東京駅
この世は、善と悪の戦いの場です。これが、聖書の教えです。
「たった一度の人生だから、善悪など気にせず、他人のことなど無視してカネをため、幸福に生きることだ」というのは悪魔の教えです。
「この世の死後はあの世があり、貧しく正義を愛する人間は天国で幸福になる」というのがイエス・キリストの教えです。
霊界の存在を信じる人間にも、「この世では金持ちになって幸福な人生を送り、死後も霊界で幸福に生きろ」というのも悪魔の教えです。
「神を信じる人間は、この世では不幸な他人を無視して幸福な生活を送ることはできず、この世で不幸な人を助け、自分も不幸になっても、死後は天国で幸福になれる」というのがイエス・キリストの教えです。
霊界には、神様に従う善霊と、悪魔に従う悪霊が共に存在している。人間の魂は、死後、霊界に移行し、その本性に応じて天界と地獄に別れてゆく。邪悪な人間の霊は、生きている間には隠されていた凶悪な本性が、霊界では露になり、制約なく悪事を働くことができる地獄に、自ら進んでいく。神の教える愛と真理を愛する善良な人間の霊は、霊界から天界に進んで、神様に近づこうとする。
天界と地獄に別れる前の霊界では、善霊と悪霊が共に存在する。そして、悪霊は霊界から人間界に干渉し、善良な人間を攻撃し、苦しめ、悪魔の教えを広める。世の中の人間の4分の3、75%は悪魔の影響を受けている。悪魔の最終目標は、人間を破壊することだから、当然、この世で善良な人間を攻撃し、苦しめる。悪魔の教えに従った人間も、死後は地獄で悪魔の手先になるが、最終的には、神様に滅ぼされる。この過程の中で、この世では悪魔が手下を使って善良な人間を攻撃し、破滅させようとする。聖書は、そのようにして悪魔から攻撃を受けたイエス・キリストの様子が描かれている。
悪魔とその手先の悪霊は、霊界から人間の心の基盤となる霊に影響を及ぼす。例えば、霊能力者の心の中の霊魂に、悪魔は働きかけ、悪魔の教えを吹き込み、手先として使うこともある。そうすると、霊能力者は「誰でも死後は霊界で幸福に生きれる。この世でも幸福な人生を送り、あの世でも幸福に生きれる」と述べて、むしろ、人を現生の幸福追求に駆り立てる。幸福になるには、カネが必要だから、霊能力者の言葉を信じた人間は、貧乏な他人を無視して自分の幸福だけを追求して金儲けに走る。やがて、そういう人間は幸福のためなら、どんな悪でも受け入れるようになる。これが、悪魔の支配するこの世の真相です。「カネで何でも解決できる」というのが悪魔の教えです。
しかし、イエス・キリストは「カネは悪魔の小道具だ、カネではなく愛と真理で問題を解決すべき」と教えている。カネではなく、神の教えに頼ることで、人間はこの世で神の国に入ることができる、とイエス・キリストは教えている。そして、「金持ちは、死後、天国に入ることはできない」と霊界での運命を述べています。
この世で苦しい人生を送る人間は、悪魔やその手先の悪霊に苦しめられていることが多い。苦しみから脱するために、仏教のような悟りを得ることは、普通の人間には無理です。しかし、聖書なら誰でも読める。神様に救いを求めて祈ることは誰にでもできる。悪を憎み、善と正義を愛する人間が祈れば、神様は本当の守護霊を送ってくれる。これを信じることが信仰なのです・・・
コロナに対しても、神に祈れば、感染は避けられるし、感染しても軽症で済み、重症になっても死亡することはないし、死亡しても天国に行ける。これを信じることが信仰なのです・・・