不明になっていると思われる。さらに、身元不明の遺体は、全国で2万体、東京都だけで3千体発見されている。自殺者は全国で約2万人。(なお、2020年には海外旅行中の日本人の殺人被害者は5名、行方不明者は約30名)

ちなみに、アメリカでは年間に80万人近くの18歳未満の子供たちが行方不明(中国では約2万人)。その大部分は誘拐が原因だと言われている。

日本でも昔は「神隠し」と呼ばれる行方不明事件がしばしば発生していた。民族学者の柳田国男(1962年没)は小学校入学前後に、なぜか神戸に親戚がいると信じて、姫路辺りの自宅から神戸に向かって歩き始め、かなり歩いたところで知り合いの農夫に見つかって自宅に連れ帰られ、行方不明にならなくてすんだと書いている。利発な子供の方が、霊的、空想的、幻影的な力の影響を受けやすいのかも知れない(かつての霊能力者、宜保愛子の例もある)・・・

江戸末期に平田篤胤が注目した寅吉と言う少年は、江戸から仙人に連れられて山地に行き、行者のような修行をしたと言う。明治時代の霊能者の長南年恵も霊に連れられて山地に飛んだと言われる。いずれにしても、常識的な現象ではなく、霊が関わる超常的な現象に出会い、仙人などの霊的存在と関わる人間もいることを示している。

18世紀のスウェーデンの霊能者のスウェーデンボルグによれば、霊界の悪霊などが人間の心に入り込み、どこへとも見知らぬ土地に誘導して、神隠しのような状態に導くことがあるという。

要するに、人間には魔がさしたり、何かの異常な想念にとらわれるという状態に陥ることがある。特に、小学校の低学年以下の子供や、認知症の老人などは、何かを想い込むと、その方向に突き進むということがある。周囲の人間が目を離したすきに、あらぬ方向に動き出すことがある。本人は、幻や霊を見てそれに従って動いているつもりなのかも知れない。

山梨県のキャンプ場で行方不明になった小学1年生の女児も、幻に誘われて川沿いの林道に入り込み、山頂を目指して山に分け入り、下るときに夕闇の中で道を間違って急な枯れ沢に迷い込み、滑って頭を打って意識を失い、そのまま命を落としたのかも知れない。林道の終点近くの斜面に彼女の足跡が、事件直後、ボランティアによって発見されていたこともそれを証明しているように思える(ご家族には気の毒ですが・・・)。特に、学校の行事などで同年代の子供同士の監視がある状況ではなく、本人が何かの幻影を見て、単独で行動するのを制止する抑止力のない状態は危険だということになる。

海外では、聖母マリアが子供たちに姿を見せるという出来事がしばしば発生するが、聖霊や善霊、天使などは心配ないが、悪魔や悪霊が子供を惑わす可能性をバチカンは懸念している。だから、聖母マリアの出現には慎重な調査が行われる。悪魔や悪霊が、聖者を装う例もあるとされている。特にキリスト教では、世の終わりには「にせキリスト」が現れるとして、警戒を呼び掛けている!

それでも、ポルトガルのファチマやフランスのルルドなどの聖母マリアの出現の奇跡は教会も認めている。日本でも秋田県の修道会でマリア像に涙が生じたとされている(世界的には有名な事件)。今でも、ボスニア・ヘルツェゴビナのメジュゴリエでは、信者に聖母マリアが出現し世界中から来る礼拝者が後を絶たないという。こういう場合には、信者の病気が治ったり、精神的に救われることで、神様の真実の愛の表現だと分かる。

霊などについては、安易な姿勢で接するのではなく、しっかりとした宗教観を持って接することが重要だということです。家族が信頼できる死生観を持っていれば、認知症の高齢者も子供も霊が生み出す幻やおかしな想念に従ってさ迷い出し、行方不明になることは防止できるだろう・・・


2022年5月26日木曜日

「死後の世界は存在する」ことを信じ、さらに「金持ちになれば、地獄に落ちる」ことを信じるのが、正しい生き方!

 

死後の世界は存在する。だから、死を恐れる必要はない。これが、21世紀の常識になるべきです。

この2千年の世界の文明の基盤になってきたキリスト教の教えは、「死後の世界は存在する」という教えが中心になっている。

その上で、「金持ちは、死後、天国に入れないが、貧乏人は天国に入れる」と言う教えを広めたのがイエス・キリストなのです。

従って、初期のキリスト教は貧乏人が主流だった。この世に絶望していた貧乏人の多くが、このイエスの教えに慰められ、イエス・キリストを信じた。そして、キリスト教が成立したのです。つまり、キリスト教は「貧者のための宗教」だったのです。だから、「カネ持ちには神はいらない」と、イエス・キリストは述べたのです。

死後、地獄に落ちると分かっていれば、誰もカネ持ちにはならない。死後、天国に入れると分かっていれば、皆、貧乏人になるとうする。これが、本来の人間の姿なのです。むしろ、死後の天国での永遠の幸福を求めて、この世で貧乏競争があってもおかしくない。これが、真理なのです。

歴史的には、2千年前の貧乏な人々に同情した神の子、イエス・キリストが、わざわざこの世に現れて、この真実を伝え、貧乏人に慰めを与え、悪魔に魂を売って富を求めないようにキリスト教を打ち立てたと考えるべきなのです。

