2022年9月27日火曜日

「神は幼な子に真理を見せる」、「神は非エリートの貧しい者に真理を見せる」、あの世は存在する・・・

 

アメリカの調査会社ギャラップによれば、1980年代には、死後の世界を信じているアメリカ人は67%だが、地獄の存在を信じるアメリカ人は53%、天国の存在を信じるアメリカ人は71%だった。2020年の調査では、死後の世界を信じているアメリカ人は68.2%だから21世になっても大きな変化はない。

特に顕著なのは、低学歴、低収入の人のアメリカ人ほど、地獄と天国の存在を信じる割合は高い

これは、「神は幼な子に真理を見せる」と聖書に書かれているように、「神は非エリートの貧しい者に真理を見せる」ことに通じる。

この世は、悪魔の支配下にあることは、誰でも薄々感じている。悪を行わなければ、カネは得られない、社会で成功しない、夢は叶わない、この世で幸福にはなれない。実際、「悪魔」の別名は「カネ」なのです。しかし、まだ悪魔(カネ)に洗脳されていない幼児は真理を正しく見ることができる。また、非エリートの貧しい者は、悪魔(カネ)に洗脳される度合いが少ないので、より正しく真理を見ることができる。

そして、死後の世界、天国と地獄の存在を素直に信じるには、幼な子のような心を持つか、悪魔(カネ)の影響力の小さい低学歴、低収入の人でなければならない。これが、教訓です。

そもそも、イエス・キリストがこの世に現れたのは、非エリートの貧しい者を救うためだったのです。そして、イエス・キリストはこの世と霊界(死後の世界)の真理を彼らに教えたのです。そして、イエス・キリストの伝道から2千年後の今も、非エリートの貧しい者はイエス・キリストの教えをより理解することができるのです。だから、エリートや富裕層が天国や地獄の存在を認めなくても、非エリートの貧しい者は天国や地獄の存在を認め、イエス・キリストの教えの正しさを認めているのです。

悪魔はカネで人間を堕落・腐敗させようとする。そして、死後の世界などは存在しないから、この世でできるだけ多くカネを稼いで、この世で物質的に幸福になるべきだとそそのかす。これが、悪魔のカネによる洗脳です。

しかし、イエス・キリストは。この世で貧しい者は死後、天国に受け容れられて、神様の下で幸福に暮らすことができると教えている。また、この世のエリートや富裕層は死後、地獄に入って悪魔の下で苦しい生活を送ると述べている。当然、エリートや富裕層は心からイエス・キリストの教えを信じることはない。だが、非エリートの貧しい者にとっては、イエス・キリストの教えは、まさに福音(喜ばしい教え)なのです。

従って、真理を知るには、幼な子のような純粋な心でこの世と霊界を見るか、非エリートの貧しい者の気持ちでこの世と霊界を見なければ、この世と霊界を悟ることはできないのです。

なお、2020年の「死後の世界」に関する調査によれば、日本人の32.2%しか死後の世界は信じていない。もっともデータを詳細に確認すると、信じない人は34.7%でしかなく、「分からない」と答えた人が32.6%である。つまり、「死後の世界」を否定しない日本人は65.3%になり、アメリカ人とほぼ同じ割合になる。

ただし、日本人の信じる仏教や神道では、死後の世界は曖昧にされている。仏教や神道のエリート(僧侶や神主)は、宗教的知識を自分たちで占有し、一般人には教えない。その点、キリスト教の聖書は誰でも理解できる言葉で幅広く公開されている。だから、キリスト教徒の多いアメリカ人は死後の世界のイメージを持ちやすい。それでも、伝統的な霊性の強い日本人は、心のどこかであの世の存在を信じている。だから、日本では、霊性を売り物にする新興宗教の信者は多い。

さらに、日本人の中の悪魔に魂を売った人間は、イエス・キリストや聖母マリアの名前を使って、自分自身はキリスト教を認める人間であると演じながら、人々の心を悪魔(カネ)に近づけ、贅沢・物欲・虚名を求めさせる。そのために、霊界やUFO、現代物理学まで持ち出して、人々をオカルト的に洗脳する。彼らは、イエス・キリストや聖母マリアの名前を出しながら、イエス・キリストの教えや、聖母マリアの警告には触れない。まさに、狡猾な悪魔の技です。

イエス・キリストの教えや、聖母マリアの警告によれば、カネ(悪魔)を求めて堕落・腐敗した人間が増えすぎたために、神様は今世紀に人類を厳しい試練にあわせることにした、ということです。