2026年7月30日木曜日

「よく聞きなさい。イスラエル人の中にも、これほどの信仰を見たことがない」 (マタイによる福音書 第 8 章) (“Truly I tell you, I have not found anyone in Israel with such great faith.")

 

5 さて、イエスがカペナウムに帰ってこられたとき、ある百卒長がみもとにきて訴えて言った、
6 「主よ、わたしの僕が中風でひどく苦しんで、家に寝ています」。
7 イエスは彼に、「わたしが行ってなおしてあげよう」と言われた。
8 そこで百卒長は答えて言った、「主よ、わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。ただ、お言葉を下さい。そうすれば僕はなおります。
9 わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。
10 イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた人々に言われた、「よく聞きなさい。イスラエル人の中にも、これほどの信仰を見たことがない。
11 なお、あなたがたに言うが、多くの人が東から西からきて、天国で、アブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席につくが、
12 この国の子らは外のやみに追い出され、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう」。
13 それからイエスは百卒長に「行け、あなたの信じたとおりになるように」と言われた。すると、ちょうどその時に、僕はいやされた。(マタイによる福音書 第 8 章)

5 When Jesus had entered Capernaum, a centurion came to him, asking for help. 6 “Lord,” he said, “my servant lies at home paralyzed, suffering terribly.”
7 Jesus said to him, “Shall I come and heal him?”
8 The centurion replied, “Lord, I do not deserve to have you come under my roof. But just say the word, and my servant will be healed. 9 For I myself am a man under authority, with soldiers under me. I tell this one, ‘Go,’ and he goes; and that one, ‘Come,’ and he comes. I say to my servant, ‘Do this,’ and he does it.”
10 When Jesus heard this, he was amazed and said to those following him, “Truly I tell you, I have not found anyone in Israel with such great faith. 11 I say to you that many will come from the east and the west, and will take their places at the feast with Abraham, Isaac and Jacob in the kingdom of heaven. 12 But the subjects of the kingdom will be thrown outside, into the darkness, where there will be weeping and gnashing of teeth.”
13 Then Jesus said to the centurion, “Go! Let it be done just as you believed it would.” And his servant was healed at that moment.
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これは、ローマ軍の将校(百卒長)が、イエス・キリストが感心するほどの神様への信仰心を持っていたことを、イエスが誉めた言葉です。

「イスラエル人の中にも、これほどの信仰を見たことがない」というのは、強い誉め言葉です。

そして、信仰心のない者は、「外のやみに追い出され、そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりする」と述べられたのです。
これは、死後、霊界で天国に受け入れられなかった者たちの、恨み、悲しみ、怒りを表している。霊界で、天国に受け入れらなかった者は、後悔して泣き叫ぶのです。

この世では、悪魔に洗脳され、悪魔の教えに従って、富や地位を得て、悪魔(カネ)を神と崇めた者たちは、当然、神様の直接支配する天国には受け入れてもらえない。つまり、この世でエリートや富裕層であった者は、天国には入れないのです。それを、イエスは明確に述べておられるのです。この世の価値観と、死後の霊界の価値観は正反対なのです。

なお、パレスチナを植民地支配していたローマ軍の中にも、イエスが認める神様の信仰者がいたことは、将来、ローマ帝国にキリスト教が広まることを予感させている。

そして、イエス・キリストが念じたことで、百卒長の召し使い(僕、しもべ)は癒されたのです。これは、特に印象深い出来事だったので、聖書に記録されているわけです。

しかし、最も印象的なのは、「わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。ただ、お言葉を下さい。そうすれば僕はなおります」という百卒長の言葉です。この謙虚さが、信仰心を表しているのです。

今の世の中でも、地位を得たり、有名になって富裕増になったりした者は、物質的な成功を誇り、ホームレスのような聖者には頭は下げません。だから、この世の成功者は、霊界では評価されないのです。

特に、美食、美酒、女性との交際などを貧しい人に見せつけるものは、悪魔に洗脳されています。

信用できるのは、ホームレスのような宗教者だけです。天国に受け入れられるのは、清貧生活をし、貧しい隣人を助け、聖書を読んで暮らすような貧しき者、小さな者、弱き者なのです。ただし、彼らは死後、霊界で豊かになり、大きくなり、強くなるのです。