マラキの予言によれば、現ローマ法王フランシスが、「時の終わり」の前の「最後のローマ法王」になると思われる。
ローマ法王フランシスは、フランシスという名称を採用した「最初の法王」であり、「ローマに本部を置くイエズス会」の出身であり、イエズス会の出身者としては最初の法王です。日本に最初にキリスト教を伝えたザビエルもイエズス会の出身でした。
マラキの予言では、「最後のローマ法王」は「ローマ人のペテロ」だとされている。ペテロとは、イエス・キリストの直弟子であり、初代のローマ法王とされている。つまり、「ローマ人のペテロ」とは「ローマに関係する最初の」法王だという意味です。上記のように、これに現ローマ法王フランシスは該当する。
「時の終わり」とは、19世紀の半ばにフランスの「ラ・サレットに聖母マリア」が出現し、世界に警告を与えて以来の時代を意味すると思われる。つまり、第一次世界大戦と第二次世界大戦と続く現代の終わりだということです。そして、この時代の終わりとは、第三次世界大戦を意味すると考えられます。
ただし、「時の終わり」でバチカンや教会組織がなくなり、後任のローマ法王が存在しないということではない。第三次世界大戦で人類が反省し、神様の教えに従うなら、人類の歴史はさらに1万年は続くと思われる。この意味で、今世紀は人類の歴史にとって決定的な意味を持つと考えられる。
すでに、21世紀の開始以来、テロとの戦争、異常季候、福島第一原発事故、コロナ大感染、ウクライナ戦争と世界は危機に直面している。現ローマ法王フランシスの在任中、即ち、現在85歳と高齢の法王を考えれば、今後10年以内に第三次世界大戦が発生すると思われる。
「ラ・サレットの聖母マリア」の予言によれば、「最終戦争まで多くの戦争が続き、最終戦争は10人の王によって戦われる」とされています。「10人の王」とは、ロシア、中国、そしてアメリカや日本などのG7諸国を意味すると考えられる。現在のロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル実験などはその予兆と考えられる。
つまり、現ローマ法王フランシスの在任中、即ち、今後10年以内に第三次世界大戦が発生する。G7メンバーの日本も当然巻き込まれる。特に中国の関与に警戒すべきだということになる。
21世紀は、第三次世界大戦だけでなく、新たなウイルス感染や東南海大地震など日本にとってもさまざまな危機が待ち構えている。しかし、第三次世界大戦で核兵器が使用されれば、人類がいままで経験したことのない大規模な被害が地球で発生する。その被害から回復するのは22世紀になるだろう。
中国やロシアとの核戦争を回避するには、日本はもっと平和活動を行わなければならない。日本が核武装しても解決にはならない。ただ愚直に世界に平和を訴えるしかない。ただし、人々が聖書を読んでイエス・キリストや神様の教えに従って生きるようになれば、神様は被害を最小限に抑えて下さるだろう・・・
要するに、悪魔に魂を売って、富を求め、豊かな生活を追求するような生き方はやめろ、ということです。