2023年10月29日日曜日

この世を、カネで支配する悪魔に対抗するには?

 

この世のさまざまな問題は、人間の欲のせいです。そして、人間の欲を煽っているのは悪魔だというのがキリスト教です。

また、生きて行くためには、必要な悪を受け入れなければならない、と考えるのが普通の人間です。この考えの背後にいるのも悪魔だと考えるべきです。

そして、悪魔はカネの形を取って人間社会に入り込んでいると考えるべきなのです。

カネの絡むところには悪魔がいる。従って、キリスト教の修道士や仏教の修行僧などは、形だけでも清貧の生活をします。悪魔の影響下にある俗世間の影響を受けないためです。しかし、彼らの背後には巨大な宗教組織であるバチカンやプロテスタントの団体、大寺院や仏教組織があります。そういう組織にも当然、悪魔は入り込みます。ましてや、一般企業、役所、団体にも悪魔は入り込んでいる。これが、霊的、宗教的な正しい判断です。要するに、世の中の全ての組織、団体は悪魔の影響下にあるのです。

実際に、悪魔に魂を売ることなく1円でも稼ぐことは出来ません。この世の経済も悪魔の支配下にあるのです。これが、この世の実相です。

だから、イエス・キリストは「人は神を愛するか、カネを愛するかのどちらかしかない」と言っています。

仏教の「正しい生き方」の勧めや、「修行」の意味は、このような悪魔と戦うことを意味します。

悪魔は「カネ」の形を取って人間社会に浸透しています。人は、「カネ」を得るには自分の魂を悪魔に売ることを求められます。そして、次々と悪を受け入れて行きます。最初は小さな悪であっても、豊かな生活を「カネ」の力で実現するほど、カネが必要になり、その分だけ悪を受け入れることになる。1万円を稼ぐには、1万件の悪を受け入れ、1億円を稼ぐには1億件の悪を許容するようになる。だから、「富裕層やエリート」は死後、天国に入れないのです。これが、本当のキリスト教です。しかし、宗教団体は富裕層やエリートの信徒を獲得し、巨額の寄付を得ようとします。彼らのカネを狙っているからです。そして、教義を曖昧にし、イエス・キリストや仏陀などの教えを正しく伝えません。

そこで、心霊主義やスピリチュアリズムに走る人が出てきます。

しかし、霊界にいるのは神や天使、菩薩や如来などの善霊ばかりではありません。悪魔や悪霊も霊界にいて、この世の人間を破滅させようと狙っています。霊視者のスウェーデンボルグによれば、神様や天使が人間を守らなければ、人間はたちどころに悪魔の餌食になります。だから、清貧生活をするには、神様への信仰心が重要なのです。信仰心のある神父や牧師、僧侶などは常に神様や善霊に祈って身を守っています。

密教僧や祈禱師、拝み屋、霊能者と言われる人も、善霊の助けがなければ、悪魔の影響を受け大金と引き換えに自分の魂を悪魔に売り渡す可能性があります。

だから、聖書を自分で読み、神様に祈ることが安全な宗教生活なのです。その上で、教会や寺院に出向けば、悪魔の影響から守られるのです。

いずれにしても、この世はカネに姿を変えた悪魔の影響下にあることを、まず、理解する必要があります。しかし、悪魔に魂を売るようなことをしなければ、神様が助けてくれると信じることが信仰なのです。

日本の伝統的な清貧生活をするとともに、聖書を読んで悪魔と戦ったイエス・キリストの教えを知ることが必要なのです。

人間は皆、死後、霊界に行きます。霊界の入り口を通れば(臨死体験の世界)天国か地獄への岐路に立ちます。生きている間に悪魔に魂を売った人間(富裕層やエリートなど)は、神様の真理と愛の光に耐えられず地獄の暗闇を選びます。そして、地獄でこの世の法律や道徳に縛られずに、自分が同化した悪魔の本性に従って醜悪、狂暴な姿をさらします。そのような人間が、自ら、地獄の火の海に飛び込んで怪物のような姿になるのを、聖母マリアによって地獄を見せられたファチマの子供たちは証言しています。

あまりに多くの人間が悪魔に魂を売って地獄に向かのを悲しんだ聖母マリアは、1917年にポルトガルのファチマに現れて人類に警告を発したのがファチマの奇跡の真相です。

それから、100年、いまだに世の中は悪魔に魂を売ってカネを求める人間ばかりです。だから、もう神様は人間を守らないと考えられる。これが、聖母マリアの警告です。だから、今世紀中に第三次世界大戦や自然大災害が生じる。それでも、イエス・キリストが地球に再来し、人類を救うと信じるのが本当のキリスト教です。

つまり、あなたがこの世で苦しむ理由は、神様、霊界、悪魔がかかわった問題なのです。神様に敵対する悪魔が出来るだけ多くの人間の魂を得ようとしているのです、カネという小道具を使って。カネを得るには、悪魔に魂を売れというのが悪魔の誘いなのです。実際に、欧米では悪魔払いの儀式が行われ、日本でも密教などでは魔除けの儀式が行わエている。しかし、霊的な問題には、イエス・キリストの教えが最も力がある。

従って、清貧生活を送って聖書を読めば、神様が助けを送ってくれる、ということを信じるのが正しい生き方なのです。これが、仏教や神道の修行の意味でもあるのです。霊界の全ての善霊、大霊の上に、万物の創造主である唯一の神を認めることで、宗教悪からも守られるのです・・・