2022年1月3日月曜日

人類に22世紀はあるか? 7,4,3、1の時系列に基づく予見!

 

新年にあたり、なすべきことは歴史を振り返ることです。

戦後は、1946年から始まり、第二次世界大戦で疲弊した日本は、アメリカのキリスト教精神に基づく民主主義を全面的に取り入れた新憲法の下で戦後の復興を始めることになる。その49年後(7x7)の1995年には、日本のGDPはアメリカに次ぐ世界第二位の規模になり、昭和の終わりからのバブルとその崩壊を乗り越えて、ソ連の崩壊による冷戦の終結に伴って繁栄と太平の世を謳歌していた。しかし、この年、阪神大震災とオウム真理教のテロが発生し、日本国民にも世紀末の不安感が忍び寄って来た。この震災と社会的危機感は、戦後の繁栄に対する大きな警鐘となったのです。

1995年から16年後(4x4)の2011年には、東日本大震災と福島第一原発が起きて、日本だけでなく世界を震災させた。世界では、新世紀、21世紀に入ると直ちにアメリカで同時多発テロが発生し、アメリカはイスラム過激派と戦闘状態に入った。そして、2007年から金融不安が始まり、黒人初のオバマ大統領が誕生する。日本でも、リーマン・ショックと呼ばれた金融危機の影響で保守政権からサヨク系の民主党政権に政権交代が起きた。しかし、この間、経済力を高めた中国が日米欧の民主主義国に対抗する姿勢を強め、その反動もあって日米ともに保守政権が復活する。

さらに、2011年から9年後(3x3)の2020年に、中国からコロナ・パンデミックという世界大感染が発生し、その影響でアメリカでは、アメリカ第一主義を唱えたトランプは大統領に再選されず、日本では安倍が首相を退陣し、習近平の国賓来日も中止された。中国ウイルスで、日米の保守政権が崩壊したことは皮肉だったが、その後任は低支持率に悩むことになった。

そして、2020年から1年後(1x1)の2021年に、コロナ・パンデミックは欧米でさらに猛威を振るい、東京オリンピックも無観客を余儀なくされた。2022年正月の現在でも、イギリスやフランス、アメリカでは、毎日10万人から30万人の感染者が出ている。

戦後、1946年からの時系列を振り返れば、日本では 7x7, 4x4, 3x3, 1x1 という時間幅で劇的な現象が起きてきた。そして、この系列は昨年、2021年に終了したことになる。しかし、2022年にもコロナの終息は考えられない。

ただし、2022年は新たな系列の起点になると考えられる。つまり、新系列が2022年から始まるとすれば、コロナ大感染は1年後(1x1)の2023年に終了し、2023年から9年間(3x3)は平安な期間となり、その後、2032年に新たな悲劇が生じ、2032年から16年後(4x4)の2048年までは平安な時期となり、2048年にさらに大きな悲劇が日本や世界に生じ、その後、49年後(7x7)の2097年には決定的な悲劇が生じる。最悪、22世紀を前に世の終わりが生じ、人類の文明は崩壊するかも知れない。そうすると、2022年は今世紀中の人類文明の崩壊の第一歩だということになる。

実際、18世紀の科学者ニュートンは、「この世の終わりは2060年から始まる」との予言を書いており、同じく18世紀の霊能者スウェーデンボルグは、「最後の審判は霊界では終了し、2~3世紀後に人間界でもその結果が現れる」と述べている。

イエス・キリストは2000年前に、この世に現れた。イエス・キリストの2000年前にはユダヤ人の始祖、アブラハムがこの世に現れた。イエス・キリストから2000年たった今、神は人類の歴史を終焉させるかも知れない。ということは、人類に22世紀はないと言うことになる。

ただし、憐れみ深い神様は、人間が悔い改め、腐敗と堕落の文明を放棄して、聖書に従った神の国を目指した文明を打ち立てれば、人類を亡ぼすことはしないと思われる。

そのためには、カネは悪魔の化身だとの意識をもって、「カネより神を選ぶ」ことです。宇宙の創造主、神様への愛と、隣人への愛を実践することです。

まだ、22世紀までには時間がある。カネまみれの社会や文明を作り直す時間はまだある。これが、2022年の新年にあたっての歴史の反省です・・・ 

この意味で、世界最強のキリスト教国家アメリカ、何十億人もの信徒を有する世界のキリスト教会やバチカンの反省と対応が求められるのです・・・