悪魔が人間を洗脳するのに、「たった一度の人生だから~」という言葉を使う。
つまり、「たった一度の人生だから、手段を選ばず、幸福を追求しろ」ということです。そして、悪魔に洗脳された人間は、どんな手段を取ってでも幸福になろうとする。即ち、詐欺的行為、欺瞞、追従、裏切りを平気で行うようになる。
犯罪者が、若者を犯罪行為に巻き込むのにも、このセリフで若者を洗脳しようとする。「たった一度の人生だから、この程度のことはやっても当然だ」という誤った考えを吹き込む。そして、洗脳された若者は、一種の宗教的確信をもって悪事を働く。
しかし、救世主イエス・キリストの教えによれば、「死後の世界は存在し、貧乏人は天国に入り幸福になる」。だから、この世では悪魔の誘惑を避けて、悪事を行わず、善行を行い、富を求めてはならない、と言うのが本当のイエス・キリストの教えになる。
それでも、悪魔に洗脳される人間は後を絶たない。おまけに、テレビでもネットでも、自分の幸福を見せびらかす人間は後を絶たない。消費者の欲望を掻き立てて、自社の製品を購入させようとするコマーシャルが溢れている。そして、欲望を満たすにはカネが必要だということになる。だから、漫画のようなオレオレ詐欺事件も後を絶たない。平たく言えば、悪魔の合言葉は、「たった一度の人生だから~」ということになる。
問題は、この言葉に洗脳された人間は、確信をもって、巧妙な犯罪行為を行う。一般人には想像もつかないような巧妙で、計画的、もしくは、非人間的な行為を行う。例えば、裁判官が裏で犯罪者と組んで大金を稼ぐような行為です。あるいは、大臣がエリート官僚を使って脱法行為で巨額の利益を得るような行為です。
従って、世の中が良くなるには、「たった一度の人生だから~」という悪魔の教えではなく、「死後の世界は存在し、貧乏人は天国に入り幸福になる」というイエス・キリストの教えを信じることです。
むしろ、このイエス・キリストの教えを強調しない教会、牧師に問題がある、ということになる。