東京の神社
聖書によれば、「死後の世界」はある。
善人や貧乏人は死後、「天国」に行き幸福になり、永遠の命を与えられる。
しかし、悪人や金持ちは、「地獄」で悪魔に支配され、やがて、悪魔と共に神によって滅ぼされる。
これを信じれば、誰もが善人として貧乏を目指して生きなければならない。金持ちの信者は、富を捨て、カネを貧乏人に与えて貧しくなり、善人となるように努力しなければならない。これは、大革命です。実際、この世の富と幸福ではなく、死後の幸福を求めて生きるのは、今の世では狂気の沙汰です。
しかし、死後の世界は有るか、無いか分からない。天国や地獄は作り話しだと考える人は多い。そんな不確かな話より、現実の生活のためにはカネが大事だ、と考える。
普通の人間は、「臨死体験や心霊現象も科学的には証明されていない。怪しげな宗教に近づくのは危険だ。キリスト教の牧師や神父も、『金持ちは死後、天国に入れない』とは言わない。やはり、この世で金もうけをして幸福になるのが大事だ」と考える。
しかし、人々が、死後は存在することに気が付けば、間違いなくその生き方は変わる。死の恐怖から救われるだけでなく、今度は、死後の幸福を考えることになる。そこで、イエス・キリストは、「貧乏人は天国に入れるが、金持ちは天国に入れない」と宣言している。ここで、皆が、立ち止まる。金持ちを敵視する宗教など信じる必要がない、とほとんどの人が考える。実際に、教会も寺院も、宗教団体は富裕増からの寄付に頼っている。だから、このイエス・キリストの教えはキリスト教の世界でも大きくは取り上げない。ヴァチカンのローマ法王自身が、世界で最も高価な教会施設で、最高の富裕層の生活をしている。しかし、キリスト教は本来、貧者のための貧乏を讃える宗教だったのです。
悪魔は、この世で幸福と富を求める人間が、死後の世界を信じることなく、幸福や富のためにはどんな悪事でも行うことを期待している。だから、悪魔は、イエス・キリストの死後の世界に対する教えを隠そうとする。そのために、牧師などの心にも悪魔は入り込む。
悪魔が支配するこの社会では、政府、企業、テレビ、新聞、学界、芸能界の幹部を悪魔が支配し、イエス・キリストの死後の世界に対する教えを無視させようとしている。「死後のことより、今、カネ儲けをしろ」と言うのが社会の常識になっている。
しかし、死後の世界が存在し、天国と地獄も存在すれば、この世の仕組み、経済、宗教、学問も全てくつがえされる。人々が、死後の世界が存在し、天国と地獄も存在することに気づけば、大革命が生じる・・・
イエス・キリストは、2千年前に既に「貧乏人は天国に入れるが、金持ちは天国に入れない」と宣言しているのです・・・
「貧」は悪の欠如を意味し、「カネ」は悪を意味するのです。だから、貧乏人は死後に「天国」に受け容れられ、富裕層は「地獄」に行くのです・・・