しかし、イエス・キリストの出現から2千年たっても、いまだに、人々はカネと富を求め、この世で幸福になろうと苦労している。そして、死後は多くの人間が地獄に落ちる。「これに怒った神様が、富で堕落・腐敗した人類社会を罰する」、これが神学的な歴史観です。

千年に一度の災害、という言葉がありますが、「今は、2千年に一度の人類文明の危機」というべき時代にある。従って、20世紀になって、第一次、第二次世界大戦が発生し、21世紀には第三次世界大戦が発生すると思われる。それは、人間社会に怒った神様が人類を罰しようとするためです、この悲劇が神様の承認によって生じるのなら、誰も止めることはできない。

しかし、今世紀の悲劇を切り抜ければ、人類はさらに2千年以上繫栄すると考えられる。ただし、そのためには「悪魔に魂を売ってでも富を求める」という生き方はやめなければならない。

イエス・キリストの教えを信じずに、「悪魔に魂を売ってでも富を求め、この世で幸福になろうとする」人間ばかりになり、そのような人間が死後、地獄に落ちる。これが、死後の世界、霊界の真相だと考えられる。全ては、悪魔が人間を洗脳し、カネを求めさせ、神の教えに背を向け、「悪魔(カネ)を神と崇めさせている」からです。そして、この世の全ての問題は、このような状況から生じているのです。

人間は、まず、「死後の世界は存在する」ことを信じ、さらに「金持ちになれば、地獄に落ちる」ことを信じるのが、正しい生き方なのです。悪魔は、出来るだけ多くの人間を地獄に連れ込もうとしている。カネと富の誘惑、この世の幸福の陰には悪魔がいることを見抜く必要があります。そのためには、聖書を読んでイエス・キリストの教えに親しむことが必要です。

そうすれば、この危機の世紀も人類は生き抜くことができるでしょう・・・




2022年5月23日月曜日

21世紀は、本当の人類文明の危機の世紀・・・


世界の平和の上に、日本の安全と繁栄が存在する。

2000年代まで、世界第二位のGDPを維持できたのも、戦後、一貫して戦争に巻き込まれず、国民が平和のうちに経済発展を追求できたのも、国際的に日本が安全を享受できる立場にあったからです。

ただし、アメリカは戦後も、ソ連との冷戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、テロとの戦争を経験し、世界の警察官と世界経済のけん引役を共に果たしてきた。そのアメリカとの安全保障関係、経済関係が、戦前も戦後も日本の平和と繁栄の基本であることには変わりはない。

宗教的には、日本はアメリカを通して、世界宗教のキリスト教と現実的に関り、キリスト教を基盤とする世界文明の中で相応の位置を占めている。これは、世界へのキリスト教の宣教・伝播の一環とみなすことができる。実際に、現在の日本国憲法は、戦後、キリスト教に基づくアメリカの民主主義を反映して作成されたものです。そして、この現日本国憲法によって、アメリカとの協調体制が確立され、平和と繁栄を国民は享受できた。つまり、日本の戦後の平和と繁栄は、キリスト教のお陰だと言うことになる。そして、中国やロシアも、将来的にはキリスト教に基づくアメリカの民主主義を導入することが歴史の必然だと思われる。

そもそも、明治維後で直ちに日本はアメリカの大統領制を採用し、アメリカ型の民主主義を導入すべきだったのです。そうすれば、第二次大戦でアメリカと戦って300万人の国民が戦死し、多くの国益を失って敗戦することもなかったのです。しかし、キリスト教の理解の浅い当時の日本の指導者と国民は、既にローカルとなっていた日本の天皇家神道を持ち上げ、世界文明の主流に反した軍部・天皇家の独裁体制に突っ走ったのです。今のロシアや中国も同じ傾向にある。ロシアや中国の独裁体制が人類文明の主流になることはあり得ないのです。

今世紀に発生すると予測される第三次世界大戦は、アメリカ型の民主主義にけん引されるG7やEU各国と、独裁体制を維持しようとする中国やロシアとの衝突になる。ロシアのウクライナ侵攻は、その前兆だと考えられる。中国については、台湾問題だけでなく、チベットや香港問題もある。第三次世界大戦が核戦争とならないように、日本は最大限、平和活動をしなければならない。いずれにしても、日本は20世紀の後半から、2020年代までの平和と繁栄に安穏としてはいられなくなる。

さらに、日本には首都直下型地震や東南海大津波など今世紀中の大災害が予測されている。世界的には、大規模な気候変動の影響や、第三次世界大戦以外にも新たなパンデミックの発生が懸念される。21世紀は、本当の人類文明の危機の世紀になる。

これに対する鍵は、人類が新たな宗教観念を持つことです。この2千年の人類文明の基礎となったキリスト教をさらに深く理解し、それをより霊的な宗教に変革することです。極論すれば、霊的には、仏教、ヒンドゥー教、道教、イスラム教、ユダヤ教の上に、キリスト教の神(万物の創造主)が存在することを認め、現代のスピリチュアリズム(心霊主義)を取り入れた宗教観に基づいて、世界が結束するこです・・・

そのために、まず、日本人は聖書を読む習慣をつけることでしょう。ただし、仏教や神道を否定する必要はなく、霊界の最上部にはキリスト教の神が存在することを認めれば良いのです・・・


2022年5月20日金曜日

「人間は神様の愛によって存在する」・・・これに気が付けば、不幸な人は救われる!

