信用できる教祖とは?
どの新宗教でも、教祖の霊能力や超能力をアピールする。また、教祖の宗教知識や学識をアピールする。しかし、本当の霊能力を持ち、霊的な知識を持った教祖は多くない。
イエス・キリストや仏陀のように霊能力を持ち、霊的な知識を持っている教祖や、神父、僧侶、神主、修行者、祈禱師は多くない。
かつてのオウム真理教の教祖も、霊能力や宗教知識を売りものにしていたが、自分の呪力ではなくカネの力や暴力を使って問題を解決しようとした。彼は法廷で超能力を全く示せなかった。その宗教知識も法廷では相手にもされなかった。しかし、その霊能力や宗教知識に幻惑された信徒は多かった。彼は、霊能力というものが実際に存在することを知っており、宗教知識も得ていたのだろうが、彼自身には霊能力もなく、知識も浅かったことが法廷で明らかになった。他の新宗教の団体も似たような状況にあると思われる。
念力によるスプーン曲げや、1m数分間の空中浮揚もできない教祖は信じるべきではない。また、心霊治療もできない教祖を信じるべきではない。また、何日も断食ができるような教祖でなければ、信用できない。
それでも、悪魔に憑かれた人間でもそのような超能力を発揮することがある。霊能力や超能力以上に、どれだけ貧しい人を助けているかがポイントです。信徒からお布施や寄付金を集めるような宗教団体は信用できない。教祖がどれだけ善人であるか、ということがポイントです。
そもそも、イエス・キリストや仏陀は信徒を集めて金もうけをしようとしたのではない。教団のリーダーになっても、彼らは貧しい生活を続けており、社会的な権力も求めなかった。だから、彼らは霊能力や超能力を失わなかったのです。
イエス・キリストは「私の信徒は、狼の群れの中の子羊のようなものだ」と言っている。狼の群れのような宗教団体に入れば、信徒は食い殺される。しかし、イエス・キリストの信徒は、神様が守って下さると考えるのが本当のイエス・キリストの信徒です。
また、イエス・キリストはカネを配って貧乏人を助けたわけでもない。愛の重要性を教え、病人を霊能力で癒したのです。経済的な利益を求めて、宗教に入るのは間違いです。治癒力のある心霊家もいますが、対価を求める心霊家は信用できない。つまり、自分で聖書を読んで霊能力を高め、病に打ち勝つことが重要なのです。そして、神を愛し、貧しい隣人を愛することで、多くの問題が解決できるのです。
とにかく、霊能力や超能力のない宗教団体は信用できない。心霊治療のできない宗教団体も信用できない。世の中で出版されている宗教書以上の知識のない宗教団体も信用できない。要するに、宗教団体を作る宗教などは信用できない。イエス・キリストも仏陀も、宗教団体を運営しようとしたわけではない。イエス・キリストや仏陀の教えは、全ての人間を対象とするものであり、信徒だけを相手にするものではないのです。
そこで、自ら聖書を読み、イエス・キリストの教えを学び、この世と霊界の創造主である神様に祈ることで、自分の霊能力を高め、カネではなく神様の力で問題を解決することが本当の宗教活動なのです。
とにかく、イエス・キリストや仏陀のように、ホームレスのような教祖でなければ信用すべきでなく、カネを集める宗教団体は信用すべきではないのです。超能力があっても、神様につながっている証拠にもならないのです。
悪魔は企業、役所、宗教団体にも入り込む。この世の組織のトップは全てカネと悪魔に洗脳されていると考えて間違いはない。彼らは狼の群れとなって、善良な人間を待ち構えているのです・・・