2026年8月2日日曜日

「まず子供たちに十分食べさすべきである。子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」 (マルコによる福音書 第 7 章) (“First let the children eat all they want,” he told her, “for it is not right to take the children’s bread and toss it to the dogs.”)


17 イエスが群衆を離れて家にはいられると、弟子たちはこの・について尋ねた。
18 すると、言われた、「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中にはいって来るものは、人を汚し得ないことが、わからないのか。
19 それは人の心の中にはいるのではなく、腹の中にはいり、そして、外に出て行くだけである」。イエスはこのように、どんな食物でもきよいものとされた。
20 さらに言われた、「人から出て来るもの、それが人をけがすのである。
21 すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、
22 姦淫、強欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴。
23 これらの悪はすべて内部から出てきて、人をけがすのである」。
24 さて、イエスは、そこを立ち去って、ツロの地方に行かれた。そして、だれにも知れないように、家の中にはいられたが、隠れていることができなかった。
25 そして、けがれた霊につかれた幼い娘をもつ女が、イエスのことをすぐ聞きつけてきて、その足もとにひれ伏した。
26 この女はギリシヤ人で、スロ・フェニキヤの生れであった。そして、娘から悪霊を追い出してくださいとお願いした。
27 イエスは女に言われた、「まず子供たちに十分食べさすべきである。子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。
28 すると女は答えて言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、食卓の下にいる小犬も、子供たちのパンくずは、いただきます」。
29 そこでイエスは言われた、「その言葉で、じゅうぶんである。お帰りなさい。悪霊は娘から出てしまった」。
30 そこで、女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。(マルコによる福音書 第 7 章)

17 After he had left the crowd and entered the house, his disciples asked him about this parable. 18 “Are you so dull?” he asked. “Don’t you see that nothing that enters a person from the outside can defile them? 19 For it doesn’t go into their heart but into their stomach, and then out of the body.” (In saying this, Jesus declared all foods clean.) 20 He went on: “What comes out of a person is what defiles them. 21 For it is from within, out of a person’s heart, that evil thoughts come—sexual immorality, theft, murder, 22 adultery, greed, malice, deceit, lewdness, envy, slander, arrogance and folly. 23 All these evils come from inside and defile a person.”
24 Jesus left that place and went to the vicinity of Tyre.[g] He entered a house and did not want anyone to know it; yet he could not keep his presence secret. 25 In fact, as soon as she heard about him, a woman whose little daughter was possessed by an impure spirit came and fell at his feet. 26 The woman was a Greek, born in Syrian Phoenicia. She begged Jesus to drive the demon out of her daughter. 27 “First let the children eat all they want,” he told her, “for it is not right to take the children’s bread and toss it to the dogs.” 28 “Lord,” she replied, “even the dogs under the table eat the children’s crumbs.” 29 Then he told her, “For such a reply, you may go; the demon has left your daughter.” 30 She went home and found her child lying on the bed, and the demon gone.
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これは、子供たちに与える食事を、犬に先に与えている母親を戒めたイエス・キリストの言葉です。

人間の霊格は動物の霊より上だというのが、イエスの教えです。飼い犬よりも後回しにされた幼児の霊は、それを不満に思い、そこに悪霊が入り込んだのです。いくらペットを可愛がっていても、動物を人間より可愛がるというのは、よくない。

現在でも、ペットをホームレスの人間より大事にする飼い主がいろが、これは間違っている。ペットの犬や猫には専用のドッグ・フードなどを与えるが、目の前のホームレスの人間を無視する人間もいるが、これは間違っている。ペットにカネを出すよりも、困っている人を助けるのが大事なのです。今でも、このイエスの教えは通用する。人間の霊は、動物の霊よりも格が上なのです。それを間違えると、幼児の霊も不満に思い、そこに、悪霊が入り込む。

そのイエスの戒めに、ペットを可愛がっている母親は、「食卓の下にいる小犬も、子供たちのパンくずは、いただきます」と述べて、イエスの言い分を認めたが、犬に対する自分の愛情も正当化した。その母親の言葉に譲歩の気持ちを感じたイエスは、「その言葉で、じゅうぶんである。お帰りなさい。悪霊は娘から出てしまった」と答えられた。そして、実際に、悪霊は幼児から出て行った。母親が、イエスの教えを受け入れたからです。

つまり、自分の気持ちを弁護しても、イエス・キリストの言葉を受け入れるのなら、霊的な効果が出るのです。

また、イエスは食べ物が人を汚すことない、人を汚すのは人の心から出る「不品行、盗み、殺人、姦淫、強欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴」であると述べて、宗教的にも食べモノの規定は無意味だと述べられたのです。

ユダヤ教やイスラム教では、食べ物に関する規定があるが、キリスト教徒や日本人はそのような規則を持たない。ただし、植物や動物には毒を持った生物もいる。逆に、薬として働く生物もいる。長い歴史の中で、そのような貴重な知識を人間は貯め来たので、そのような知識は尊重すべきです。

人の心を汚すのは、人が食べるものではなく、血筋や遺伝でもなく、人の心が発するものだというのが、イエス・キリストの教えなのです。

人間には、悪の遺伝子というものはない。また、天才の遺伝子というものもない。全ては、霊の動きに従う心が生み出すものなのです。ただし、それを悪魔は利用して、善悪の区別などない、善悪は人間が生み出したものだという誤った考えを人間に吹き込む。確かに、善や悪のDNAはないが、そおそも、神様は善の心から生じた愛の気持ちで人間を作られたのです。従って、善は人間の魂に本質的に与えられている。神様は、「全善」と呼ばエル善の極致なのです。

UFOに乗った宇宙人から、「善悪は人間の心が作り出した幻想だ」と教えられたと主張する人間もいるが、それなら、その宇宙人には悪魔が入り込んでいることになる。宇宙人にも、悪魔の取り付いた存在がいる。だから、宇宙人を警戒せよというのは正しい。

いずれにしても、「私の言葉に反対しないものは、賛成するものである」とイエス・キリストは教えておられる。