 

この世では、誰もがカネを求める。

これは、悪魔に洗脳されているからです。

この世では、幸福になるのにはカネがいる。だから、誰もがカネを求める。

これは、悪魔に洗脳されているからです。

この世では、夢をかなえるのにはカネがいる。だから、誰もがカネを求める。

これは、悪魔に洗脳されているからです。

しかし、カネで不死が得られるわけではない。だから、生きている間に、夢をかなえ、幸福になろうとする。

これは、悪魔に洗脳されているからです。

真実は、この世で死んだ後も、人の意識は霊となって霊界に入る。そして、この世での幸福やカネ、富は霊界では何の役に立たない。むしろ、生きている間に悪魔に洗脳されてカネを得て幸福になった人間は、地獄に落ちることになる。だから、生きている間に貧しい生活をせよ、というのがキリスト教の教えです。仏教も、基本的には欲を捨てて、悪魔と縁を切って死後に備えよと教えている。

カネを得るために、人間はこの世の悪を受け入れる。そこで、宗教に基づいた道徳や法律で人間の悪を管理し、文明が滅びないようにされているが、それにも限度がある。「悪魔は最終的に人間を破滅させようとする」からです。悪魔は、この世で人間に悪を行わせ、死後は地獄に連れ込もうとする。

そして、人間社会は悪魔に支配されるようになり。「この世の悪の世界の頂点には、悪魔がおり」、「人間は悪魔を神だとしてあがめる」ようになっている。本当の神様は、こような人間社会に怒って、罰しようとされる。それが、キリスト教で予言される「最後の審判」と「この世の終わり」です。

本来、「人間は神様の愛によって存在する」ようになったが、人間はカネのもたらす誘惑に負けて、愛より欲望を優先し、カネを得るためには悪魔に魂を売って悪を受け入れ、神様に敵対する存在になった。そのような人間は死後、地獄に落ちるが、悪魔は人間を洗脳して死後の世界を信じなくさせている。あるいは、死後も金持ちは、霊界で幸福に生きることができると信じさせている。この世で幸福の為に悪を受け入れても、死後の生活には関係ないと信じさせている。そのような人間は、神様の教える真理が理解できず、ただ悪魔に従って地獄に向かう。そして、地獄でも悪魔に支配されて、やがて、神様によって悪魔と共に滅ぼされるのです。

そのような悪魔に支配されている人間とは、「富裕層、エリート、上流階級の人間、社会的な成功者、幸福な人間、人を支配する地位の人間、貧乏人や不幸な人間に不親切な人間、利己主義的な人間」です。

要するに、「この世で神様やイエス・キリストの教えに従い、真理と正義を愛し、悪魔の誘惑に負けず貧しい生活をすれば、死後は、霊界の天国に受け容れられ、永遠の生命と幸福を与えられる」、という聖書の教えに従えば、この世でどんなに不幸であっても悲観することはないのです。死後は、霊界・天国で報われるのです。つまり、この世でコロナなどの感染病や戦争、震災などを恐れる必要はないのです。

「人間は神様の愛によって存在する」ことに気が付き、神様やイエス・キリストの教えに従えば、「死も、病も、貧困も恐れる必要はない」のです・・・



2022年5月15日日曜日

危機の21世紀を切り抜けるための教えとは・・・

 

「死後も人の魂は存続し、人の意識/心は消えない」、ということは、本来、小学校で教えるべきことなのです。

これほど、基本的で重要なことはない。しかし、「人の魂は死後も消えない」というのは、単なる宗教的な教えであって、学校で教えることではない、とされている。

宗教界でも、ローマ法王が「人の魂は死後、霊界で生きる」と宣言することもないし、仏教の高僧が「霊魂は不滅だ」とも言わない。死後の世界を信じるのも、信じないのも個人の自由だ、というのが世の中の常識になっている。

しかし、「死後も人の魂は存続する」というのが世界の常識になれば、人類は死の恐怖から解放され、その他、諸々の恐怖からも解放される。例えば、死の脅迫も意味をなさくなる。

「死後も人の魂は存続する」というのはキリスト教でも、仏教でも、西洋哲学でも、その教えの基本となっている。

イエス・キリストは、「人は死んで霊界に入る」ことを前提とし、その上で人は天国に行く者と地獄に行く者に別れると述べておられる。仏陀は、「人の魂は輪廻転生を繰り返し、何度も人生の苦しみを味わう」という問題を解決しようとした。西洋哲学の原点のソクラテスもプラトンも「霊魂の不滅と、霊界の存在と神の世界の完全性」について述べている。要するに、人類の最高の偉人は全て「死後も人の魂は存続する」ということに気が付いていたのです。

