2026年8月28日金曜日

「無知の言葉をもって、/神の計りごとを暗くするこの者はだれか」 (ヨブ記 第 38 章) (“Who is this that obscures my plans with words without knowledge?”)


この時、主はつむじ風の中からヨブに答えられた、
2 「無知の言葉をもって、/神の計りごとを暗くするこの者はだれか。
3 あなたは腰に帯して、男らしくせよ。わたしはあなたに尋ねる、わたしに答えよ。
4 わたしが地の基をすえた時、どこにいたか。もしあなたが知っているなら言え。
5 あなたがもし知っているなら、/だれがその度量を定めたか。だれが測りなわを地の上に張ったか。
6 その土台は何の上に置かれたか。その隅の石はだれがすえたか。」(ヨブ記 第 38 章)

38 Then the Lord spoke to Job out of the storm. He said:
2 “Who is this that obscures my plans
with words without knowledge?
3 Brace yourself like a man;
I will question you,
and you shall answer me.
4 “Where were you when I laid the earth’s foundation?
Tell me, if you understand.
5 Who marked off its dimensions? Surely you know!
Who stretched a measuring line across it?
6 On what were its footings set,
or who laid its cornerstone—
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Wikipedia によれば、「『ヨブ記』は、『旧約聖書』に収められている書物で、ユダヤ教では「諸書」の範疇の三番目に数えられている。ユダヤ教の伝統では同書を執筆したのはモーセであったとされているが、実際の作者は不詳。高等批評に立つ者は、紀元前5世紀から紀元前3世紀ごろにパレスチナで成立した文献と見る・・・『ヨブ記』では古より人間社会の中に存在していた神の裁きと苦難に関する問題に焦点が当てられている。正しい人に悪い事が起きる、すなわち何も悪い事をしていないのに苦しまねばならない、という『義人の苦難』というテーマを扱った文献として知られている。」

また、この文書では、「サタンは、ヨブの信仰心の動機を怪しみ、ヨブの信仰は利益を期待してのものであって、財産を失えば神を面と向かって呪うだろうと指摘する。サタンの試みは、ヨブの無償の信仰及び無償の愛の世界観の否定である。神はヨブを信頼しており、サタンの指摘を受け入れて財産を奪うことを認め、ただし、命に手を出すことを禁ずる・・・」と記されている。

要するに、悪魔は神様に、ヨブは神様から恵みを与えられているから、神様を拝んでいるにすぎないとして、ヨブの信仰心を試すことを提案し、神様は受け入れたという話しです。

結果は、神様がヨブに姿を見せると、ヨブは正しい信仰心を見せて神様を満足させ、悪魔は退散する。

インドでブッダが現れ、中国で孔子が現れ、ギリシアでソクラテスが現れた頃、ユダヤ人はヨブ記を書いて、神様を信仰すべきことを旧約聖書で主張した。悪魔の存在を明確に意識して書かれているのは注目に値する。

人間の心に悪魔が入れば、人間は神様を疑い、神様への信仰心を捨てる。その証拠に、人間は不幸になれば、神様を呪うということを、悪魔は神様に証明しようとして、ヨブを不幸にするが、最後までヨブは神様への信仰心を捨てず、悪魔は敗北する。

それでも、ヨブ記が書かれた後、何世紀も立って、神様がユダヤ人を救うために、自分の子のイエス・キリストを人間界に送らねばならないほど、ローマ帝国の支配のもとで、ユダタ人はローマ帝国がもたらした物質文明の影響の下で、神様への信仰心を失いそうになり、悪魔の手先になろうとしていた。

このときのイエス・キリストの言動を描いたのが新約聖書です。

人類を代表する民族となったユダヤ人の宗教を旧約聖書で学び、現在の文明の基礎となったキリスト教の新約聖書の福音書を学ぶことが、ブッダやソクラテス、孔子を学び、仏教、ギリシア文明、中国の古典思想、そして、日本神道や日本の霊性を学んだうえで、日本人が学ぶべきことなのです。

そうすれば、日本人も世界の主流のキリスト教を通じて、世界を代表する民族になることができるのです。

今の地球の人類を代表する国民・民族はアメリカ人やユダヤ人ですが、日本人も彼らに肩を並べる力や霊能力があることを世界に示す必要があります。そのために、聖書を学ぶ必要があるのです。

この世の宗教書の中で、神様と人間と悪魔の会話が記載されているという点で、ユニークなのが、このヨブ記なのです。