さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。
2 そして、四十日四十夜、断食をし、そののち空腹になられた。
3 すると試みる者がきて言った、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」。
4 イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある」。
5 それから悪魔は、イエスを聖なる都に連れて行き、宮の頂上に立たせて
6 言った、「もしあなたが神の子であるなら、下へ飛びおりてごらんなさい。『神はあなたのために御使たちにお命じになると、あなたの足が石に打ちつけられないように、彼らはあなたを手でささえるであろう』と書いてありますから」。
7 イエスは彼に言われた、「『主なるあなたの神を試みてはならない』とまた書いてある」。
8 次に悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華とを見せて
9 言った、「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう」。
10 するとイエスは彼に言われた、「サタンよ、退け。『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」。
11 そこで、悪魔はイエスを離れ去り、そして、御使たちがみもとにきて仕えた。(マタイによる福音書 第 4 章)
4 Then Jesus was led by the Spirit into the wilderness to be tempted by the devil. 2 After fasting forty days and forty nights, he was hungry. 3 The tempter came to him and said, “If you are the Son of God, tell these stones to become bread.”
4 Jesus answered, “It is written: ‘Man shall not live on bread alone, but on every word that comes from the mouth of God.’”
5 Then the devil took him to the holy city and had him stand on the highest point of the temple. 6 “If you are the Son of God,” he said, “throw yourself down. For it is written:
“‘He will command his angels concerning you,
and they will lift you up in their hands,
so that you will not strike your foot against a stone.’”
7 Jesus answered him, “It is also written: ‘Do not put the Lord your God to the test.’”
8 Again, the devil took him to a very high mountain and showed him all the kingdoms of the world and their splendor. 9 “All this I will give you,” he said, “if you will bow down and worship me.”
10 Jesus said to him, “Away from me, Satan! For it is written: ‘Worship the Lord your God, and serve him only.’”
11 Then the devil left him, and angels came and attended him.
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この箇所は、悪魔によるイエス・キリストの試みとされている福音書でもよく知られた場面です。
AIでは、「新約聖書のルカによる福音書4章1節から13節と、マタイによる福音書4章1節から11節に出てきます。イエスは荒れ野で40日間、悪魔から誘惑を受けたと記されています (search.biblegateway.com)」とされています。
また、「マタイは、イエスが悪魔に完全に勝つ姿をはっきり見せる流れです。
ルカは、エルサレムを物語の焦点に置く並べ方になっていて、最後を神殿で終える点が特徴です。これはルカ全体でエルサレムが重要な場所だからだと読まれることがあります (ginza-church.com)」と説明されている。
この世界は、神様、イエス・キリスト、そして、悪魔の3人が主人公だということが、よく分かります。最後になるのが人間です。つまり、人間は神様のおかげで存在し、イエス・キリストの精神によって生きるのだが、悪魔が人間を地獄に連れ込もうとしている。なお、神様の周辺には聖霊や大霊、天使などが、存在するようになるが、これは、神様が霊界を作られたときに、必然的に生まれてきたものだと考えられる。仏教のブッダという大霊に従ってもよいが、その先には万物(ブッダも含む)の創造主の神様がおられるのです。霊的な仏教とは、万物の創造主の神様を認めることでもあります。ただし、この神様を「宇宙の法則」や「霊的な法則」、「何か偉大なもの」と宗教を離れて呼ぶこともある。科学とは、「宇宙の真理」を究めることだという考え方もある。しかし、単純に神様を知ることが科学でもある、と考えることもできる。
また、悪魔は、人間として現れたイエス・キリストすら誘惑し、試し、地獄に引きずりこうもうとする。AIでは、
「イエスは40日の断食の後に、悪魔から主に3つの誘惑を受けます。
誘惑 内容
パンの誘惑 石をパンにしろと言う
権力の誘惑 世の国々を与えると言う
試す誘惑 神に守らせてみろと言う
イエスはそのたびに聖書の言葉で退けたとされています (biblegateway.com)」と述べている。
つまり、人間なら食欲には勝てない、また、権力への誘惑には勝てない、そして、神様の力を試してみたいという誘惑にも勝てない。だから、富裕層になったり、エリートになったり、どれだけ自分に神様から与えられた知恵や力があるのかを誇りたくなる。これは、悪魔の誘惑なのです。
つまり、富裕層、エリート、学者・宗教家・スポーツ選手・芸能人・芸術家など、他人より優れた力があることを誇るものは、悪魔の影響下にあるのです。ただし、経済力や権力を人のために用いたり、芸術やスポーツの才能を人を喜ばせるために高めたり、その道を極めて神様に喜んでもらいたい、というふうに考えるのは、神様も受け入れてくれる。
つまり、神様の存在をただ信じて、欲も出さず、神様の与えてくれた運命を信じて生きることが、人間には求められるのです。つまり、幼児のように、神様の愛を信じて、神様にすがるのが好ましい生き方なのです。悪魔のつけ入るスキのない自然な生き方が望まれる。
人間は、上下、損得、好き嫌いなどの感覚があり、自分を中心に考えるものです。自分を世界の中心に置き、その自分を満たすのが神だと考えるようになる。しかし、全ては神様によって生じており、存在し、神様のご栄光のために自分も存在するのだと考えるのが正しい。自分の全てが、神様のお陰だと考えるべきです。自分を存在させられた神差に感謝するのが正しい生き方です。
また、全ての人間を作ったのは、自分ではなく神様である以上、他人の上にも神様がおり、神様の作った他人も尊重しなければならない。これが、隣人愛の出発点です。神様が人間を存在させたいと考えるなら、自分でなくても誰でも良いことになる。神様が自分を選ぶか、他人を選ぶかは、神様次第なのです。この意味で、人間は謙虚でなければならない。
しかし、神を演じる悪魔に騙されて、自分は神、つまり、神を演じる悪魔に愛されているなどと間違って考える人間もいる。悪魔や富やカネを神様だとして崇める人間もいる。拝金主義者になっているのが、文明人だということになる。だから、今の物質文明は、神様の真理から離れているので、いずれ崩壊すると考えらえる。(UFOの宇宙人から、文明は2032年から崩壊すると予言された人間もいる。)
その文明の崩壊の時に、イエス・キリストが再び、この世に現れて人々を救うというのが、本来のキリスト教なのです。そして、霊的な意味を重視すれば、霊的なキリスト教になる。
心霊的なキリスト教も、真実のキリスト教に近い。悪魔の罠にはまってはならないが、心霊的な道からイエス・キリストを理解することも重要なのです。ただし、悪魔も霊的な力を持った存在だということを忘れてはならない。
悪魔の誘惑の恐ろしさを、福音書では警告しているのです。