日本神話や古事記も霊界の存在を出発点とし、万葉集では霊感に従って読まれた歌が多く収められており、源氏物語などは、故人の霊魂と生きる人間の霊的な係わりを語っている。日本に来て日本が霊性を重視する国だと発見したのが小泉八雲と名乗ったラフカディオ・ハーンであり、夏目漱石もイギリスの霊界に関係した文学の影響を受けている。芥川竜之介、川端康成も霊的問題に大きな関心を示した作家だった。要するに、日本文化の根底には「人は死んで霊界に入る」という認識があった。日本人、一般の伝統的な宗教意識も先祖の霊が霊界に存在するとの縄文時代以来の死生観に根差している。

しかし、霊界には悪魔がおり、地獄がある。臨死体験をして霊界をかいま見た人は「霊界は天国だ」と述べているが、それはまだ霊界の入り口の精霊界であり、本当の霊界に入れば、天国と地獄の分かれ道に立たされ、神の光と愛を嫌う者は自ら地獄に向かう。生きている間にも、人間が無暗に霊能力を持ったり、霊界に接近すると、悪魔や悪霊、地獄の影響を受ける。キリスト教や仏教などの宗教は、そのような地獄の勢力から人間を守るものでもある。実際、仏陀も悪魔の攻撃を何度も受けたし、イエス・キリストは悪魔の手にかかって十字架上で刑死した。18世紀の霊能者スウェーデンボルグも、悪霊は常に人間を破壊しようとしていると警告している。

悪魔は、できるだけ多くの人間の魂を地獄に連れ込もうとする。人間が死後の世界を信じようが、信じまいが関係ない。人間を物質文明で堕落・腐敗させ、悪魔に魂を売らせるというのが悪魔の手段です。さらに、霊感を持った霊能者の心に入り込み、彼らを洗脳して無意味な新宗教を立ち上げさせ、最終的にその信者ともども地獄に引き込もうとする。たとえ、「死後の世界や霊界があっても、地獄に行くことになれば、そこで最終的に神様によって魂も消滅させられる」のです。これが、イエス・キリストの教えです。

つまり、悪魔や地獄に対する警戒心のない霊的知識や霊感、霊能力は無意味なのです。たとえ、「死後の世界は存在する」が世界の常識になっても、死後、霊界から地獄に落ちるような人間ばかりになれば、霊界での生は無意味になり、しかも、最終的には地獄で第二の死、本当の魂の消滅を経験しなければならなくなる。

しかし、古代には、霊と霊界の存在は常識であり、人々は素朴に神様を恐れていたのです。ところが、悪魔がカネで人々を洗脳し、人々は神様を恐れなくなり、経済、物欲、この世での成功にこだわり、悪魔に魂を売ってでも物質的な幸福を得ようとするようになった。富裕層は、死後の世界とは、単なるこの世の延長だととらえている。だから、世界一富裕なアメリカでも、国民の3分の2が死後の世界を信じていながら、悪や犯罪はなくならない。日本でも、悪魔に魂を売ったような新宗教の教祖は多い。彼らは、「この世でカネ持ち、あの世でもカネ持ち」の生活を送れると考えている。これでは、死後の世界の知識も無意味です。しかし、「この世の金持ちは、死後、地獄に行く」とイエス・キリストは宣言している。

実際、この世は悪魔が支配している。企業でも、役所でも面接試験で「この組織で神様の教えに従って善を追求します」と言えば、絶対に採用されない。「この組織のためなら、どんな悪いことでもします」という姿勢を見せなければ、採用されない。社会体制・階層は上に行くほど悪魔の支配が露骨になる。善人は、採用されないし、採用されても出世しないし、どんなに成績を上げても社長や会長にはなれない。社会の富裕層、エリート、成功者、幸福な人間で、悪魔に頭を下げない者はいない。彼らは、「悪魔を神であるとして崇めている」。悪魔はカネと権力で人々を洗脳している。カネを嫌わなければ、悪魔の影響力から離れられない。だから、イエス・キリストも仏陀も、一銭も持たなかったのです。

問題は、人々が死後の世界を信じないことではなく、悪魔に魂を売ってでも金持ちになり、幸福になろうとすることです。そして、そういう人間の魂は、死後、地獄に落ちる。そして。そういう人間ばかりになり、死後は、地獄に落ちる魂が増える一方です。これに怒った神様が人間と悪魔を罰することに決めた、というのが「最後の審判」の意味です。そして、その効果がこの世では、コロナの大感染や、ウクライナ戦争に現れている、と考えるべきなのです。

従って、「死後も人の魂は存続し、人の意識/心は消えない」ということと、「死後は貧乏人の魂は天国に入り永遠に生きるが、金持ちの魂は地獄に落ちて消滅する」ということを全ての小学校で教える必要があるのです。この教えを理解した人間が増えれば、神様の怒りも和らぎ、人類はこの危機の21世紀を切り抜けることができるでしょう・・・

2022年5月14日土曜日

第三次世界大戦が近づき、人々に警告を与える聖母マリア・・・

 

コロナなどの大感染で死ぬ人もいれば、ウクライナ戦争で死ぬ人もいる。しかし、人間の魂は死後も存在する。

ちなみに、アメリカ人の3分の2は、死後の世界を信じるている。日本人は3割程度。中国人は10パーセント程度しか死後の世界を信じていない。

また、臨死体験によって死後の世界をかいま見て、死後の世界を信じるようになった人も多い。宗教が何であろうと、死後の世界や霊的な世界を信じるのが、人間の自然な姿です。

