2012年9月26日水曜日

「死は安楽より出る」、危機や試練が日本の政治家を鍛える?



孟子曰く、「死は安楽より出る」

安楽な人生は死に至る。平穏な人生の先には死しかない。波乱万丈、辛苦苦難の中に本当の人生がある。

人生というものは、明るい平原を何事もなく歩きわたるようなものではない、とロシアのことわざにもある。

神は英雄には、まず試練を与える。この試験に合格しなければ、神様に使ってもらえない。

日本の政治家でもそうです。

岸信介は戦後A級戦犯で米軍に逮捕され、2~3年くらい収容所に入れられていた。

佐藤栄作は、賄賂問題でもう少しで逮捕されるところだった。

阿倍晋太郎は病という試練を超えられなかった。

そして、阿倍晋三は2007年に首相を赤恥辞任し、今、再度チャレンジしている。

まあ、苦労知らずの2世議員がどんなに正義感ぶっても、人の心を打たないが、誰でもそれなりの修行をすれば、一応、世の中で使ってもらえるレベルにはなる。

しかし、町村、石原、林というのは如何にも苦労も、修行も中途半端という感じがする。

いやしくも、実質世界第二の経済大国日本の首相になるのに、経済も外交も、日本の歴史も不勉強というわけにはいかない!

中国の人民に、なぜ尖閣諸島が日本領かを説明できるようでないとダメだ。

日本国民に、なぜ、大震災後の増税が許されないかを説明できるようでないとダメだ。

世界に、なぜ、原子力は現状の技術水準では極力回避すべきか、放射性廃棄物は南極大陸に格納しなければならないかを説明できるようでないとダメだ。

しかし、問題は野田首相です。

「近いうち解散」で谷垣総裁を騙したことは全国民が知っている。それなのに、野田は厚顔無恥にも総理の座にしがみつく。これは、もう犯罪的行為です。

全国の有権者は土曜・日曜には上京して、官邸前・国会前で野田の退陣を要求すべきです。警備の警官も支援してくれる?

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新宿