ちなみに、アメリカ人の3分の2は、死後の世界を信じるている。日本人は3割程度。中国人は10パーセント程度しか死後の世界を信じていない。
また、臨死体験によって死後の世界をかいま見て、死後の世界を信じるようになった人も多い。宗教が何であろうと、死後の世界や霊的な世界を信じるのが、人間の自然な姿です。
しかし、「生と死」よりも大事な問題がある。あるいは、死後の世界でも問題になることがある。それが、「善と悪」の問題です。なぜなら、死後に人間は、「天国」に入る者と、「地獄」に落ちる者に別れるからです。そして、善を愛する者は天国に入り、悪を愛する者は地獄に落ちるのです。そして、天国に入った魂は「永遠の命」を与えられ、地獄に落ちた魂は、悪魔と共に「完全に抹殺」されることになるのです。これが、基本的には全ての宗教に共通の教えです。しかし、それを最も明確に宣言されたのが、イエス・キリストなのです。
この世が存在し、人間が存在するように、霊界が存在し、神や悪魔も存在する。実際は、神様や霊界が存在するから、この世や人間が存在すると考えるのが正しいのです。そして、悪魔はできるだけ多くの人間の魂を地獄に連れて行こうとする。しかし、神様は天使を使って人間を救おうとされている、これが信仰の基本なのです。
悪を勧める宗教はありません。善を人々に教え、死後は霊界から天国に入れるように導くのが宗教です。しかし、現実には、この世は悪で満ちあふれています。多くの人々が、「悪魔を神として崇拝」しているのが現実です。これでは、皆、死後は地獄に落ちる。このような霊界の状態に神様が怒り、聖母マリアが悲しんでいる、というのがキリスト教の教えなのです。
人々がなぜ「悪魔を神として崇拝する」ようになったのかと言えば、カネによって洗脳されているからです。「カネを得るためには、多少の悪は受け入れねばならない」、と考えて、徐々に悪を受け入れ、最後には「カネのためには、どんな悪事でもやろう」と悪魔に魂を売ることになる。そして、「悪魔が支配する社会」で、「悪魔に魂を売った人間」は、神の教えに従う者を迫害するようになる。人々は悪魔の機嫌をうかがいながら生活する。そして、世の中は地獄のような世界になる。そして、死後も、そのような人間の魂は地獄に向かう・・・
このような状況を悲しんだ聖母マリアは、過去数世紀にわたってこの世に姿を現し、人々に警告を与えている。特に、21世紀の決定的な時期(第三次世界大戦)が近づくにつれて、ファチマ、ガラバンダール、メジュゴリエ、秋田などに聖母マリアは出現し、人々に警告を与えています。
http://webmagazin-amor.jp/2019/05/24/tokushu31_4/特に、現在のフランシスコ法王の在任中に世界大戦が生じるとの予言もあり、「時は迫っている」との警告が霊界から出されていると考えられます。早ければ、2020年代に世界大戦が生じます。現在のウクライナ戦争は、その前段階だと考えられる。第三次世界大戦が核戦争になれば、何億人もの人間が死亡し、文明は危機に曝されます。
神様が、聖母マリアを派遣して人類に警告を与えるのは当然です。この危機を避けるには、悪魔が支配する社会の中で、悪魔に魂を売ってカネ、地位、幸福を求めて生きるようなことはやめるべきなのです。
すでに2千年前に、イエス・キリストは「死後、金持ちは地獄に落ち、貧乏人は天国に入る」と教えておられるのです。カネは諸悪の根源であり、悪魔の小道具なのです。死後、天国に入って永遠の命を得るには、この世で貧しい生活をすべきなのです。さもなければ、地獄で魂は抹殺されるのです。これが、本当の死なのです。いくら、死後は霊界で魂は生き続け、何度も輪廻転生を繰り返しても、最後は、地獄で魂は抹殺される。これが、心霊主義も教える結論なのです。
悪魔に魂を売って、死後は地獄に落ちる人間ばかりになれば、もはや天使は世界大戦を防ぐこともできなくなる。それを、聖母マリアは19世紀以来、世界各地で警告している。その警告に耳を傾け、カネや富を求める生活はやめるべきなのです・・・
早ければ、数年後に世界大戦が始まり、全人類は悲劇に直面する。しかし、今からでも「善悪問題」を軽視した生活を反省し、聖書を読み、イエス・キリストの教えに従えば、被害は最小限に抑えられるでしょう・・・