しかし、「生と死」よりも大事な問題がある。あるいは、死後の世界でも問題になることがある。それが、「善と悪」の問題です。なぜなら、死後に人間は、「天国」に入る者と、「地獄」に落ちる者に別れるからです。そして、善を愛する者は天国に入り、悪を愛する者は地獄に落ちるのです。そして、天国に入った魂は「永遠の命」を与えられ、地獄に落ちた魂は、悪魔と共に「完全に抹殺」されることになるのです。これが、基本的には全ての宗教に共通の教えです。しかし、それを最も明確に宣言されたのが、イエス・キリストなのです。

この世が存在し、人間が存在するように、霊界が存在し、神や悪魔も存在する。実際は、神様や霊界が存在するから、この世や人間が存在すると考えるのが正しいのです。そして、悪魔はできるだけ多くの人間の魂を地獄に連れて行こうとする。しかし、神様は天使を使って人間を救おうとされている、これが信仰の基本なのです。

悪を勧める宗教はありません。善を人々に教え、死後は霊界から天国に入れるように導くのが宗教です。しかし、現実には、この世は悪で満ちあふれています。多くの人々が、「悪魔を神として崇拝」しているのが現実です。これでは、皆、死後は地獄に落ちる。このような霊界の状態に神様が怒り、聖母マリアが悲しんでいる、というのがキリスト教の教えなのです。

人々がなぜ「悪魔を神として崇拝する」ようになったのかと言えば、カネによって洗脳されているからです。「カネを得るためには、多少の悪は受け入れねばならない」、と考えて、徐々に悪を受け入れ、最後には「カネのためには、どんな悪事でもやろう」と悪魔に魂を売ることになる。そして、「悪魔が支配する社会」で、「悪魔に魂を売った人間」は、神の教えに従う者を迫害するようになる。人々は悪魔の機嫌をうかがいながら生活する。そして、世の中は地獄のような世界になる。そして、死後も、そのような人間の魂は地獄に向かう・・・

このような状況を悲しんだ聖母マリアは、過去数世紀にわたってこの世に姿を現し、人々に警告を与えている。特に、21世紀の決定的な時期(第三次世界大戦)が近づくにつれて、ファチマ、ガラバンダール、メジュゴリエ、秋田などに聖母マリアは出現し、人々に警告を与えています。

http://webmagazin-amor.jp/2019/05/24/tokushu31_4/

特に、現在のフランシスコ法王の在任中に世界大戦が生じるとの予言もあり、「時は迫っている」との警告が霊界から出されていると考えられます。早ければ、2020年代に世界大戦が生じます。現在のウクライナ戦争は、その前段階だと考えられる。第三次世界大戦が核戦争になれば、何億人もの人間が死亡し、文明は危機に曝されます。

神様が、聖母マリアを派遣して人類に警告を与えるのは当然です。この危機を避けるには、悪魔が支配する社会の中で、悪魔に魂を売ってカネ、地位、幸福を求めて生きるようなことはやめるべきなのです。

すでに2千年前に、イエス・キリストは「死後、金持ちは地獄に落ち、貧乏人は天国に入る」と教えておられるのです。カネは諸悪の根源であり、悪魔の小道具なのです。死後、天国に入って永遠の命を得るには、この世で貧しい生活をすべきなのです。さもなければ、地獄で魂は抹殺されるのです。これが、本当の死なのです。いくら、死後は霊界で魂は生き続け、何度も輪廻転生を繰り返しても、最後は、地獄で魂は抹殺される。これが、心霊主義も教える結論なのです。

悪魔に魂を売って、死後は地獄に落ちる人間ばかりになれば、もはや天使は世界大戦を防ぐこともできなくなる。それを、聖母マリアは19世紀以来、世界各地で警告している。その警告に耳を傾け、カネや富を求める生活はやめるべきなのです・・・

早ければ、数年後に世界大戦が始まり、全人類は悲劇に直面する。しかし、今からでも「善悪問題」を軽視した生活を反省し、聖書を読み、イエス・キリストの教えに従えば、被害は最小限に抑えられるでしょう・・・


2022年5月10日火曜日

第三次世界大戦は近い・・・現ローマ法王フランシスの在任中に!

 
東京湾岸

マラキの予言によれば、現ローマ法王フランシスが、「時の終わり」の前の「最後のローマ法王」になると思われる。

ローマ法王フランシスは、フランシスという名称を採用した「最初の法王」であり、「ローマに本部を置くイエズス会」の出身であり、イエズス会の出身者としては最初の法王です。日本に最初にキリスト教を伝えたザビエルもイエズス会の出身でした。

マラキの予言では、「最後のローマ法王」は「ローマ人のペテロ」だとされている。ペテロとは、イエス・キリストの直弟子であり、初代のローマ法王とされている。つまり、「ローマ人のペテロ」とは「ローマに関係する最初の」法王だという意味です。上記のように、これに現ローマ法王フランシスは該当する。

