日本人のキリスト教徒は、人口の10%しかいない。しかし、現在の日本は、キリスト教のお陰を被っている。
現在の日本の民主主義は、80年前の日米戦争で日本が敗北し、アメリカの占領下に置かれ、占領軍のマッカーサー司令官の指導により、アメリカのキリスト教的民主主義に基づく新憲法を採用して成立したのです。つまり、今の日本は準キリスト教国家なのです。
伝統的な神道や仏教が、現在の日本社会の基盤なのではない。明治維新以降、政府が強要して来た天皇神道は、アメリカ軍に敗北したことで、事実上、亡びたのです。ただし、国内の安定のために天皇は憲法上の地位を与えられている。また、神道のさまざまな神を信じる人間も多い。ただし、本来、キリスト教の信仰は仏教や神道と対立するものではない。
そもそも、宗教は霊界を信じることです。霊界にはさまざまな霊がいる。仏教や神道の大霊もいる。イエス・キリストの霊もいる。その霊界を作ったのが「真の神様」であり、その神様がイエス・キリストの姿を取って人間界に現れ、死後は、霊界でイエス・キリストの霊となっている。霊としては、仏陀の霊もイエス・キリストの霊も同じだが、「真の神様」に直接つながっているのは、イエス・キリストの霊なのです。
実際、世界の主流は、霊界の創造主の「真の神様」を認める一神教です。そして、その中でもキリスト教がこの2000年間の世界の文明を成立させたのです。人類の主流のキリスト教を認めることで、日本も世界から認められるのです。
だから、日本の新宗教では、イエス・キリストの霊を取り入れるものが多い。霊界を取り上げる以上、イエス・キリストの霊は無視できないのです。事実は、霊界のさまざまな大霊の上に、霊界の創造主である「真の神様」が存在するのです。その「真の神様」の姿を変えたものがイエス・キリストであると、信じるのがキリスト教なのです。従って、仏教や神道の大霊を否定する必要はないのです。
ただし、明治維新以来の天皇神道は、日米戦争で国民300万人を戦死させたことによって、その霊的効力は失われている。天皇神道が崇める大霊の威力も、イエス・キリストの霊力の前では無意味なのです。
問題は、欧米のキリスト教文化の堕落・腐敗です。物質文明の繁栄を追求する限り、「真の神様」の教えを実現することはできない。日本人がキリスト教を学ぶ場合、頼るべきは聖書なのです。教会で学ぶことは多いが、教会にも悪魔が入り込むことを忘れてはならない。
さらに、宗教・教祖に超能力や霊能力を求める人々にとっても、イエス・キリストが史上最大の霊能力者であることを認める必要がある。過去2000年間の世界文明を成立させたのは、イエス・キリストの霊能力の賜物なのです。その例が、現在の日本国憲法です。
超能力や霊能力は、悪魔でも人間に与えることができるが、「真の神様」やイエス・キリスト、天使、善霊によって与えられる超能力や霊能力だけが信頼できるのです。日本の祈禱師、拝み屋、修験僧、密教系の僧侶も超能力や霊能力を使うことはあるが、信用できるのは、「真の神様」やイエス・キリストから与えられる超能力や霊能力なのです。
この宇宙は霊界のエネルギーから作られたものであり、信仰者はこのエネルギーを使えるようになる。これは、イエス・キリストが宣言していることです。新宗教の教祖に頼らなくても、自分で聖書を読んで信仰を深めれば、超能力や霊能力を発揮できる。イエス・キリストも、「幼児のように純粋な気持ちになれば、超能力や霊能力が得られる」と語っている。実際に、1970年代にはスプーン曲げなどの超能力を見せる子供が多く出現した。
要は、この世も、霊界も「唯一の絶対神」が作られたものであり、その下にさまざまな霊が存在するのを認めることです。そして、霊界には悪魔もいることを警戒しなければならない。従って、「この世と霊界の支配者である唯一の絶対神」を崇拝することが正しいのです。そして、イエス・キリストや聖書が、その「真の神様」に一番、近いのです。
日本人と日本国が、「真の神様」に向かうには、アメリカのように大統領制を採用することです。「真の神様」の下の大統領が、日本を救うことになる。信仰心も霊能力も曖昧な天皇家をかついでいては、日本の社会の改善は見込めない。
家庭にキリスト教の聖書を備え、国民の象徴は公選による大統領とすることで、日本国民も政府も救われるのです。