2021年11月5日金曜日

「善と悪」の問題は、「生と死」の問題に優先する

 「善と悪」の問題は、「生と死」の問題に優先する。

なぜなら、聖書や古代ギリシア哲学、エジプトの死者の書、チベットの死者の書、キュブラー・ロスやレイミンド・ムディーなどのアメリカの医学者、18世紀の霊能者のスエーデンボルグなどの証言によれば、この世の死後も、人間の魂は存続し、霊界で生きる。

日本でもシスターの鈴木秀子や東大教授の矢作直樹の証言でも、死後の霊魂の存在は裏付けられている。

善人でも、悪人でも死後は、人間の魂は霊界で生きる。世界中の臨死体験の報告書でも、死後の霊界の素晴らしさが報告されている。

しかし、いつまでも魂は、人間界とつながった霊界にいるわけではない。最終的には、天国か地獄に行く。そして、イエス・キリストによれば、又は、聖書によれば、貧しい人間の魂は天国に入り、金持ちの霊は地獄に行く。なぜなら、貧しい人間は善人とみなされ、金持ちは悪人とみなされるからです。

貧しい人間が悪人なら、手段を選ばず金持ちになろうとうする。金持ちが善人なら、自分のカネを貧しい人間に与えて自分も貧乏人になる。だから、例外を除いて、貧しい人間は善人、金持ちは悪人とみなされる。

「生と死」の問題は、善人でも悪人でも、死後は霊界に入るということで解決される。しかし、「善と悪」の問題は、死後、天国か地獄かという結果になる。そして、イエス・キリストによれば、天国に入った善良な霊には「永遠の命」が与えられ、地獄に入った邪悪な霊は、神によって滅ぼされる(2度目の死)。

つまり、「善と悪」の問題は、「生と死」の問題に優先するのです。