「時の終わり」とは、19世紀の半ばにフランスの「ラ・サレットに聖母マリア」が出現し、世界に警告を与えて以来の時代を意味すると思われる。つまり、第一次世界大戦と第二次世界大戦と続く現代の終わりだということです。そして、この時代の終わりとは、第三次世界大戦を意味すると考えられます。

ただし、「時の終わり」でバチカンや教会組織がなくなり、後任のローマ法王が存在しないということではない。第三次世界大戦で人類が反省し、神様の教えに従うなら、人類の歴史はさらに1万年は続くと思われる。この意味で、今世紀は人類の歴史にとって決定的な意味を持つと考えられる。

すでに、21世紀の開始以来、テロとの戦争、異常季候、福島第一原発事故、コロナ大感染、ウクライナ戦争と世界は危機に直面している。現ローマ法王フランシスの在任中、即ち、現在85歳と高齢の法王を考えれば、今後10年以内に第三次世界大戦が発生すると思われる。

「ラ・サレットの聖母マリア」の予言によれば、「最終戦争まで多くの戦争が続き、最終戦争は10人の王によって戦われる」とされています。「10人の王」とは、ロシア、中国、そしてアメリカや日本などのG7諸国を意味すると考えられる。現在のロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル実験などはその予兆と考えられる。

つまり、現ローマ法王フランシスの在任中、即ち、今後10年以内に第三次世界大戦が発生する。G7メンバーの日本も当然巻き込まれる。特に中国の関与に警戒すべきだということになる。

21世紀は、第三次世界大戦だけでなく、新たなウイルス感染や東南海大地震など日本にとってもさまざまな危機が待ち構えている。しかし、第三次世界大戦で核兵器が使用されれば、人類がいままで経験したことのない大規模な被害が地球で発生する。その被害から回復するのは22世紀になるだろう。

中国やロシアとの核戦争を回避するには、日本はもっと平和活動を行わなければならない。日本が核武装しても解決にはならない。ただ愚直に世界に平和を訴えるしかない。ただし、人々が聖書を読んでイエス・キリストや神様の教えに従って生きるようになれば、神様は被害を最小限に抑えて下さるだろう・・・

要するに、悪魔に魂を売って、富を求め、豊かな生活を追求するような生き方はやめろ、ということです。



2022年5月7日土曜日

日本の霊性、新宗教から世界の心霊主義へ

 

幕末・明治新前後には、日本でも霊的な活動が活発に行われ、黒住教、天理教、金光教などの新宗教が発生した。この動きは第二次大戦に向かって大本教などの出現もあって、天皇神道を推し進める政府と摩擦を生むこともあった。霊能者は、第二次大戦に向かう天皇神道中心の日本政府への警告を示すことが多かったからです。

戦後は、天皇神道から解放されて、璽宇などの新宗教が発生した。特に、霊能力を持った高橋信次などが新たな信徒を獲得し、その延長にオウム真理教や幸福の科学などがあるとされている。

また、1980年代や1990年代には、霊能者として宜保愛子などがテレビで活躍した。オウム事件以前に活躍した宜保愛子の影響もあって、現在もオカルト業界は社会に根を張っている。また、作家の佐藤愛子が霊体験を本にしたり。東大の医師の矢作が霊媒を通して亡き母と通信したとする本を書くなど、心霊主義は幅広く浸透している。

さらに、1990年代には立花隆が臨死体験について本を書き、60年代からアメリカでキュブラー・ロスなどが開拓した死後の世界に対する関心が日本でも根付くことになった。これは、世紀末に向かう人々の不安感が求めたたものであったとも考えられる。

現実に、明治維新前後の新宗教ブームは、西欧化して文明化する陰で、第二次大戦での300万人の国民戦死に向かう日本への警告であったと考えられる。天皇神道で国民を洗脳させた政府に対する批判から、戦後はより自由に霊能力を追求する動きが生じ、世紀末を通して現在につながっている。

しかし、グローバルな時代の世界の主流は欧米のキリスト教です。日本の霊界も世界の霊界に属すると考えるべきなのです。第二次大戦は、天皇神道を中心とする日本の霊界と、キリスト教を中心とする世界の霊界の勢力争いという一面があり、キリスト教国のアメリカに占領された日本は、事実上、欧米のキリスト教を基盤とする霊的世界に属することになったと言える。

今の新宗教の教祖の大部分は、ブッダとイエス・キリストの霊力を認め、それと同格の霊力を自分も持つと主張することが多い。いずれにしても、死後の世界、霊の存在は、神道、仏教、キリスト教の教えを全て認める形で、日本の社会で認められる方向にある。

世界の正統の宗教感覚から言えば、神様がイエス・キリストや聖母マリアを人間界に送って、警告をしているということになる。全人類の破滅が近づいている現在では、日本固有の神道や仏教に基づく霊的な警告ではなく、この2千年の世界文明の基礎となったキリスト教の霊的な警告に耳を貸すべきだということになる。

20世紀になってますます科学・技術を発展させ、その物質的な力で、21世紀になっても富の追及をやめず、神様に背を向け、悪魔に洗脳され、腐敗・堕落する人類に神様が怒って、人間を処罰しようとする、というのが真摯なキリスト教徒の予感です。富を求めるあまり、悪魔を神と崇める人間ばかりになれば、神様は人間を見放すと考えられるのです。

しかし、富裕層、エリート、社会の成功者、幸福な人々は、富を獲得し、維持するために悪を許容し、悪魔に魂を売って、神様の教えに従う気持ちなど持たない。イエス・キリストが2千年前に出現し、霊界の浄化を行ったのに、2000年後の今日、人々が神(愛と真理)より悪魔(富と腐敗)を選んでいるのに神様が怒って、人間を処罰する。そして、その効果が今世紀中に現れると考えるのが正しいのです。

実際に、21世紀になってから、テロとの戦争、世界金融危機、福島第一原発事故、中国の独裁主義的な勢力拡大、コロナ大感染、ロシアのウクライナへの侵攻など危機が続いている。コロナが世界で終息するのは、2025年頃になり、2030年代には第三次世界大戦が危惧される。人類の文明の危機に対処するには、世界的なキリスト教を基盤とする霊的警告(心霊主義)に耳を貸すべきです。日本固有の霊界に重きを置く時代は終わったと考えられる。この意味で、日本人も、仏教や神道、日本の新宗教とは別に、聖書を読んでキリスト教的な霊性を高める必要があるのです。



2022年5月5日木曜日

1846年のラ・サレットでの聖母マリアの警告は、今も生きている・・・

 

日本の明治維新(1868年)が始まる前に、イギリスと清朝の間で行われた、欧米の植民地政策を象徴するアヘン戦争(1840~1842年)の後に、聖母マリアはフランスで出現し、人々に世界的危機に対する警告を与え始めた。それが、1846年のラ・サレットでの聖母マリア出現です。

その後も、奇跡の泉で有名なフランスのルルドでの聖母マリアの出現(1858年)、第三次世界大戦の預言を含むとされるポルトガルのファティマの聖母マリアの出現(1917年)、今も関係者が生きているスペインのガラバンダルの聖母マリアの出現(1961年)、日本の秋田の女子修道会でのの聖母マリアの像からの涙の出現(1973年)、そして、今も続いていると言うボスニア・ヘルツゴビナのメジュゴリェの聖母マリアの出現(1981年)と、聖母マリアは少女や若者に姿を見せて、世界に対して警告を与えている。

1846年のラ・サレットでの聖母マリア出現以前にも、ヨーロッパのキリスト教国で聖母マリアは出現していたとされるが、その目的は純粋にキリスト教の促進だったと言われている。しかし、産業革命後のヨーロッパの経済力や軍事力を背景とした世界の植民地支配が19世紀に強まると、世界的な危機が生じると警告するために聖母マリアが出現するようになったと言われている。その始まりが、1846年のラ・サレットでの聖母マリア出現だということになる。

特にラ・サレットで聖母マリアは、次のような警告を与えている。

地球は(広まっている疫病や飢饉に加えて)あらゆる種類の災厄によって打たれるでしょう。

最後の戦争までに一連の戦争があるでしょう。その最後の戦争の時は、反キリストの10人の王たちによって戦われるでしょう。彼らは皆一つの同じ計画を持ち、世界のただ一つの支配者たちでしょう。このことが起こる前に、世界には一種の偽りの平和があるでしょう。人々は楽しみ以外には何も考えないでことしょう。悪しき者たちは、あらゆる種類の罪に身を任すでしょう。

しかし、聖なる教会の子ら、信仰の子どもたち、私の真の追従者たちは神に対する愛と私にとって最も貴重である全ての徳のうちに成長するでしょう。聖霊によって謙遜に導かれる霊魂たちは幸いである! 彼らが年数の充満に達するまで、私は彼らの側で戦うでしょう。(http://www.mikokoro-community-japan.com/mikokoro.commyunity.html/Our-Lady-of-LaSalette.html)

要するに、物質文明の発達と共に、人々はさらなる富を求め、悪魔に魂を売り、神のを教えから遠ざかり、神様の怒りを買い、神様は人間を見放し、人類は破局的な世界大戦を起こすと言う予言です。

実際、20世紀には第一次、第二次の世界大戦が生じ、広島・長崎では原爆が投下され、第二次大戦後の今日まで世界は核戦争に脅かされており、今も核大国の中国・ロシアが、米国を始めととする西側民主主義国と対立している。21世紀に入って、現在、コロナ大感染とロシアのウクライナ侵攻が続いている。このままで行けば、今世紀中にさらなる疫病や第三次世界大戦が生じるのは時間の問題だと思われる。そして、それが1846年のラ・サレットでの聖母マリア出現で予言されていたと言うことになる。

世界では、上記のような例以外にも、聖母マリアの出現は多い。ただし、バチカンは悪霊が関係している場合もあるとして、その認定に慎重な姿勢を取っている。

この出来事を目撃した人はキリスト教徒に限らない。民衆の間に伝えられている話や噂は非常に多数あり、その数は数千にもおよぶ。

ただし、そのうちカトリック教会が公認したのは24ほどにすぎない。(下記「カトリック教会・教皇庁公認の出現」参照)カトリック教会は、各地区の司教・バチカン(教皇庁)の担当者などの認定作業を経てこれらの出来事を公認するか否かを表明している。カトリック教会によると、これは人々が聖母の形をとった悪霊に支配されないために必要な手順であるとされる。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E6%AF%8D%E3%81%AE%E5%87%BA%E7%8F%BE)

これは、18世紀の大霊能者スウェーデンボルグの霊界での「最後の審判」が1760年あたりで終わり、その影響が200年から300年後に人間外で生じるという報告や、18世紀の大科学者ニュートンの2060年の「世の終わりの予言」と合わせて考えると、まさに、21世紀の近未来に第三次世界大戦が生じるので、早くから聖母マリアが人間に警告を与えてきたと解することができる。

問題は、人類の文明が発達し、人類は巨大な富と力を得たが、それは神様の教えに従って得たものではなく、悪魔に魂を売って得たものであり、神様の怒りを買っているということです。

悪魔は人類の文明の発達を助けたが、同時にその文明の中で人類を堕落・腐敗させたということです。そして、悪魔を神と崇める人類の文明は、世界大戦で滅びることになり、神様はそれを放置するというのが聖母マリアの警告と予言の本当の意味だと思われるのです・・・

救世主イエス・キリストの生誕から2000年たった今日、いまだに神に背を向ける人類は、この21世紀に大変な試練を迎えることは間違いないと思われる。しかし、聖書を読み、聖母マリアと救世主イエス・キリストを崇め、神様を信仰すれば、人類は今世紀を生き残れるかも知れない。これが、唯一の希望なのです・・・




2022年5月2日月曜日

1917年の「ファティマの預言」が意味すること・・・

 

100年前の第一次世界大戦(1914~1918)の末期1917年に、ポルトガルのファティマに「聖母マリア」が出現した。そして、3つの預言を述べた。これが、有名な「ファティマの預言」です。この聖母マリアの出現はバチカンも事実であると認めており、現地には聖堂が立てられ、歴代のローマ法王も何度か訪問している。

聖母の第一の預言の通りに第一次世界大戦は1918年に終了し、第二の預言の通りに1939年に第二次世界大戦が始まった。そして、第三の預言は2000年にバチカンが公表したが、その内容については、バチカンは全てを公表していないのではないか、との疑惑がまだ払拭されていない。

ファティマで聖母の預言を聞いたルシアは、その予言を書き記し、バチカンに預け、「1960年まで、又は、自分が死ぬまで」は、公表してはならないと告げた。ルシアはカトリックのシスターになってバチカンの管理下にあったので自由に発言はできなかった。そして、1960年になってもバチカンは「第三の預言」は公表せず、謎のままとなっていた。

その間、1981年と1982年には、法王ヨハネ・パウロ2世は暗殺に直面したが生命は助かった。2000年には、歴代の法王が公表しなかった「第三の預言」を法王ヨハネ・パウロ2世は公表し、その内容は1981年と1982年の法王暗殺未遂を知らされたものだと、バチカンは述べた。しかし、第一と第二の預言が世界大戦に関わるものであったため、バチカンの発表内容には疑惑が生じていた。

やがて、2005年にルシアも法王ヨハネ・パウロ2世も死亡した。ただし、この100年間に聖母マリアは、ファティマ以外の世界の各地に現れ、人々に警告を与えて来た。日本の秋田の女子修道会にも聖母マリアが出現し、1973年から1984年までマリア像から涙が流れた。

1917年のファティマの聖母マリアの出現から、第二次大戦開始までは約20年、ルシアが指定した1960年からヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂までが約20年、そして、ルシアとヨハネ・パウロ2世の死亡から20年後は、2025年になる。現在、2022年ではまだコロナの世界感染は終息せず、聖母マリアの預言の中で警戒されたロシアによるウクライナ侵攻はまだ終わっていない。

この意味から、2025年に向かって世界は「第三次世界大戦」の危機に進んでいるのではないかとの不安が生じても当然だと言える。

ちなみに、1961年にはスペインのガラバンダルでも聖母マリアが出現し、同様の預言を与えており、「第三次世界大戦」の危機が近いとされている。そしてボスニア・ヘルツェゴビナのメジュゴリエでは、1981年から現在まで聖母マリアが出現し、同様の警告を与えているという。

他方、近代科学の基本を築いたニュートンは、その聖書研究から2060年に「世界の終わりの始まり」が開始すると予言している。これら、キリスト教世界の預言を考え合わせると、世界は、現在、2022年のコロナ大感染やウクライナ戦争を通して、2060年前後の「第三次世界大戦」の危機に向かっていると考えられる。もし、それが全面核戦争になれば、人類は文明崩壊の危機に曝されることになる。2020年代の危機を切り抜けたとしても、さらに、2030年代、2040年代、2050年代には、引き続いて中国やロシアが関わる大感染、戦争が生じると思われる。そして、最後には「第三次世界大戦」が待っていると思われるのです。

20世紀から聖母マリアが各地に出現して、人類に警告を与えていることは軽視すべきではない。21世紀中に人類文明が崩壊するとは思えないが、多くの試練が続き、人々はその生き方を変えて、悔い改めることを求められていると考えるべきです。

結局、この2千年間の文明の基礎になったキリスト教を学び、聖書を読んで、人生観、死生観、世界観を変えることを人間は、神様に求められているのです・・・